『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(66)』W杯敗退、負け続ける「ガラパゴス日本病」の再発である。
2015/01/01
●<予想通りW杯/コロンビア戦で4-1で敗北した日本。
何度でも繰り返し負け続ける「ガラパゴス日本病」<死(失敗)に
至る日本病>の再発である。
●「結果勝負の世界(政治も経済も社会も人生も原則、結果がすべての自己責任の
世界なのです)で、出場チーム中でほぼ最低の結果に終わった。
そして、いつものごとく、この敗戦責任は徹底して検証、総括、責任追及
されることなく、うやむやに処理されるであろう。
それがまた連続敗戦する日本病なのである。
★どうして、こうなったのか。原因は複合的なもので、歴史みても、国際政治、
経済、外交、スポーツで何度でも繰り返し負け続ける「ガラパゴス日本病」
<死(失敗)に至る日本病>の再発である。
① メディアが事前に流し続けた虚偽の情報(裏付けのある事実ではなく楽観的、根拠なき日本は2次リーグに進むとの希望的観測記事、大本営発表)が世論をミスリード。
② サッカーの実力はミラノではゼロだった本田選手の優勝を狙うというビックマウスを真に受けて、結果は実力通リ1得点、アシスト1とエース失格に、
③ 「パス回しで勝てるわけがないのに、4年間で最後の最後まで強力なストライカ―養成に失敗したザック監督の戦略・戦術的な大失敗(これも最初から指摘され続けてきた)、事前の楽観的な予測と試合での采配ミスの連発
④ 大甘の提灯記事しかかけない落第メディア、ジャーナリズムしか日本にはない
⑤ これに「毎回、頑張って」を繰り返し、負けても「次の試合には頑張って、期待しています」というあまちゃん(甘やかし)サポーターの複合連敗なのです。
W杯ジャパン敗北の「ガラパゴス日本病」この点は後日、詳述する(前坂)
<コロンビア戦の前日にF氏からきたコメントです>
漸くメディアの反省が始まりました。時既に遅しです。
結局、貴兄のご指摘の様に、日本のマスコミは海外ライバル
の綿密な戦力分析、日本代表チームとの冷徹な実力比較が
殆ど出来ていなかったという事でしょうか。一言で言えば
ジャーナリストの使命を忘れた勉強不足です。孫子の兵法
が無視されています。
欧州、南米のサッカー王国には、体力、知力の限界を動物的
本能に基づいて表現する、いわばローマのコロシアムで食う
か食われるかの戦闘をする趣があります。彼らのサッカーコ
ンセプトを日本勢は今までどれだけ学習しているのでしょうか?
日本勢は帰国してどのような言い訳をするのでしょうか?
ここでも日本人の志の低さを感じます。
●【W杯】日本代表の停滞を招いたサッカー媒体の堕落。
1敗1分は“メディアの敗北”であるー広報化するサッカーメディア
フットボールチャンネル6月24日(火)15時47分配信
http://www.footballchannel.jp/2014/06/24/post45096/
●『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(65)』
勝てない日本サッカーの原因は<ガラパゴスジャパン病>
そのもの
関連記事
-
-
野口恒のインターネット江戸学講義(19) 『エピロ-グ 江戸のネットワ-ク社会に学ぶ 日本のノマド学』(終)
日本再生への独創的視点<インターネット江戸学講義(19) ●『エピ …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(59)記事再録/『高橋是清の国難突破力①』★『日露戦争の外債募集に奇跡的に成功したインテリジェンス
2011/07/10 / 日本 …
-
-
世界が尊敬した日本人ー『エ・コールド・パリ』・パリ画壇の寵児となった『世界のフジタ』藤田嗣治
世界が尊敬した日本人 前坂 俊之静岡県立大学名誉教授 明治以降の日 …
-
-
日本リーダーパワー史(835)(人気記事再録)『明治維新150年』★『日露戦争勝利の秘密、ルーズベルト米大統領をいかに説得したかー 金子堅太郎の最強のインテジェンス(intelligence )⑦』★『日本軍はなぜ強いのかー武士道に根源あり』★『正義の主張も腕力の裏付けなくしては貫徹できない』◎『日本海海戦勝利に狂喜した大統領は「万才!」と 漢字でかいた祝賀文を金子に送る』
<日本最強の外交官・金子堅太郎⑦> ―「坂の上の雲の真実」ー 『日本軍はなぜ強 …
-
-
池田龍夫のマスコミ時評⑮ 「非核三原則」守り抜く覚悟―「核の傘」偏重の冷戦構造を見直せ
池田龍夫のマスコミ時評⑮「非核三原則」守り抜く覚悟―「核の傘」偏重の冷戦構造を見 …
-
-
『テレワーク、SNS,Youtubeで天然生活術』★『日本初海上説法/南無むにゃむにゃバカ話!』★『鎌倉座禅カヤックで魚と遊び、波に揺られて昼寝すれば快楽・悦楽・満足スピードアップ!』
「釣れなくてよし、釣れればなおよし」の座禅釣りの坊主じゃ。海上説教といくよ。 む …
-
-
『Z世代のための日韓国交正常化60年(2025)前史の研究講座③」★『井上角五郎は苦心惨憺、10ゕ月後に朝鮮で最初の新聞「漢城旬報」を発行』★『清国から西洋思想、日本の宣伝機関である、「井上角五郎を誅戮せよ」と非難、攻撃された』
苦心惨憺、10ゕ月後に朝鮮で最初の新聞「漢城旬報」を発行 http://ja.w …
-
-
世界が尊敬した日本人(54)『地球温暖化、地球環境破壊と戦った公害反対の先駆者・田中正造』明治天皇直訴文は幸徳秋水が書いたが、正造は正直一途な男①
世界が尊敬した日本人(54) 月刊「歴史読本」(2009年6月号掲載) 『地球温 …
-
-
世界リーダーパワー史(939)― 安倍首相が三選―歴代首相でトップの最長政権(2021年9月までの通算10年間弱)を達成するか』★『安倍首相の解決スピード不足と出口戦略がないために、現実の「人類史上初の超高齢化・少子化・人口減少、消滅自治体、国家財政のパンク、迫りくる巨大災害」にキャッチアップできていない。』
世界リーダーパワー史(939) 安倍首相が三選―歴代首相でトップの在任期間(21 …
-
-
記事再録/巨人ベンチャー列伝ー石橋正二郎(ブリジストン創業者)の名言、至言、確言百選②-『新しき考えに対し、実行不能を唱えるのは卑怯者の慣用手段である』★『知と行は同じ。学と労とも同じ。人は何を成すによって偉いのではない。いかに成したかによって価値あるものなのだ』
2016年7月13日 /巨人ベンチャー列伝ー石橋正二郎(ブリジストン …
