前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

★『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画記』➀(2011年から10年間)」★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』

      2020/03/10

 

  「鎌倉カヤック釣りバカ日記』記事再録

東日本大震災、福島原発事故発生の1ゕ月前の釣行紀
 
 前坂 俊之
    (ジャーナリスト)
 
『三寒四温』とはよく言ったものよ-
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11,12、13日の3連休は東京、湘南もドン冷えよ。今季最高の冷凍庫状態とあいなったのじゃ。最低5度から最高でも8度ほど。日中3,4度ども上がらぬ。           

お天とうさんも昼寝して顔を出さんので、どんより曇り空。寒い、寒い、ブルブル、ピリピリ手足がしびれてくるわ。

 
鎌倉材木座、由比ヶ浜の海岸にも、サーファーも散歩者の人影も少ない。いよいよ待望のわしの大好きな『誰も誰も誰もいない海』じゃよ。           

プライベートシー、鎌倉海よ。誰も行かないときに行くのが一番楽しいのよ、寒さにふるえながらのカヌーほど、面白いものはないのよね。やってみなはれ。

寒中水泳もあんな気持ちのいいものもないぜよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
テナワケデ、今季一番冷え込んだ13日、厳冬,幻冬?『寒中・筋肉カヌーフィッシング』『厳冬海上座禅』には最高じゃというわけで、朝8時半から、釣りバカ2人コンビで、いつものように1人乗りのカヌーで出たのよ。

 
 

海上からの富士山のパノラマはその鮮明さは今季最高!。クリーン度100%。

8合目まで、雪の積もった富士山の美姿が今季最もクリアにみえ、右に丹沢連峰、左に伊豆半島の下田近くまでの山々が 稜線に雪をいただき目の覚めるようにクリ―ンに見える。美しい、絶品!。別嬪じゃ。

一年中でも最も透明感のある風景にうっとりして見とれていて、ドジ踏んじゃったのよ。
出がけにまともに波をかぶったのじゃ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バカー!、と自分を叱っても遅い。カヌーにどっと全面海水が入ってきて、下半身は水びたし。トホホ、おお寒!ウエットスーツ長靴ははいているものの水が入ってくる。ケツの下までビッショリなので、タオルで腰を浮かして、水をしませたタオルを30回ほどしぼってくみだすが、手が冷たくて、しびれてくる。           

 
こんな時に、えてして転覆する危険が高いのじゃ。用心深く、腰を浮かしてバランスを取りながら、片手でタオルの水をかき出しての困難じゃ。これで20分は損した。
肝心のコマセモ忘れとる。ボケ、アホ野郎めーと2度めのお叱りじゃ。
 
今日も前回の大メバルちゃんが忘れられず、逗子マリーナ前の岩場を、アオイソで流す。北風も結構きつい。川越ちゃんは前回のカワハギポイントで再挑戦。
こちとらは流れも者らしく、波にブラブラ、体はブルブルの流し釣りで、カヌーの上で寒中ブルブル座禅の辛抱じゃ。川越ちゃんからの暖かい紅茶こそが体の冷えを救ってくれる。
 
1時間、竿はピくともせん。2月は最も釣れない月だからね。仕方ないよ。
「釣れなければよし」「釣れればなおよし」「どうでもよいのじゃ」「この美しい風景を目にたっぷりとやきつけて、
ふるえながら幸せいっぱいの漫歩ならぬ、万手感にひたり、孤独を満喫すればよいのじゃ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は寒すぎて、昼寝とはいかんが、太陽に顔を向けているとポカポカ暖かい。
 
これぞ太陽光発電状態よ、何も太陽光パネルなど買わなくてもよろしい。
紫外線は体に悪いなどと言わずに、太陽をまともに浴びれば熱いほどになるぜよ。、体を動かして運動、筋肉貯金すればするほど体は自然と発熱して来るのじゃ。
 
脳と体は連動している。体を動かすほど、脳も活性化して来る、運動するほど明るく元気が出てきて、鬱的な精神状態を脱して、ウキウキ陽気になってきて楽観的になってくるのじゃ。
 
そういえば,昨日12日夜のNHK特集『無縁社会の危機』で、若者のネット中毒、すべてネットに頼り切っていて、コミュニケーション、人とのつながり、自然とのつながりが気薄になって、一人ぼっちの淋しさから自殺願望、孤独死する人が増えているという内容をやっておったな。海に入ればこんなものいっぺんに直るよ。           

 
インターネットやケイタイ、ゲームはバーチャルな、空っぽの世界で、リアルなものは手に入らない。人間、自然を知った上でのネットでのバーチャルとリアルな世界を自分流にリンクする3次元方程式が解けないと、ネットに溺れて溺死するのみじゃ。脳死。
 
昔は子供に水泳を教えるためには、黙って海に放り込まれたものよ。何度かおぼれかかると、人間だれでも自然と泳ぎを覚える。           

 
親父は、子供のわしを釣りに同行させて、魚の釣り方を黙って教えた。「魚屋に魚を買いに行く前に、魚の釣り方を教え、手に職をもたせたのよ」
何事も自分の体と汗と、体を動かし、集団生活し、人と人、自分から積極的に働きかけないと、魚も食うてくれないよ。リアルの上にバーチャルはそのコピーとして存在しても、バーチャル上にリアルなものはリンク(関係性)が張られていないと存在しないのよ。そのリンク張り方を実際の人間関係でコピーしていないから、人間関係がペイスト出来ない。           

 
今のように、リアルな経験(特に、貧乏、病気、親の不在、絶望、もろもの不幸のマイナス体験)が全く少ないのに、バーチャルなものが中心という誤った認識をもつと、リアルなものとのリンク(関係性)の重要性が分からない。当然、無縁社会になってしまうのじゃ。ネットは『無縁社会=無縁ネット』だよ。つながってるようで、バーチャルだけの関係、ウソの、仮面のネットなので、イライラ、ストレス、鬱がたまる。自然に入れなすべてが変わる。本物に癒されるのじゃ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、自然に入ること、海に出ること、転覆して死ぬかもしれんという危機に直面すれば、
自然に死にたくない、生きたいと言う生命力、元気が出てくる。自信が出てくるよ。
閉じこもるな、引きこもるな、動いて、動いて歩きまわって、スポーツして、大声を出して、人には自分から話しかけて、笑い、泣き、喜び、悲しみ、感情を思い切り出せばよいのじゃ。元気などみんなにあるのよ、生きていることは元気があると言うことじゃ。好きなことをやりまくれ。ーーーーーー           

 
話がますます脱線してきたな、どうでもよいのじゃ。
 
「死にたい」と思うのは元気になりたいのと同義語だよ。「死にたくない。助けてくれ」と叫んでるのだから、大声で叫べばよいのじゃ・・           

そんなこと、あんなこと、いろいろ腹をがたってきて、ぶつぶつ、あれこれ考えている、と竿が一気に突っ込んだよ。

 
あがったのは、いかつい顔にお目ぱっちりの大カサゴ(25センチ)。今日はこのカサゴと、海岸でひろったワカメじゃ。これを干して、朝の味噌汁に入れて食べれば、金などイラン、テヘラン、イスラエルで自給自足じゃ。これ何やねん!           

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日はこれだけ。3時間で、全く引かずよ。外が寒いから
カヌーの上で、体操、運動してあったまった。これでよいのじゃ、パドル5000回のいい運動、頭の活性化になればよいのじゃ、           

富士山の白雪が太陽にキラキラ反射して、風もおさまり、絵にかいたようなふうけいとなったね。

 
「若者よ、書を捨てて、海に出よ」

「ネットサーフィンをやめて、海でサーフィン、カヌーをやれ、そのあとにネットサーフィンやれば、もっとエキサイティングになるのじゃ」
 

 - 人物研究, 健康長寿, 湘南海山ぶらぶら日記

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

日本敗戦史(46)ガラパゴス日本『死に至る病』―国家統治/無責任欠陥体制『大本営』『大本営・政府連絡会議』『最高戦争指導会議』 『御前会議』の内幕

 日本敗戦史(46) 「終戦」という名の『無条件降伏(全面敗戦)』の内幕 <ガラ …

『F国際ビジネスマンの『世界漫遊・ヨーロッパ・カメラ・ウオッチ(16』★『オーストリア・ウイーンぶらり散歩⑥』(2016/5) 『世界遺産/シェーンブルン宮殿』その広大な庭園に驚く(上)」★『6才のモーツアルトが女帝の前で演奏し、アントワネットと遊んだと言う逸話がある』

2021/11/26 『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(173) …

『オンライン現代史講座/2・26事件の原因の1つは東北凶作による女性の身売りが激増』③『アメリカ発の世界恐慌(1929年)→昭和恐慌→農業恐慌→東北凶作ー欠食児童、女性の身売り問題→国家改造/超国家主義/昭和維新→5・15事件(1932)→2・26事件(1936)、日中戦争、太平洋戦争への道へと転落した』

昭和七年(1932) 悲惨、娘身売りの残酷物語ー売られ行く娘たち  凶作地の惨状 …

no image
知的巨人たちの百歳学(109)ー『屋敷も土地も全財産をはたいて明治の大学者/物集高見、高量父子が出版した大百科事典『群書索引』『広文庫』の奇跡の「106歳物語」⓵

屋敷も土地も全財産をはたいて明治の大学者/物集高見、高量父子が出版した大百科事典 …

『オンライン講座/三井物産初代社長/益田 孝(90歳)晩年学』★『『千利休以来の大茶人・「鈍翁」となって、鋭く生きて早死により,鈍根で長生きせよ』★『人間は歩くのが何よりよい。金のかからぬいちばんの健康法』★『 一日に一里半(6キロ)ぐらいは必ず歩く』★『長生きするには、御馳走を敵と思わなければならぬ』★『物事にアクセクせず、常に平静を保ち、何事にもニブイぐらいに心がけよ、つまりは「鈍」で行け。』

  2012/12/06 人気記事再録/百歳学入門(59) …

『オンライン/明治外交軍事史/読書講座』★『森部真由美・同顕彰会著「威風凛々(りんりん)烈士鐘崎三郎」(花乱社』 を読む④』★『川上操六は日清戦争は避けがたいと予測、荒尾精の日清貿易研究所を設立しで情報部員を多数養成して開戦に備えた』

2015/12/23    2015/12/27日本リーダー …

『Z世代のため百歳学入門』★『世界最長寿のギネス彫刻家は平櫛田中(107歳)です」★『世界最悪の日本超高齢・少子減少社会』の逆転突破力・彫刻家・平櫛田中翁の気魄に学ぶー『今やらねばいつできる、わしがやらねばだれがやる』★『50,60洟垂れ小僧、70,80人間盛り、100歳わしもこれからこれから!』

2019/03/02  「知的巨人の百歳学」(144)の記事 …

no image
日本リーダーパワー史(464)「西郷隆盛」論⑤西南戦争では1万5千中、9千人の子弟が枕を並べて殉死した天下の壮観(中野正剛)

 日本リーダーパワー史(464) 「敬天愛人」民主的革命家としての「西 …

no image
 日本リーダーパワー史(181)<百年前にアジア諸民族の師父と尊敬された犬養毅①>大アジア時代の先駆者

 日本リーダーパワー史(181)   <百年前にアジア諸民族の師父と尊 …

『世界漫遊記⑪/パリ・モンパルナスぶらぶら散歩』★『モンパルナス地区のカラフルでアートな商店街を楽しむ』

    2015/05/11 &nbsp …