速報(74)『日本のメルトダウン』ー動画まとめ10本『汚染除去装置が動いても課題―小出裕章』ほか
速報(74)『日本のメルトダウン』
動画まとめ10本『汚染除去装置が動いても課題―小出裕章』
『バズビー教授チェルノブイリと同じく深刻 それ以上の人口が被爆』
『バズビー教授チェルノブイリと同じく深刻 それ以上の人口が被爆』
前坂 俊之(ジャーナリスト)
2011年6月18日
2011年6月17日のテレビ朝日「報道ステーション」に小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)がVTR出演されました。
録画
汚染水処理システムについて:小出裕章
(小出先生登場は開始後2分48秒あたりから)
小出先生の説明部分(上記Youtubeページより転載)
=====
要するに水(汚染水)の中からゼオライトあるいは別の
化学物質の方にくっ付けるということだけなのであって
それ(放射性物質)は全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので
それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
(除去装置が)仮にまともに動いたとしても
まだまだ大変だろうと思います
要するに水(汚染水)の中からゼオライトあるいは別の
化学物質の方にくっ付けるということだけなのであって
それ(放射性物質)は全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので
それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
(除去装置が)仮にまともに動いたとしても
まだまだ大変だろうと思います
2011年6月16日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。
番組案内
2011年6月16日【木】
水野アナ被災地リポ~仮設住宅の現状
今夜も水野アナが被災地・石巻市雄勝町水浜地区からリポートです。避難所暮らしを余儀なくされている被災者の皆さんが待ちこがれる「仮設住宅」。ただ自活も求められるため大変な面もあります。
「仮設の現状」を実際に仮設住宅に入居した被災者の方にも出演して頂きお伝えします。小出先生の原発事故解説も!
水野アナ被災地リポ~仮設住宅の現状
今夜も水野アナが被災地・石巻市雄勝町水浜地区からリポートです。避難所暮らしを余儀なくされている被災者の皆さんが待ちこがれる「仮設住宅」。ただ自活も求められるため大変な面もあります。
「仮設の現状」を実際に仮設住宅に入居した被災者の方にも出演して頂きお伝えします。小出先生の原発事故解説も!
録音
20110616 たね蒔きジャーナル京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
要約
・(リスナーからの質問。汚染水の影響で海から離れていたサーファーが戻ってきている。先生の見解は?)海の汚染度を自治体が調べて公表することから始めてほしい。汚染度が分からない状態でサーフィンをするのは危険だ。
・(汚染水浄化システムの試運転が始まった。ゼオライトは毎日交換する必要があるというが、水での冷却が続く限り延々と動かすのか?)そうだ。
・(浄化に使ったゼオライトの汚染は1立方センチで1億ベクレル。1.5メートルのマジックハンドで交換するというが、離れれば放射線の量は弱まるか?)それなりに弱まるが、猛烈に汚れており被曝は大変なことになる。密着は危険すぎるから離れるべきだが、あまりに離れると操作が困難。被曝の蓄積が心配。
・(汚染水の浄化装置でたまったゼオライトの最終的処理は?ドラム缶1万本分の汚泥になるというが?)決まってないと思う。大変な汚染物であり、どこかに埋めることもできないし、取り扱いは被曝をしながらになる。今後の重い課題。
・(福島県が脱原発を復興基本理念にするという。県内で放射性廃棄物処分を受け入れないというメッセージだというが、国内に最終廃棄場は?)ない。福島原発周辺には広大な汚染地ができており、国としてはそこを狙うだろうが、県は逃れたいのだろう。誰にとっても受け入れたくないものだが、これまでの歴史でいえば弱いところがやられている。日本人ひとりひとりに突きつけられている。
・(福島ですべての生徒、児童、園児に線量計をもたせる。心配は低線量被曝だが、長い間浴び続けるとどう影響する?)基本的にガンや白血病の発生頻度が増える。特にこどもは放射線感受性が高く、なんとか被曝を減らさないといけない。
・(その方法は?)こどもが集中的に集まって遊ぶ場所の表土をはぎとることは絶対やってほしい。あとは、よく遊ぶ場所を親の責任できれいにする。マスクを習慣づける。汚染度の高い食べものは与えないようにする。
・(表土をはぎとってもそれを処分する必要がある?)そう。放射能は消えないので移動することしかできない。
・(処分の仕方というのは地中に埋めるとか海の沖の方に投棄する?)海に捨てるのは条約で禁止されている。唯一可能なのは放射能の墓場をつくること。福島原発周辺は多分人が住むことができないため、一部を墓場にして、汚染の強さに応じて仕分けをして建物の中にいれたり地中に埋めたりするしかない。
・(どのくらい続く?)半減期が30年と長いセシウムが一番問題だが、1000分の1になるまで300年かかる。福島の汚染物も最低300年間は閉じ込める必要がある。
全体書き起こし
翻訳:千早@オーストラリアさん ありがとうございました。
" Credit goes to …"を書くのを忘れ大変失礼しました。
" Credit goes to …"を書くのを忘れ大変失礼しました。
バズビー教授は 70キロ以内は少なくとも避難すべき と述べています。
残っている子供たちを早く安全な場所へ…
お願いします
「3号機の あれは水素爆発ではなく 核爆発(核反応)だった、と私は見ている。原子炉ではなく、使用済み燃料プール内でのね、おそらく。 そして現在も核分裂 が進行中と推測する。これに覆いをするのは不可能だ 」 - バズビー教授
●『原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビ番組)』1/3
●『原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビ番組)2/3』
●『なぜプルトニウムを吸い込むのが危険なのか』(ドイツのテレビ番組)
●『アルジャジーラ:日本の原発政策と日本のマスメディア』
11/04/09にアップロード
●『1/2【原発事故】10年後の日本 2021年(1)』
2011/04/15にアップロード
●『2/2【原発事故】10年後の日本 2021年(2)』
関連記事
-
-
日本リーダーパワー史(437)正体を現した残忍無比の独裁処刑国家・北朝鮮金正恩体制は脱出者も激増させる
日本リーダーパワー史(437) 正体を現した残忍無比の独 …
-
-
日本リーダーパワー史(601)『安倍・歴史外交への教訓(7)「世界史の中での日韓関係のパーセプションギャップ⓶」―秀吉以降の平和外交の朝鮮通信使を最も歓迎したのは長州藩、長州と韓国の深い関係
日本リーダーパワー史(601) 『安倍・歴史外交への教訓(7) 「世界史の …
-
-
『オンライン講座/日本興亡史の研究⑧』★『児玉源太郎の電光石火の解決力④』★『明治32年1月、山本権兵衛海相は『陸主海従』の大本営条例の改正を申し出た』★『この「大本営条例改正」めぐって陸海軍対立が続いたが、児玉参謀次長は即座に解決した』
2017/06/01 日本リーダーパワー史(8 …
-
-
『日米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々」★『水野広徳年譜●『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし』』
米戦争に反対した』反戦の海軍大佐・水野広徳の取材ノート/遺品の数々 前坂 俊之( …
-
-
日本メルトダウン脱出法(803)「にわかに危険度の増す米ロ核戦争、発端は間違い』●「FT執筆陣が占う2016年の世界、恒例の大予測:原油価格から米大統領選、サッカー欧州選手権まで」●「日本のイノベーションに光を当てたパイオニア 青色LEDで世界を変え、次の奇跡の開発に挑む中村修二氏」(英FT紙)
日本メルトダウン脱出法(803) にわかに危険度の増す米ロ核戦争、発端は間違 …
-
-
日本リーダーパワー史(670) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(52) 「インテリジェンスの父・川上操六参謀総長(50)の急死とその影響ー陸軍での川上の存在がいかに大きかったか
日本リーダーパワー史(670) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』( …
-
-
村田久芳の文芸評論『安岡章太郎論」②「海辺の光景へ、海辺の光景から』
2009,10,10 文芸評論 『安岡章太郎論』 村田 …
-
-
日本リーダーパワー史(403)『安倍国難突破内閣は最強のリーダーシップを発揮①『2013年末までの短期国家戦略プログラム』
日本リーダーパワー史(403) 『安倍国難突破内閣は最強のリーダーシップを発 …
-
-
<名リーダーの名言・金言・格言・苦言(22) 『リーダーは“両耳判断”せよ』 『持てる力を一点に集中すれば、必ず穴があく』
<名リーダーの名言・金言・格言・苦言 ・千言集(22) 前 …
-
-
『Z世代のためのオープン講座』★『2022年の世界情勢はどう変化したのか(上)』★『米中間選挙の結果は?下院は共和党、上院は民主党が維持へ』★『トランプ氏が機先を制して出馬表明』
前坂俊之(静岡県立大学国際関係学部名誉教授) 202 …