前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(195)●『欧州の金融機関31行が資金不足』『チェルノブイリ事故の小児ガンについて』『石橋克彦の記者会見』

      2015/01/01

速報(195)『日本のメルトダウン』
 
●『欧州の金融機関31行が資金不足、資本増強
に11兆8000億円必要
「チェルノブイリ事故の小児に対する長期経過の
解析のロシア研究者の記者会見
石橋克彦・神戸大学名誉教授(地震学)の記者
会見―巨大地震について
 
前坂俊之(ジャーナリスト)

 ●『欧州の金融機関31行が資金不足、資本増強に118000億円必要』(日経)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE2EBE2E2E3
8DE2EBE3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

F国際ビジネスマンのコメント
「欧州主要銀行の半分近くが資本注入の対象という報告です。纏まった公表は初めてではないでしょうか。実際には恐らく過半数以上が対象ではないでしょうか?EUの景気は急速に悪化しており、民間の不良債権の増加と共に、更に増えて行く訳です。
 並行してEU各国の税収が減少する、国債の利率が高止まりするという、負のサイクルが結構加速するのでは、と思います。注入は、小出しでは効果が持続しません。独、仏、が国益を犠牲に、EU益中心でどこまで譲歩するかに掛かっています。ガン細胞を120%取り切る思い切った金額が必要です。
 金利の高騰とともに国債発行が難しくなっており、景気の悪化 が銀行の不良債権を増加させているのが現状です。数字の悪化が常に流動的で、マイナスに加速し、根本的な信用回復には数年を要すると思います。
 各種財政支出の徹底した抑制の結果、政治情勢の混乱、失業率の一層の悪化など、ヨーロッパは様変わりの混乱に拍車が掛かります。」
 
 
 
●『ECBが25bp利下げ、国債購入拡大・IMF融資案には否定的』
ロイター
2011 12 9 07:16 JST
 
 
 
 
 
●『治療にあたってきたルミャンツェフ教授が記者会見―
「チェルノブイリ事故の小児に対する長期経過の解析』
 

Alexander G Rumyantsev, M.D. Ph.D. Director of Center of Pediatric Hematology, Oncology and Immunology, Russian Federation

ロシアのチェルノブイリ原発事故の子どもへの影響を研究し、治療にあたってきたルミャンツェフ教授が記者会見し「チェルノブイリ事故の小児に対する長期経過の解析」と題して、内部被曝、甲状腺がん、福島原発事故の対策などについて語った。

チェルノブイリ事故による小児甲状腺がんの特徴や発生率、チェルノブイリ・シンドローム、内部被曝などの点について分析した。さらに福島原発事故とチェルノブイリを比較した。放射線由来の疾患の危険性が高いグループとして、胎児期に被曝した子ども、汚染地域から避難した子ども、除染作業員の子どもをあげ、放射線と病気との関係を解明するよう国際的な協力をよびかけた。放射能汚染の危険性を心配する人々に向けて、国の解決策を待つのではなく予防のプログラムがあると指摘し、汚染された土壌の管理・除染、手洗いや野菜・果物の洗浄、ビタミン摂取など毎日続けるべき方法を列挙した。低レベル放射線の人体への影響はわからず、精神的なストレスを受ける人も多いため、専門家を組織して対策を検討する重要性を強調した。

司会 日本記者クラブ専務理事 中井良則
通訳 稲本智佳子

使用した資料
http://www.jnpc.or.jp/files/2011/11/42327d7729936868de72836320c4a0be.pdf日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2011/11/r00023608/

●「石橋克彦・神戸大学名誉教授(地震学)の記者会見―巨大地震について」
シリーズ企画「3.11大震災」

司会 日本記者クラブ企画委員 瀬口晴義(東京新聞)

石橋克彦氏のブログ
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html

日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2011/11/r00023552/

 - 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『Z世代のための日本近現代史の復習問題』★『徳川時代の身分制度(士農工商)をぶち破り、近代日本の扉を開いた民主主義革命家・吉田松陰の教育論から学ぶ①』

松下村塾で行われた教育実践は「暗記ではなく議論と行動」★『160年前に西欧によっ …

no image
高杉晋吾レポート⑫「脱原発」「脱ダム」時代の官僚像ーー元、淀川水系流域委員長 宮本博司氏インタビュー(中)

高杉晋吾レポート⑫   ダム推進バリバリの元国交省エリート、宮本博司が …

no image
日本リーダーパワー史(704)「福沢諭吉はなぜ「脱亜論」に一転したか」⑩『林董(ただす)外務次官の証言する朝鮮防穀令事件の真相』防穀令により朝鮮地方官がワイロを貪った。

日本リーダーパワー史(704) 日中韓150年史の真実(9) 「福沢諭吉はなぜ「 …

no image
日本の「戦略思想不在の歴史」⑶日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起きたか③『現在の北朝鮮問題と同じケース、一国平和主義に閉じこもっていた鎌倉日本に対して世界大帝国『元』から朝貢(属国化)に来なければ武力攻撃して、日本を滅ぼすと恫喝してきた!、国難迫る!』

日本の「戦略思想不在の歴史」⑶ 日本で最初の対外戦争「元寇の役」の内幕 第4回目 …

『Z世代のための昭和史敗戦講座』★『太平洋戦争敗戦(1945/8/15)の日』★『斬殺された森近衛師団長の遺言<なぜ日本は敗れたのかー日本降伏の原因』★『日本陸軍(日本の国家システム中枢/最大/最強の中央官僚制度の欠陥)の発足から滅亡までを 日露戦争まで遡って考えないと敗戦の原因は見えてこない』

    2020/02/02 &nbsp …

『Z世代のための<憲政の神様・尾崎咢堂の語る「対中国・韓国論⑤」の講義⑬』★『日中韓150年対立・戦争史ー尾崎行雄の「支那(中国)滅亡論(下)」(1901年(明治34)11月「中央公論」掲載)『清国に政治的能力なし。なぜ税関の役人はすべて外国人か、日本人なのか?中国人はいない不思議の国?』

    2013/07/12 &nbsp …

no image
日中北朝鮮150年戦争史(10) 日清戦争の発端ー陸奥宗光の『蹇々録』で読む④日清戦争の原因の1つとなった『東学党の乱の実態と朝鮮事情』〔明治26年6月4日 時事新報』(朝鮮内政の悪政、無法、混乱と財政の紊乱は極まれり)ー現在の北朝鮮と全く同じ

   日中北朝鮮150年戦争史(10)    日清戦争の発端 …

no image
速報(132)『日本のメルトダウン』★「ドイツのエネルギー問題」” システムへの衝撃 ” 電力関連業界が・・<英エコノミスト8/20>

速報(132)『日本のメルトダウン』   ★「ドイツのエネルギー問題」 …

『Z世代のための日本金融史講座①』★『総理大臣と日銀総裁の決断突破力の研究』★『アベクロミクスの責任論と<男子の本懐>と叫んだ浜口雄幸首相は「財政再建、デフレ政策を推進して命が助かった者はいない。自分は死を覚悟してやるので、一緒に死んでくれないか」と井上準之助蔵相を説得した』

「逗子なぎさ橋通信、24/06/20/am800] 2019/10/23 &nb …

no image
感動ビデオ・日本の大逆転力(1)【サッカー・五輪】U 23 日本のドーハの歓喜から奇跡へ/大躍進の秘密ー全ゴールハイライト(動画)一挙公開!➡手倉森「勇気と感動を日本へ届けられた」

感動ビデオー 日本の大逆転力(1)   手倉森「勇気と感動を日本へ届け …