池田龍夫のマスコミ時評(55)『「オスプレイ」配備を危惧する声高まる』『菅前首相が、国会事故調の「論点整理」に反論』
首相が、国会事故調の「論点整理」に反論』
……日本側は事故率について米国の説明を検証せず、米国の代理人のように『問題ない』としている。そんな政府を誰が信用しようか。県民にとって、普天間問題をめぐる日米両政府の不誠実な対応を世界に広く知らしめると同時に、理不尽な安保政策について国民全体で認識を共有し、両政府に根本的見直しを求める機会にもなる」
その意味では、事故発生から3月15日に政府・東電統合対策本部が東電本店内に設けられるまで、官邸が中心になって事故収拾に直接関与したのは異例と言えるだろう。しかし、異例ではあるが、今回のような、東電も保安院も想定していなかったシビアアクシデント(過酷事故)が起きた状況においては、官邸として、そうせざるを得なかったのが現実であった。その事が、国会事故調に理解されていないとしたら残念である」
本来、事故対応の中心となるべき原子力安全・保安院が、事故発生当初、組織として機能しない中で、もし官邸が動かなかったならば、結果はどうなったか。私は、他の政府機関が十分に動かない以上、官邸として、また原災本部長として、直接対応せざるを得なかったと、今でも考えている」
しかし、清水社長が経産大臣と官房長官に電話をし、両大臣が『会社としての撤退の意思表示』と受け止めたという事実は大きい。これを官邸の誤解と一蹴するのは、やはり一方的な解釈と言わざるを得ない。こうした解釈の背景には、国会事故調が入手したいかなる情報があるのだろうか。
関連記事
-
-
『Z世代のための世界天才老人・「ジャパンアニメ」,「クールジャパン」の元祖・葛飾北斎(88歳)の研究』★『その創造力の秘密は、72歳で傑作『富嶽三十六景』を発表、80歳でさらに精進し、90才で画業の奥義を極め、百歳で正に神の領域に達したい。長寿の神様、私の願いをかなえたまえ!』★『「100歳時代」「超高齢少子化社会」の最高のモデルではないでしょうか』
2022/02/09 の記事再録 葛飾北斎(88歳)米タ …
-
-
連載「エンゼルス・大谷選手の大活躍ー<巨人の星>から<メジャーの星>になれるか」①『A・ロドリゲス氏は「これは世界的な物語だ」と絶賛』
連載「大谷選手の大活躍ー<巨人の星>から<メジャーの星>になれるか」① 4月9日 …
-
-
『オンライン/日本興亡史サイクルは77年間という講座①』★『明治維新から77年目の太平洋戦争敗戦が第一回目の亡国。それから77年目の今年が2回目の衰退亡国期に当たる』★『日本議会政治の父(国会議員連続63年間のギネス級)・尾崎行雄(96歳)の語る明治、大正、昭和史政治講義』★『日本はなぜ敗れたのか、その3大原因』
『日本はなぜ敗れたかー① 政治の貧困、立憲政治の運用失敗 ② 日清・日露戦争に勝 …
-
-
歴代首相NO1は明治維新の立役者・伊藤博文で『歴代宰相では最高の情報発信力があったと英『タイムズ』の追悼文で歴史に残る政治家と絶賛>
2010/11/26 日本リー …
-
-
『2018年「日本の死」を避ける道・日本興亡150年史』⑤『アベノミクスで政権百日は大成功、このナロウパスを突破せよ』(上)
★『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか ー―日本興亡150年史』⑤― < …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(201)-記事再録/『世界を魅了した最初の日本女性―世界のプリマドンナ・三浦環―アメリカ、ヨーロッパが熱狂した「蝶々夫人」です』★『 1918年11月、第一次世界大戦の休戦条約の祝賀の凱旋式がニューヨークのマディソン広場で開催、ウィルソン大統領の演説の後に三浦環が歌い、大喝采を浴びた。』★『十五年間の米国滞在中、ウィルソン、ハーディング、クーリツジと三代大統領の前で歌い、ホワイトハウスに何度も招待された』
2015/11/13日本リーダーパワー史(192) …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(13)』<ポルトガル・リスボン旅行日記②>リスボン見学のスタートは本命のジェロニモス修道院。ヴァスコ・ダ・ガマの新航路発見を記念し、1501年から300年かけ、19世紀に完成。ポルトガル黄金期の象徴。マヌエル様式の最高傑作、壮大、荘厳、優美、堅牢、繊細な建築(12月12日)
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(13)』2012/12/22 /記事再 …
-
-
『リモート京都観光動画』/初春の京都・大原三千院をぶらり散歩(2019/2/23)-大原バスターミナルから茶店の並ぶ参道をゆっくり歩きながら三千院山門までの風情を楽しむ』★『-御殿門を入り、客殿の庭園「聚碧園」、宸殿、有清園、往生極楽院など、青苔の庭園の幽玄の世界に浸る』★『京都大原の来迎寺(2/23)三千院より呂川沿いの山道をしばらく登ると来迎寺はある。』
初春の京都・大原三千院をぶらり散歩(2/23)-大原バ …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(328 )★今から約20年前のレポート再録『1998年/香港返還1年・香港メディアはどうなったかー言論の自由は漸次、消滅』★『深刻なセルフ・センサーシップ(自己検閲)』★『香港経済に暗雲、メディアへのテロが続発』
2009/02/10 <『マスコミ市民』1998年9月号N …
