渡辺武達(同志社大学社会学部教授)の震災レポートー『震災・原発事故報道と企業の社会的責任』
ネットにはチェーンメールや未確認情報が飛び交い、「巨大井戸端会議」化しているとはいえ、国民にはそれらを割り引いて理解するメディアリテラシーがあるから、原発問題を除き、日本の社会情報環境はまずまずの水準にあるといってよい。
日立製作所の元高速増殖炉設計技師、マッキンゼー日本支社長の大前研一氏(67)が19日の公開講演で、東京電力(以下、東電)の情報隠蔽体質を告発している。筆者もまた東電だけではなく、原発については各社ともCSR(企業の社会的責任)を果たしてこなかったと思う。
かつて、四国の自然食品店が小さなフリップ広告の片隅に、「原発バイバイ」書いたときも、現地のテレビ局はそれを片寄ったメッセージだとして契約を途中で打ち切った。筆者はこの裁判の特別弁護人を務め、それこそ、強者の論理による自由な言論の抑圧だと断じた(拙著『メディア・トリックの社会学』世界思想社刊を参照)。
メディア情報はすべて取材された間接的なものであり、メディアの評価は被害の実相と被害者の気持ちにどこまで寄り添えているかで決まる。
SANKEI EXPRESSコラム「メディアと社会」第90回を著者の了解のもとに転載させていただきました。
関連記事
-
-
『リモートワーク動画』★『京都祇園も春爛漫ー多くの外国人観光客がぶらり散歩、建仁寺へ』(2014/04/06 )★『京都・古寺巡礼ー栄西が開山した建仁寺はオープンマインド(禅心)で最高!』★『建仁寺の内部をゆっくり鑑賞しながら散策する』
京都駅でタクシーにのって「どこのお寺のよいか」を聞いた。 お寺の隅 …
-
-
『オンライン講座/日本興亡史の研究』★『末広鉄腸の『インテリジェンス①』★『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、日本は独立を 遂げることが出来るか』★『<各国の興亡は第1は金力の競争、第2は兵力の競争、 第3は勉強力の競争、第4は智識(インテリジェンス)の競争であります』
2015/11/23 日本リーダーパワー史(610)記事再録 前坂俊之 …
-
-
●「鎌倉アジサイ(紫陽花)チャンネル① 」ー 長谷寺、明月院、御霊神社は3、4分咲き(2015/6/8-6/9)
2014/06/10 鎌倉アジ …
-
-
『リーダーシップの世界日本近現代史』(278)★「パリ・ぶらぶら散歩/ピカソ美術館編」(5/3日)⑦ピカソが愛した女たち「マリ=テレーズ・ワルテル」
2015/06/03『F国際ビジネスマンの …
-
-
『世界一人気の世界文化遺産「マチュピチュ」旅行記』(2015 /10/10-18>「朝霧の中から神秘に包まれた『マチュピチュ』がこつ然と現れてきた」水野国男(カメラマン)⓶
2 2015/11/02★< …
-
-
『インターネット江戸学講義②』★『諸国を遍歴、漫遊して芸術創造にまい進した“歩くノマド”たち』★『51歳から諸国を測量の旅に出て地球一周を歩き続けてライフワークの「日本地図」を完成した「伊能忠敬」
人生50年といわれた江戸時代のこと。伊能忠敬(1745~1818年 …
-
-
『有事法制とジャーナリズム』(上) ―メディアがいつか来た道―
『有事法制とジャーナリズム』(上) ―メディアがいつか来た道― 静岡県立大学国際 …
-
-
『オンライン/鎌倉カヤックーカワハギ釣りバカ日記』(2012/10/27)★『10年前の鎌倉海は<豊穣の海>だった』★『「コツ」「カキン、グイッ」と一閃居合い釣り』★『鎌倉カヤックフィッシングー稲村ガ崎へパドル1万回、筋肉マン誕生だよ』
鎌倉カヤックーカワハギは「コツ」「カキン、グイッ」と一閃居合い釣り •2012/ …
-
-
最高に面白い人物史➂人気記事再録★コスモポリタン「バロン・サツマ」(薩摩治郎八)の花の生涯(上)「空前絶後の完勝の日露戦争―山本権兵衛のリーダーパワーに学べ」―パリで最高にもてた日本人の話(伴野文三郎)
コスモポリタン「バロン・サツマ」(薩摩治郎八)の花の生涯(上) h …
-
-
『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑥』★『シーソーゲームの選挙戦』★『ほぼトラから確トラへ、バイデン撤退か?』★『トランプ氏は共和党全国大会で大統領候補指名受諾』★『バイデン撤退しハリス副大統領を指名』
前坂俊之(ジャーナリスト) トランプ前大統領は7月18日に共和党全国大会で大統領 …
