『池田知隆の原発事故ウオッチ⑫』ー『最悪のシナリオから考えるー3号機の暴走について』
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑫』
『最悪のシナリオから考えるー3号機の暴走について』
池田知隆(ジャーナリスト)
5/4(水)毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」から
(小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の話です。ラジオ
を聞き起こしたものが友人から送られてきました)
(小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の話です。ラジオ
を聞き起こしたものが友人から送られてきました)
福島第1の作業、進んでいるのは1号機、作業員が入れるように、中の放射能を減らす換気装置を設置中で、原子炉への注水、格納容器の水棺、この水をどう冷やすかで作業が進んでおり、汚染水を熱交換で冷やす予定なのです(水を空冷)、水を循環させて、原子炉を100℃以下に冷やしたいものの、うまくいくかは不明です。
菅総理、工程表どおりに行けば、避難民は年明けにも帰れるとの見解を示しています。原子炉の安定化を、6~9ヶ月としているのですが、工程表どおりに行くかは不明です。
それで小出先生のお話で、多くのリスナーから質問が来ており、福島第1の3号機の爆発、動画サイトで話題を呼んでおり、3/14に爆発、水素爆発と言われているが、核爆発ではないかと海外から指摘されています(アメリカの原子力の専門家)、1号機の水素爆発ではなく、黒い煙があるのですが、これについて、核爆発(核暴走)が使用済み燃料プールで起こるとは思っていなかった、爆発したが、水素爆発と思っているし、水素爆発は核爆発だが、核暴走のことはたぶんないと思われるのです。
が、いろいろなデータを見て、包括的核実験禁止条約の国際的な監視機関の測定器(日本は高崎)が微量の放射能を監視しているのですが、ここのデータより、3/15~16にかけて、空気中の放射能が、ヨウ素135が大量にあった、これは半減期6.7時間の比較的短いもので、3日で1/1000になるのですが、原子炉が3/11に停止したならば、ヨウ素135はこの時にないのに、4日たって(何千分の一になっているのに)、高崎で出ていると膨大な量があり、この測定値が正しければ、3/15~16に出ている、つまり、3号機の爆発でできたと考慮しないといけない、水素爆発だけならヨウ素135はこんなに出ない、再びウランの核分裂が進んだと仮想されます。
水素爆発を引き金に、核分裂が使用済み燃料から出た可能性があるのです。が、放射能測定で東電も間違えたデータを何度も出しており、データの間違いの可能性もあるものの、データが正しければ、核暴走の可能性あり、しかし、それとレベル7との関連なし(環境に出た放射能は大量で、それが融けた原子炉から出たか、核暴走かは不明)、出た放射能の量は動かないのです。
が、もし最初から核暴走と言われていたら、レベル7のショックは少なかったと近藤さん語りました。核暴走が日本の原子炉で、それも使用済み燃料プールで起きるとは思われなかったが、ものすごい意外なことのおきた可能性もあるのです。が、核暴走は瞬間であり、もう終わっている、しかし核分裂でできる放射性物質は同じで、短い時間に放射性物質は、閉じ込めておけたらなくなるのに、むき出しの使用済み燃料から大量の放射性物質が出た可能性もあります。
核暴走でも、それは一瞬なので、今後やることに変わりはないのです。これにより、我々があわてる、不安がることはないのです。ただ、情報が正確か分からないので、その点に留意はいります。
この後ラジオに出る、大阪大学の住田健二名誉教授、小出先生とまったく違う、推進側ではあるものの、率直で、自分で責任を取る人であり、1999年のJCO事故では現場で指揮を取り事故収束に働いた(やったことに小出先生として文句はあるが)、今の原子力安全委員会に比べたら大変にマシとのコメントがありました。
懸念の3号機の核暴走(核爆発)について、詳細に聞けてよかったです。またお知らせいたします。
(以上引用)
瓢漫亭通信(池田知隆ブログ)
関連記事
-
-
ジョーク日本史(6)西郷隆盛の弟・西郷従道②ー兄以上の超大物 で 『バカなのか、利口なのか』『なんでもござれ大臣」の面白エピソード、機智、ユーモア
ジョーク日本史(6) 西郷隆盛の弟・西郷従道は兄以上の超大物 『バ …
-
-
<まとめ>『日清戦争,日露戦争』の戦略を立案した参謀総長・川上操六の<最強のインテリジェンス>こそ明治躍進のカギ②
<まとめ>川上操六について② 『日清戦争』『日露戦争』 …
-
-
「今から130年前のびっくり話!』★『1905年日露戦争完勝のクリスマスの夜、パリで最高にもてた日本人』★『あの強い日本人か?」と店内の金髪女性総立ちで、次々にキスの総攻撃にあった』という、うそのようなホントの話!』
前坂俊之(静岡県立大学名誉教授) 1・・パリで最高にもてたのは日本 …
-
-
速報(459『神戸大学大学院・木村幹教授の「中国とどうつきあうか」講演動画●『リー・クアンユー氏「日本は 「下り坂」と予測』
速報(459)『日本のメルトダウン』 ●<神戸大学大学 …
-
-
速報(102)『日本のメルトダウン』●(小出裕章動画情報3本)『最大の犯罪者、東電と国が事故を小さく見せようとしている』ほか
速報(102)『日本のメルトダウン』 ●(小出裕章動画情報3本) …
-
-
『日本を滅ぼした軍閥の研究』★『陸軍工兵の父』上原勇作陸軍大臣の誕生と上原閥の形成ー明治の山県閥、大正の上原閥が陸軍を壟断(ろうだん)し、昭和陸軍の暴走の要因ともなった』(上)』
逗子なぎさ橋珈琲店テラス・富士山を眺めながら講義「日本軍事史」 20 …
-
-
日本リーダーパワー史(552)「日露戦争での戦略情報の開祖」福島安正中佐➁こそ「日英同盟」締結への井戸を掘った
日本リーダーパワー史(552) 「日露戦争での戦略情報の開祖」福島安正中佐➁ ― …
-
-
日本リーダーパワー史(243)150年かわらぬ日本の派閥政治の根幹<尾崎咢堂の語る首相のリーダーシップとは
日本リーダーパワー史(243) <尾崎咢堂の語る明治の首相の …
-
-
日本リーダーパワー史(442)「北朝鮮の激震内幕」深層解説ー前田康博氏から張成沢処刑の背景を聞く(動画40分/12/19)
日本リーダーパワー史(442) ◎「北朝鮮の激震内幕」 …
-
-
池田龍夫のマスコミ時評(28)「抑止力」一辺倒の危うさ- 新防衛大綱の「動的防衛力」
池田龍夫のマスコミ時評(28) 「抑止力」一辺倒の危うさ̵ …
