池田龍夫のマスコミ時評(49)『米兵を異常犯罪に走らせたTBI(外傷性脳損傷)』★『格納容器,排気塔にフィルター無し』
TBIというのは比較的新しい概念です。同じTBIでも実際に頭部に目に見える外傷のある、例えば頭蓋骨陥没などを伴っているものは昔もありました。
ですが、イラク戦争以降で問題になっているのは道路脇の爆弾テロなどによる『音速を越える』爆風に兵士が晒された際の問題です。分厚いヘルメットや戦闘服で保護していれば良いとは言えず、比重の重いもので防御していても衝撃波は伝播して、脳内の神経系統を麻痺させるというケース(医学的にはまだ完全にメカニズムが解明されたわけではないのですが)が問題になっています」。
アフガンが再び国際テロの温床に逆戻りしないために、米欧軍の早期撤退には慎重さが求められる。米政府は派遣部隊の管理を徹底し、カルザイ政権との協力関係を再構築し、国際部隊の撤退が本格化する前に、タリバンとの対話を再開して停戦への道筋をつけねばならない。
この点につき、原子炉設計者だった後藤政志氏(芝浦工大非常勤講師)は事故後、「排気塔にフィルター設置を献言したが、採用されなかった」と指摘していた。フィルターが設置されていれば、外部への放射線物質排出を最小限にとどめることができたという。
フィルター設置には1基20億~40億円かかるそうだが、フランスやスイスなどでは当たり前の設備だという。安全管理の思想が日本の原子力政策から欠落していることを物語る証拠で、この調査報道を高く評価したい。
歴任。著書に『新聞の虚報と誤報』『崖っぷちの新聞』、共著に『沖縄と日米安保』。
関連記事
-
-
『Z世代のための昭和100年、戦後80 年の戦争史講座』★『 日本の「戦略思想不在の歴史」⑵-日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起きたか②』★『モンゴル帝国は計6回も日本に使者を送り、外交、貿易、 属国化を迫ってきた』
2019/10/01『リーダーシップの日本近現代史』(67)記事再編集 『日本を …
-
-
太平洋戦争末期の日本終戦外交ー『繆斌(みょうひん)工作』の謎
太平洋戦争末期の日本終戦外交 『繆斌(みょうひん)工作』の謎 …
-
-
日本リーダーパワー史(663) 『昭和の大宰相・吉田茂のジョーク集』③吉田首相は五次にわたる内閣で、実数79人、延べ114人の大臣を『 粗製乱造』した。その『吉田ワンマン学校」で「果たしてステーツマン(政治家)を何人つくることができたのか」
日本リーダーパワー史(663) 『昭和の大宰相・吉田茂のジョーク集』 ③ …
-
-
片野勧の衝撃レポート(75)★原発と国家―【封印された核の真実】⑪ (1974~78)ー原発ナショナリズムの台頭(下)カーター米大統領の核拡散防止政策
片野勧の衝撃レポート(75) ★原発と国家―【封印された核の真実】⑪ (1974 …
-
-
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』⑥-『朝鮮の各国との通商こそ,国土保全の所以である(上)』(1882/12)
『中国紙『申報』からみた『日中韓150年戦争史』 日中韓のパーセプ …
-
-
『Z世代のための独ベルツによる「日中韓」500年史講座②』★「ヨーロッパ第一のアジア研究者ベルツによる500年の三国志と<日清・日露戦争はなぜ起こったのか>の理由②』
「逗子なぎさ橋通信、24/06/13/am720] クイズ『坂の上 …
-
-
2014年ー世界経済トレンド・ウオッチ⑤』「揺らぐ世界経済:景気回復はどれほど脆弱か」「問題山積なのに米ドルが安定の理由( 英FT紙)
「2014年ー世界経済トレンド …
-
-
近現代史の重要復習問題/記事再録/「日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー、 リスク管理 、インテリジェンス⑦」★『人間、万事金の世の中、金の切れ目が縁の切れ目、これが資本主義のルール』★『米中覇権争いもGAFA、国家、企業、個人の盛衰、格差拡大、階層の二分化もこの原則に従う』
「国難日本史の歴史復習問題」ー 『山座円次郎の外交力』●『山座が「伊藤公を叩き殺 …
-
-
オンライン講座/『終戦70年・日本敗戦史(135)』★『昭和史の大誤算を振り返る』★「国を焦土と化しても」と国際連盟脱退した荒木陸相、森恪、松岡洋右のコンビと、それを一致協力して支持した新聞の敗北』★『日本は諸外国との間で最も重要な橋を自ら焼き捨すてた」とグルー米駐日大使は批判』
2015/08/17&nbs …
-
-
<日中韓三国志・新聞資料編>『韓国併合』(1910年)を外国新聞はどう報道したか①』<『北朝鮮問題』を考える参考記事>
<日中韓三国志・新聞資料編> 『韓国併合』(1910年)を外国新聞 …
