世界、日本メルトダウン(1030)ートランプ大統領、習近平主席の注目の米中会談は・『晩餐会の最中に、トランプはシリア攻撃を発表して「北朝鮮を中国が制御できなければ、アメリカが単独で行動するぞ」と恫喝外交ジャブをくりだした』★『金正恩氏殺害も選択肢? 米、ソウル南方に核再配備も検討 特殊部隊を北朝鮮に潜入も 米NBC報道』●『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし(水野広徳)』
2017/04/11
世界、日本メルトダウン(1030)ートランプ大統領、習近平主席の注目の米中会談は・・
世界が注目したトランプ大統領対習近平国家主席の「米中会談」は『シリアへの先制攻撃』というトランプマジックで、一挙に吹き飛び「世界の2大覇権国」としての待遇を求めたやってきた中国は完全にメンツをつぶされた。
中国は「世界の中心である」という『中華思想』から相手国に対して中国もうでの朝貢外交を1000年来続けてきたが、トランプ政権誕生以来、わずか3ゕ月で米国に呼びつけられ、その「晩餐会」の最中に、トランプはシリア攻撃を発表して「北朝鮮を中国が制御できななければ、アメリカが単独で行動するぞ」と恫喝の外交ジャブをくらった。「北朝鮮への石油、石炭などの輸出を全面ストップしろ。さもなくば・・・」と言ったかったかどうかわわからない。
これに、習近平がどう返事をしたのかは、各紙をみても現在までは報道されていない。
この結果、世界のメディアの米中会談の報道は、トップニュースから2番手、3番手にがた落ちし、「トランプのプロレス流ド派手なショウマンシップ」『反則パンチ』にスポットライトがあたり、習近平のぎこちなく緊張した表情との圧倒的な落差、その交渉力、インテリジェンスギャップ、役者の違いを見せつけた。
これから、シリアと同様に「一線(レッドライン)を越えた北朝鮮の「チンピラ悪役」金正恩北朝鮮独裁者とトランプの『場外乱闘』『首切作戦』が始まるが、それは「第2次朝鮮戦争の勃発』、ひいては第3次世界大戦へとつながるのかどうか、
1981年6月7日にイラクが核兵器を持つ危険性があるとして、イスラエルが「先制自衛攻撃」の目的を理由にイラクに先制攻撃を行った
イラク原子炉爆撃事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89%E7%88%86%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6
の再来となるのかどうか、いずれにしても危機的な状況を迎え、その時はせまっている。
平和ボケ日本も桜見物にうつつを抜かしとぃるときではない。最近、あるドイツ人から朝鮮半島有事の際の「北朝鮮、韓国からの難民受け入れ態勢はどうなっているか」と質問され、絶句して答えられなかった。まさしく、うかつ、油断である。
わが尊敬する、反戦の海軍大佐水野広徳の『此の一戦』(日本海海戦史)の書き出しの文章が、『兵は凶器なり、天道之を悪(にく)むも、己むを得ずして之を用ふるは、足れ天道なり』、
末尾の文章が
「国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし」である。
世界、日本メルトダウン(1029)ートランプ大統領、習近平の注目の米中会談が6日から始まった。『米国で北朝鮮攻撃が議論の的に、日本は備えを急げ ソウルは火の海に、日本も報復攻撃されることは確実』★『北朝鮮攻撃の日は近い?米国で崩れてきた前提とは 米中首脳会談は成果を出せるか(古森義久)。』
http://www.maesaka-toshiyuki.com/person/24085.html
シリア攻撃の衝撃…中国は米と密約か、国内反発恐れだんまり 北は「斬首作戦」に激しく反応
http://www.sankei.com/world/news/170409/wor1704090026-n1.html
アメリカ海軍の空母打撃群、朝鮮半島に向けて航行 北朝鮮を牽制か
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/09/us-navy-strike-group-to-move-toward-korean-peninsula_n_15892708.html
金正恩氏殺害も選択肢? 米、ソウル南方に核再配備も検討 特殊部隊を北朝鮮に潜入も 米NBC報道
http://www.sankei.com/world/news/170409/wor1704090008-n1.html
トランプ大統領のシリア攻撃をクリントン氏も支持
共和党も民主党も幅広く賛同の意を表明
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49685
米中首脳会談、積極的シグナルを発信―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170408/Recordchina_20170408034.html
関連記事
-
-
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』-『新型コロナと世界の沈没―コロナ共存社会は数十年続く可能がある②』(8月15日)★『ワクチン開発の国際的な大競争と囲い込み』★『 米中対決のエスカレートは加速一方!』
『新型コロナと世界の沈没―コロナ共存社会は数十年続く可能がある②』( …
-
-
裁判員研修ノート⑧ 冤罪、誤判と死刑を考える②-裁判官と法務大臣の胸の内
裁判員研修ノート⑦ 冤罪、誤判と死刑を考える②-裁判官と法務大臣の胸の内 …
-
-
日本リーダーパワー史(814)『明治裏面史』 ★ 『「日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー、 リスク管理 、インテリジェンス㉙『日本史決定的瞬間の児玉源太郎の決断力』★『2階級降下して参謀次長になり、この機会(日露戦争開始4ゕ月前)に起って、日本は文字通り乾坤一擲の大血戦をやる以外に途がない。不肖ながらわしが参謀次長として蝦蟇坊(大山厳)の忠実なる女房役になろう』
日本リーダーパワー史(814)『明治裏面史』 ★ 『「日清、日露 …
-
-
日本リーダーパワー史(571)『わずか1週間でGHQが作った憲法草案>『憲法9条(戦争・ 戦力放棄)の)の最初の発案者は一体誰なのか⑤』再録
日本リーダーパワー史(571) 一連の「安全保障法制案」の本格的な 国会論戦が始 …
-
-
日本リーダーパワー史(214)『英タイムズ』が報道した「坂の上の雲」の真実①『ネルソン提督を超えた東郷の偉大な勝利』
日本リーダーパワー史(214) <『英タイムズ』が報道した「坂の上の雲」①> & …
-
-
『オンライン講座・ウクライナ戦争の経過』★『ジェノサイド・ロシアの末路(下)』★『歴史は人類の犯罪と愚行と不幸の記録以外の何物でもない』★『赤い旗(共産主義)の利点は殺人者が血に濡れた手を拭っても汚れないこと』★『「プーチン大統領への道」―その秘密に迫る』★『「チェチェン戦争」をデッチ上げた』
前坂俊之(ジャーナリスト) 「歴史は人類の犯罪と愚行と不幸の記録以外の何物でもな …
-
-
書評『明治お雇い外国人とその弟子たち―日本の近代化を支えた25人』片野勧著・新人物往来社
書評 『明治お雇い外国人とその弟子たち―日本の近代化を支えた25人のプロフェッシ …
-
-
『日本敗戦史』㊲『徳富蘇峰が語る『なぜ日本は敗れたのか』➂ 大正から昭和の日本政治は乱脈、無能、無責任であった。
『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㊲ 『来年は太平洋戦争敗戦から70年目―『日本 …
-
-
『リーダーシップの世界日本近現代史』(280)★『勝海舟の国難突破力に学ぶ 』★『勝海舟の中国・韓国との付き合い方』★『そして、この経済上の戦争にかけては、日本人は、とても中国人には 及ばないだろうと思うと、おれはひそかに心配するよ。』
2012/11/23・日本リーダーパワー史(347)記事再録 &n …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(263 )/『東日本大震災/福島原発事故発生の3日前の記事再録(2011/03/08)』★『ガラパゴス/ゾンビ国家になってはいけない』★『ロジスティックで敗れた太平洋戦争との類似性』★『1千兆円の債務を抱いて10年後の2020年以降の展望はあるのか?」
(2011/03/08)記事再録―日本リーダーパワー史(130) 『自 …