前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

世界、日本メルトダウン(1011)-「地球規模の破壊力示したトランプ─1人の人間が終末時計を進めたのは初めて」★『トランプ外交、親イスラエルが火種 エルサレムに大使館移転検討 中東諸国の反発必至』

      2017/01/30

 世界、日本メルトダウン(1011)-

「地球規模の破壊力示したトランプ──1人の人間が

終末時計を進めたのは初めて」

★『トランプ外交、親イスラエルが火種 エルサレムに

大使館移転検討 中東諸国の反発必至』 

トランプ新大統領は120日に大統領に就任するや否や、予想通り「大統領令」を連発、怒鳴りまくっている。「トランプ大ハリケーンの襲来」で、地球滅亡の危機に一歩近づいた、といえる。米科学誌は『地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「世界終末時計」を30秒進め、残り2分半とした』。

「世界終末時計」残り2分半、トランプ発言で30秒進む

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN26H32_X20C17A1000000/

「地球規模の破壊力示したトランプ──1人の人間が終末時計を進めたのは初めて」http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6828.php

 

大統領令は『メキシコ国境での壁の建設』『TPPの即時離脱』「パリ会議からの離脱』『オバマケアの見直し』『移民流入の停止』など矢つぎばやにだされたが、イスラエルの米大使館をテリアビブからエレサレムに移転する問題が、最大の火薬庫で、もしトランプ政権がこれを強行すれば、それこそイランとの間の核戦争勃発、第3次世界大戦をも誘発しかねない。

ブッシュ元大統領がエレサレムを訪れたのが、911テロの1つの引き金になったことを忘れてはならない。

 

『トランプ政権、イスラエル大使館移転が導く動乱』

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/238739/011600223/?rt=nocnt

 

トランプ外交、親イスラエルが火種
エルサレムに大使館移転検討 中東諸国の反発必至

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12038160U7A120C1EA1000/

 

イスラエル首相がトランプ氏絶賛 壁建設を「素晴らしいアイデアだ」

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/28/israel-trump_n_14465026.html

『前NY市長でトランプの熱烈支持者であるジュリアーニが、中東問題の重要キーマンの

一人が娘婿、クシュナーであると強調しています』

http://m.jpost.com/#article=6017RUNCNkM4RDg3RDZCQzEyMjRBMjEzN0JBQzhFMjk3M0U=
同紙によると、積年のイスラエルとパレスチナ和平問題は、オバマとEUそして国連の場での今迄の調整のやり方では絶対に解決しない。

 

仮にパレスチナを独立国として承認しても、本質的に仇敵への国ぐるみのテロ活動国家としての体質が全く変わらなければ、意味がないと。戦闘状態は続いたママだ。 パレスチナが、テロ万能国家から普通の健全な国家に名実ともに変貌できるにはどうすべきか?が肝だ、と。オバマにはこの視点がなく国連に丸投げだったという。正統ユダヤ教徒で、多額の献金をし、入植支持者のクシュナーは、仲介者には成れない、裏方でネゴに関するトランプの強力なアドバイザーになるのではないか、と指摘している。

『英ファイナンシャル・タイムズ』(126日付)は社説で,警告している。

「トランプ氏はテルアビブの米大使館をエルサレムに移すことを考えている。これは中東地域を刺激し、イスラエルと近隣アラブ諸国との関係改善を不可能にしてしまうだろう。」「トランプ氏の不介入の姿勢と、ネタニヤフ氏の領土拡大主義という組み合わせは、中東諸国が歩む危険な結末への道を加速させるおそれがある。」

 

 - 戦争報道, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本メルトダウン脱出法(723)「米政府、中国国家主席の訪米前に中国企業制裁へ」(英FT紙)●「中国が直面する「経済の断絶」のリスク」(英FT紙)

   日本メルトダウン脱出法(723)   米政府、中国国家主席の訪米前に中国企 …

『Z世代のための大谷イズムの研究』★『ドジャースの3年連続の地区優勝決定!7-2で勝利』!?』★『米「ワシントン・ポスト」―大谷の善行は「ノーベル平和賞」級に相当!』★『大谷の50号本塁打記念球が450万ドル(約6億5000万円』

大谷翔平投手(30)は25日、パドレス戦との首位攻防2戦目の第3、4打席で2打席 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(245)/記事再録★『第2回、Japanドローン展2017』(3/23-25)幕張メッセ)ードローンビジネスの市場規模2016年度は353億円から5年後は2116億円と約6倍に急拡大が見込まれる。(動画版)』③

2017/03/25  日本の最先端技術「見える化」チャンネ …

no image
速報「日本のメルトダウン」(500) Googleが世界を制する日「Google Glass発売は約1年後」シュミット会長がラジオ発言

  速報「日本のメルトダウン」(500) Googleが世界 …

no image
日本メルトダウン脱出法(845)「米アップルCEO、iPhoneロック解除は「米国に有害」●『焦点:急減する中国外貨準備、いつ限界水準に達するか』●『コラム:南シナ海で16発のミサイルが脅威となる理由』●『週刊朝日ー―株価7000円台まで下落も! リスクてんこ盛りのアベノミクス劇』●『コラム:強まる円高圧力、年内ドル95円も=門田真一郎氏』

   日本メルトダウン脱出法(845) 「米アップルCEO、iPhoneロック解 …

『Z世代のための<憲政の神様・尾崎咢堂の語る<日本史上最大の英雄・西郷隆盛を理解する方法論>の講義⑯』★日本リーダーパワー史(84)尾崎行雄の傑作人物評―『西郷隆盛はどこが偉かったのか』★『リーダーシップは力より徳にある>』

    2010/08/09  日本リー …

no image
日本メルトダウン脱出法(565)●「ドイツ、戦後の伝統と決別しイラクに武器供与」「覚悟なき集団的自衛権論争は右も左も ガラパゴス」

    日本メルトダウン脱出法(565) &nbs …

no image
『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉜終戦時の決定力、決断力ゼロは「最高戦争指導会議」 「大本営」の無責任体制にある

     『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉜ 『来年 …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑥』ー『最悪のシナリオから考えるー被曝管理の甘さを露呈。』

『池田知隆の原発事故ウオッチ⑥』   『最悪のシナリオから考えるー被曝 …

no image
日本リーダーパワー史(889)-NHKの『西郷どん』への視点<自国の正しい歴史認識が なければ他国の歴史認識も間違う>●『今、日中韓の相互の歴史認識ギャップが広がる一方だが、明治維新、西郷隆盛、福沢諭吉への日本人の誤認識がそれに一層の拍車をかけている』

日本リーダーパワー史(889)- NHKの『西郷どん』―自国の正しい歴史認識が …