『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画録』⑮『10年前の鎌倉沖は豊饒の海だった』★『鎌倉/天然生活ーカヤックフィツシング・海岸散歩・・ときどきブログ書き、食えなかったら喰うな!魚つりにいき、筋トレダイエット日記 』
2020/04/06
2010-12-30 記事再録
『釣り時々・原稿』『原稿、時々釣り』ー食えなかったら喰うな,魚つりにいけ日記
『鎌倉で天然生活』大漁!豊漁? ―カヌーフィッシングで百歳めざす
前坂 俊之
(釣りバカ)
年とともに、故郷がますます懐かしくなり、子供の頃の遊びに戻るのは人の常なのか。

昭和20年代(1950~)の小学生時代、父親に連れられて、故郷の岡山で毎週のようにつり船を雇っては瀬戸内海で釣り楽しんだ。
今の瀬戸大橋付近(岡山―香川県坂出)の海である。キス、ハゼ、ベラ、クロダイ、マダイなど釣れた魚を、船頭が早速、船上でサシミや鍋、塩焼にして食べる。白砂青松,多島海のすばらしい風景をバックにその何とも旨かったことか、今でも舌に焼き付いている。
40歳前に東京転勤になった際、モーレツ社員を降りて窓際族を志願し、思い切って海の近くの神奈川県逗子市に引っ越した。無性に釣りがしたくなったのである。
それ以来、休みは家族も投げうって相模湾で遊漁船にのって一人でタイ釣りに興じ、夏は早朝4時から貸しボートで鎌倉材木座沖の海へ漕ぎだした。
近くに江の島、遠く富士山を眺めながら『ククッ―』『ガガッー、キューン』と静寂の海からキスの鋭角的な魚信が伝わる.
1週間、脳にたまりにたまったストレスのゴミ箱一杯が一瞬にしてクリーンアップ。午前7時には帰って、釣ったキスを塩焼き、サシミにして朝食をかけこむ。
そして東京にご出勤という“半漁半サラ生活” を何年も続けた。まさに『釣りバカ日誌』のハマちゃんだね。 45歳の時にカナダ・バンクーバーに旅行した。カヤックを乗せた車が街中を行きかい、静かな海でカヌーを楽しむ人々のスローライフに目からウロコが落ちた。
『
よし、湘南でカヌーフィッシングのハマちゃんになるで』と、一隻買った。それから20年、毎年毎年、春夏秋冬、正月も欠かさず海に出る。
今では2人乗り艇1隻、1人乗り艇3隻の計4隻のカヤック、カヌーが狭い庭にならび、同じ年67歳の『川越ちゃん』と『湘南カヌー釣りバカクラブ』を作り 「三つ子の魂百まで」、平櫛田中翁の『60、70洟たれ小僧、わしも百歳これからこれから』で、百歳まで続けるつもりだよ。
カヌーをやっているというと、誰もが驚いて「ひっくり返りませんか」と聞かれる。
とんでもない、カヌーほど安定したものはない。カヌーは吃水線が低い。波の上に座り浮かんでいる感じで、ミズスマシのようにスイスイ進む。
近くの魚でシラス、イワシ、小魚の大群が波間に盛り上がり、それサバ、シーラ、ソーダカツオ、シーラなどの中、大型の回遊魚が襲いかかる。トビウオが水平飛行する。かとおもえば逗子沖で大きな海ガメと遭遇したこともある。
海はドラマチックである。この海に抱かれて、海洋生物と友だちになる一体感が何とも心地よい。まさしく早朝の「海の散歩」、ジョギングなんだね。
それに、カヌーの中では両足を延ばして座って、両手でパドルをこぐので、腹筋、両腕の筋肉には結構いい筋トレになる。
東京で仕事、飲み会、深夜帰りなどでストレス満載、疲れた場合には余計に行きたくなる。3,4時間の睡眠時間でも早朝に飛び起きて無理をしても出かける。

そして、ひとっこ一人いない鎌倉沖の海でカヌーのゆりかごにゆられて、ゆらりゆらり。 見渡す限り水平線まで全部自分のもの。どこに行こうと、流されよと「プライベート・シー」そのもの。
つり竿をたれて魚と遊び、手で海水をすくっては何度も何度も顔を洗い、目をつぶる。丹田に力をいれて深呼吸百回。静かに波音に耳を傾けると、身も心もリラックスして、すべての雑念も消えてなくなる。ほんと、これで1年長生きできる心持である。これこそ
、私流の鎌倉『素人海上座禅』なのである。
四面海に囲まれた島国日本、世界でも稀なすばらしい海にめぐまれながら、海と遊んでいる人がこんなに少ない国も珍しい。カヌーフィッシングにこれほど適した国もない。カヌーは大人も男女も子供まで誰でも手軽にできる。モーターボートと違って安く手に入り、場所もとらない。
人力船なので地球にやさしい。 <豊饒の海>からは年中、魚のプレゼントつき。スポーツ、ストレス発散、体力づくり、魚のプレゼントつきの一石三鳥のカヌーフィッシングをみなさんも試してみま

せんか。
関連記事
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ (106)』「パリ・ぶらぶら散歩/オルセー美術館編」(5/2日)⑤
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ (106)』 「パリ・ぶらぶら …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・ ニュース・ウオッチ(181)』市川海老蔵さんの妻・乳がん会見に感動!(動画30分)『歌舞伎界の世嗣ぎの成功例」一方、「二世、三世のオンパレードの政界・永田町C級田舎芝居に日本沈没が見える」「安倍、舛添の作文(セリフ)棒読みの会見と比べてみると天地の差!。
『F国際ビジネスマンのワールド・ ニュース・ウオッチ(181)』 …
-
-
『キスバカ日記』-本日もまたまた大漁なり、こいつは春から縁起がいいや、メバルに感謝じゃ
『キスバカ日記』-本日も大漁なり、メバルに感謝じゃ 前坂俊之(カヌーフィッシング …
-
-
鎌倉カヤック釣りバカ日記(12/22)『カワハギはどこへいったの?「鎌倉海」は死滅しつつあるのか。★『1年前とはこんなに変わった豊穣の海・鎌倉海は海藻が死滅、魚の棲み家もなくなったのか』
鎌倉カヤック釣りバカ日記(2018/12/22/pm8-12)ーカ …
-
-
『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑨』★『 ハリス氏対トランプ氏のスピーチバトルはヒートアップするばかり』
英BBC(8月1日配信)は「ハリス氏はインド人か? 黒人か?」 トランプ前大統領 …
-
-
『Z世代のための勝負脳の鍛え方』★『ボストンレッドソックスを優勝させた上原浩治投手の<土壇場完勝力>10か条『どんどん行く、結果がどうであれ、1日ごとに気持ちを リセット、真っ向勝負する<瞬殺パワー>」』
2020/11/18 日本リーダーパワー史(428)記 …
-
-
日本メルトダウン・カウントダウンへ(898)「消費増税再延期」-定見もなく「ころころ」変わる「安倍体制翼賛政治の殿ご乱心」優柔不断、決断先延ばし、命令変更、 実行先延ばし、『必敗するは我(安倍)にあり』
日本メルトダウン・カウントダウンへ(898) 定見もなく「ころこ …
-
-
日本敗戦史(41)『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』
日本敗戦史(41)『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』 …
-
-
『Z世代のためのオープン自由講座』★〈内田百閒のユーモア〉『一億総活躍社会』『超高齢/少子化日本』の国策スローガンを嗤う 「美食は外道なり」「贅沢はステキだ」「国策を嗤いとばし、自己流の美学を貫いた」超俗の作家・内田百閒(81歳)〉
2015/11/15   …
-
-
日本リーダーパワー史(33)戦時下の良心のジャーナリスト・桐生悠々の戦い①
日本リーダーパワー史(33) 戦時下の良心のジャーナリスト・桐生悠々① &nbs …




