前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

池田龍夫のマスコミ時評(92)●『岸田外相 チェルノブイリ視察より福島現場を直視せよ』『田中俊一・原子力規制委員長の会見』ほか

   

  

   池田龍夫のマスコミ時評(92)

●『岸田外相 チェルノブイリ視察より、

福島の現場を直視せよ(828)

●『田中俊一・原子力規制委員会委員長の

記者会見(8/29)

原子力機構理事長の松浦祥次郎氏(8/28

の記者会見

 

ジャーナリスト 池田龍夫

岸田文雄外相は825日夜(日本時間)、27年前に大事故が発生したチェルノブイリ原発を視察した。「4号機」爆発直後、高濃度放射性物質の拡散を食い止めるため「石棺」と呼ばれる建造物を作ったが老朽化が著しく、ドーム型の建造物による補強作業が進められていた。視察のあと、岸田外相は「今も事故との闘いが続いている実態を直接感じることができた。ウクライナの経験や知見は、福島での原発事故の対応で大きな参考になる」と述べた、

「首相のトップセールス」の名のもとに、安倍晋三首相の外遊が目立つ。岸田外相のチェルノブイリ視察にケチをつけるつもりはないが、福島に行けばもっとリアルな事故現場を見ることができる。安倍内閣の閣僚が一丸となって汚染水対策などに臨むことこそ、喫緊の課題だ。米・独などから海洋汚染を危惧する声も高まっており、世界がその行方を注目している。省庁の縄張りを取り払って、〝政治主導〟の実を示してほしい。

 

(いけだ・たつお)1953年毎日新聞入社、中部本社編集局長・紙面審査委員長など。

 

●『田中俊一・原子力規制委員会委員長が会見(8/29)し、
記者の質問に答えた。

司会 日本記者クラブ企画委員 倉重篤郎(毎日新聞)
代表質問 日本記者クラブ企画委員 服部尚(朝日新聞)
原子力規制委員会のウェブサイト

http://www.nsr.go.jp/ 

原子力機構理事長の松浦祥次郎氏(8/28)が、「JAEA改革来し方、そして明日」と題して話し、記者の質問に答えた。


 - 現代史研究 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『オンライン講座/日本興亡史の研究 ⑮ 』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテリジェンス①>★『日露戦争開戦の『御前会議」の夜、伊藤博文は 腹心の金子堅太郎(農商相)を呼び、すぐ渡米し、 ルーズベルト大統領を味方につける工作を命じた。』★『ルーズベルト米大統領をいかに説得したかー 金子堅太郎の世界最強のインテジェンス(intelligence )』

  2017/07/24 記事再録 ★ 明治裏面史『日清、日露戦争に勝 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(94)記事再録/『本物のリーダーとは、この人をみよ』★『大津波を予想して私財を投じて大堤防を築いて見事に防いだ濱口悟陵のインテリジェンス

    2012/09/11 &nbsp …

★『オンライン講座・吉田茂の国難突破力③』★『吉田茂と憲法誕生秘話ー『東西冷戦の産物 として生まれた現行憲法』★『GHQ(連合軍総司令部)がわずか1週間で憲法草案をつくった』★『なぜ、マッカーサーは憲法制定を急いだか』★

★『スターリンは北海道を真っ二つにして、ソ連に北半分を分割統治を米国に強く迫まり …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(128)』『昭和史研究の藤原彰氏』の著作を読み、久し振りに本物に出会い、脳天をカチ割られた気持ちです。

『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(128)』 『昭和史研究の藤 …

no image
産業経理協会月例講演会>2018年「日本の死」を避ける道は あるのか-日本興亡150年史を振り返る③  

   <産業経理協会月例講演会> 2013年6月12日&nb …

no image
<裁判員研修ノート①>全告白『八海事件の真相』(上)<昭和戦後最大の死刑冤罪事件はこうして生まれた>①

  全告白『八海事件の真相』(上) <死刑冤罪事件はこうして生まれた> …

no image
日本の最先端技術『見える化』チャンネル-『「働き方改革EXPO」(7/11、東京ビッグサイト)』でのプレゼンベスト5」★『ー都築電気の「超!高生産コンタクトセンターで働き方が変わる」』

日本の最先端技術『見える化』チャンネル- ★『都築電気の「超!高生産コンタクトセ …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(154)』 『イスラエルに魅せられて再訪(2016/1)」レポート(4) 『ベエル・シェバ(Beer Sheva)から死海(Dead Sea) を目指す』死海に到着し、ソドム山を見上げながら、創世記に伝わる「ロトの妻の塩柱」の異様に驚く。

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(154)』  『イスラエルに魅 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(302)★『生死一如/往生術から学ぶ①『元気とは性欲、食欲、名誉欲、物欲、金銭欲がふつふつと煮えたぎっている状態、つまり煩悩である。その元気が死を覆い隠しているのです」とね。

    2010/01/21 &nbsp …

『オンライン日本資本主義講座/21世紀の公益資本主義の先駆者は大原孫三郎(クラレ創業者)」★『渋沢栄一を超えた男で、儲けた財産のすべてを社会に還元した日本一の資本家(大内兵衛いわく)』

日本リーダーパワー史(280) 『欲望資本主義を超克し、21世紀の公益資本主義を …