日本リーダーパワー史(196)『明治天皇のリーダーシップ①』ー大津事件で国難を未然に防いだ決断力(上)
2015/01/02
日本歴史上の最大の国難、今後ますます被害が出る事故の収束が見えない状況の中で、何と管直人前首相がお遍路さんとなって、のほほんと旅に出ている。なぜ、被災住民のところを巡礼しないのか。
管の意識の中ではサラリーマン・総理大臣がリタイアして、一息ついた感じなのである。そして、個人の趣味の世界に帰る。生涯政治家、国、国民、世界の運命を考えているのではないのだ。政治家の高給だけはいただいている税金泥棒の1身にすぎない。田中正造が政治家で足尾銅山事件を徹底追求し、やめてからは廃村になった谷中村に入り被災村で最後まで戦った情熱も不屈の意志もない、ただのボンクラである。
一方、この20年の国政混乱の亡国の政治家・小沢一郎が国民、世界の前で堂々と政治潔白なり、世界観、政治理念をかあるのではなく、裁判を批判し、リ政治のリーダシップを無責任にも批判、自己弁明し、それは自分の言い分が全部流れるのでインターネット放送で流したという醜い映像がテレビで報じられていた。。2人とも日本の最高リーダーであるという自覚も、責任感も皆無な姿にあきれ返る以上に憤りを覚える。
また、こうした亡国の政治家のやりたい放題を批判もせず、唯々諾々と放送しているテレビ(原発推進勢力)、新聞とは一体ジャーナリズムと言えるのか。
さて、国の運命は一体どうなるのか、それを予想し、あやまた方向に進むのに対して待ったをかけるのがジャーナリズムの役割である。日本の亡国は止められるのか。
しかし、それも無理であろう。「ローマ帝国」「大英英国」を例に引かずとも、どのような国だって亡ぶのは万古不変の法則である。まして「自滅国家・無責任国家日本」の悲劇は今、眼前で繰り広げらている。
朕は親しく御見舞の意を表するがために昨朝、早々に東京を発し、昨夜到著したが、夜中の御尋ねは、却て殿下の御障にならんと存じて今日御尋ねした次第である、どうか、殿下には充分の御療養を加へ、速か、に平癒して、東京その他の都市、山水を遍ねく遊覧せられんことを朕は深く願っている」
関連記事
-
-
『Z世代のための百歳女性学入門③」★『ギネス天女姉妹からの応援メッセージ』★『蟹江ぎん(108)、きん(107)さんの元気長寿10ヵ条など』
2011/06/27 百歳学入門(26) 記 …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ㉞ 』●「ドイツの脱原発:環境保全と国際競争力のジレンマ」(川口マーン惠美氏)
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ㉞ 』 &nbs …
-
-
『Z世代への百歳学入門』★『知的巨人たちの百歳学(126)『野上弥生子』(99歳)「私から見るとまだ子供みたいな人が、その能力が発揮できる年なのに老いを楽しむ方に回っていてね」
2015/09/25 知的巨人たちの百歳学(126) 『 …
-
-
★(再録)日中関係がギグシャクしている今だからこそ、もう1度 振り返りたいー『中國革命/孫文を熱血支援した 日本人革命家たち①(1回→15回連載)犬養毅、宮崎滔天、平山周、頭山満、梅屋庄吉、秋山定輔ら
(再録)日中関係ギグシャクしている今こそ、 振り返りたい『辛亥革命/孫文を熱血 …
-
-
日本リーダーパワー史(606)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』②「ペリー黒船来航情報を無視、無策で徳川幕府崩壊へ②「オランダからの来航予告に対応せず、猜疑心と怯惰のため時間を無駄にすごした」【勝海舟)
日本リーダーパワー史(606) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』② (開国 …
-
-
明治150年歴史の再検証『世界史を変えた北清事変①』-『ドイツ、ロシア、フランス、イギリスらの中国侵略に民衆が立ち上がった義和団事件が勃発』★『連合軍の要請で出兵した日本軍が大活躍、北清事変勝利の原動力となった』
明治150年歴史の再検証 『世界史を変えた北清事変①』 義和団事件の発生 18 …
-
-
下村海南著『日本の黒幕」★『杉山茂丸と秋山定輔』の比較論
2003年7 月 前坂 俊之(静岡県立大学教授) 明治国家の参謀、明治政府の大物 …
-
-
知的巨人の百歳学(161 )記事再録/作家・宇野千代(98歳)『生きて行く私』長寿10訓ー何歳になってもヨーイドン。ヨーイドン教の教祖なのよ。
2012/11/22 百歳学入門( …
-
-
高杉晋吾レポート⑯7月末の新潟県集中豪雨被害ルポ(下) 被災から身を守る住民の力、 脱ダムへ!治水政策の転換を!③
高杉晋吾レポート⑯ 7月末の新潟県集中豪雨被害のルポルタ―ジュ(下) ダムは現代 …
-
-
★人気動画記事再録―『文豪菊池寛と直木三十五の友情物語』●『直木三十五-「芸術は短く、貧乏は長し」と詠んで『直木賞』に名を残す』★『 菊池寛・文壇の大御所を生んだのは盗まれたマント事件』
お笑い日本文学史『文芸春秋編」① ●直木三十五-「芸術は短く、貧乏は長し」 と詠 …
