前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

★『鎌倉釣りバカ人生回想動画大公開』②★『キスキスキス/バカ日記』-本日もまたまた大漁なり、こいつは春から縁起がいいや、メバルに感謝じゃ

   

 

   記事再録

前坂俊之(カヌーフィッシング歴25年の釣りバカ)

 
 
5月4日(土)、連休なか日、風も波もチト高いな。じゃがカヌー釣り仲間の中村さんを誘って午前6時から各1人の乗りカヤックで鎌倉材木座海岸からこぎ出したのよ。
めざすは忘れられぬ3日前の巨メバルポイント。その前にキスポイントに一時停車。1メートルほどの波にカヌーはゆらりゆらり。活きのいいジャリメを2本がけにして砂地に向けて投げて、静かに引いてくる。すぐ前に見える逗子マリーナの防波堤で釣っているやつは10人もいない。
15年ほど前の連休中なら防波堤上に50人以上はいて押し合いへしあいじゃったのに。情けないな。元気なアウトドアー派は一体どこに行ったのじゃ。家の中でネットか釣りゲームでもやっとんのか。バカタレ!。これじゃー日本に元気なやつがいなくなるはずじゃ。
「ガキに百円寿司やうまい魚を食わせるくらいだったら、魚の釣り方を教えるのが父親の務めじゃ」「プールの水泳教室に金をはたいて通わせるくらいなら、逗子なり鎌倉の海に放り込めばカナズチなど一発で治るぞ!」。
こんな『豊饒の海』(ほうじょうのうみ)があるのにカヌーも釣りも楽しんでいる奴は全くいないんだからね。
ホント、寂しいな!。
とかなんとか頭の中でカッカしていると「ピリッピリッー」と鋭角的な当たり。すぐ合わせる。途中で2段3段引きで激しく突っ込む。23センチのキスの良型。カヌーは風ですぐ流される。すぐ引っ返し砂地の上を3,4度と流すと、そのたびに結構キスの良型があがる。
 
続いて、メバルポイントへ。サビキ仕掛けに変えて5本バリの下2つにアオイソの大きめのやつを付ける。アミコマセで海藻のところをこませでメバルを誘い出しながら狙う。時々、竿をしゃくってコマセをパワパラだしては「サ―いらっしゃい」というわけよ。もう1本はキス竿で遠くに投げては目をつぶって無念無想、ゆっくり引いては、キスの魚信をまつ。
ほったらかしていたメバル竿がガタガタ鳴るので、目をあけると、竿が180度近く曲がっておじきを繰り返しているではないか。作戦成功!。ゆっくり巻くとズシンとした重量感、可愛いお目目のクロメバルはダブルであがってきた。23センチと21センチじゃった。       

メバルは春告魚と書く。やっと1っヵ月おくれの春が来たのじゃ。
そういえば有名な「目に青葉 山ほととぎす初がつを」の句は松尾芭蕉の友人の江戸時代の俳人・山口素堂(1642-1716)で、小坪の丘の上から鎌倉材木座、由比ヶ浜の砂浜をみながら詠んだもので、延宝6年(1678)の『江戸新道』に収録されておる。
 
鎌倉時代には5月ごろにはカツオがクジラやイルカに追っかけられて鎌倉の海岸に大量に打ち上げられたこともよくあったのだ。そのくらい海は魚が沸いておったのじゃ
 
午前9時、納竿。メバル2、カワハギ1、キス18-23センチと中型13、メゴチ5、ヒイラギ多数、これはリリースと本日もまた大漁なり、海の自然の恵みに感謝。
 

 - 人物研究, 健康長寿, 湘南海山ぶらぶら日記

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本リーダーパワー史(99) 日本最高の名将川上操六⑮山県有朋陸軍法王を解任、一喝したすごい男

日本リーダーパワー史(99) 名将川上操六⑮山県有朋陸軍法王を解任、一喝したすご …

no image
知的巨人の百歳学(157)/記事再録/鉄道王・根津嘉一郎(79歳)の「克己心」ー「己に克つ」ことこそが健康長寿法

知的巨人たちの百歳学(116) 根津嘉一郎(79歳)の「克己心」ー「己に克つ」こ …

no image
日本リーダーパワー史(331)空前絶後の参謀総長・川上操六(44)鉄道敷設,通信設備の兵站戦略こそ日清戦争必勝のカギ
no image
 ジョーク日本史(3) 宮武外骨こそ日本最高のジョークの天才、パロディトだよ、 『 宮武外骨・予は時代の罪人なり(中)』は超オモロイで

 ジョーク日本史(3) 宮武外骨こそ日本最高のジョークの天才、パロディトだよ、 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(118)』プラハ(チェコ)の美しい旧市街と「歴史的大事件の舞台」広場をぶらり散歩する(‏5/7,8)③

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(118)』  プラハ(チェコ共 …

no image
日本リーダーパワー欠落史(748)『サッカーにも共通する日本失敗の原因は<実力より、人気、ブランド、視聴率重視>』『サッカー・サウジアラビア戦はいつもの【セルジオ越後】選評がズバリ的確』●『本田は「リトル本田」のまま。原口と大迫が“看板”なんて重要でないと証明したね』★『若手の成長株の抜擢が成功の鉄則』★『「京」また世界一に!―スパコンの実用性を競う「HPCG」』

 日本リーダーパワー欠落史(749)  『サッカーにも共通する日本失敗の原因は …

『Z世代のための国難突破法の研究・鈴木大拙(96歳)一喝!①」★『日本はなぜ亡んだか、その原因を明らかにしなければ新日本建設はできない』★『3つの日本病とは「世界観」「人道主義」「無思想」である』

2012/06/19  日本リーダーパワー史(271)記事再録 昭和敗 …

no image
日本リーダーパワー史(607)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』③「高杉晋作のインテリジェンスがなければ、明治維新も起きず、日本は中国、朝鮮の二の舞になっていたかも知れない」

   日本リーダーパワー史(607) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落 …

日本リーダーパワー史(654) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(47) 「川上操六のインテリジェンスー 日清戦争後、野党の河野盤州領袖を説得して、 陸軍6個師団増強に協力させた驚異の説得力」

日本リーダーパワー史(654) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(47)   …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ(81)』 デーブ・スペクターは「3/11でゴジラが東京湾に現れるまで米国には戻らない」(NTY)

    『F国際ビジネスマンのワールド・ …