前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(115)『日本のメルトダウン』<小出裕章情報>『2,3号機の建屋内は線量高い、工程表実現は難しい』『癌死者が続出する』

   

 
速報(115)『日本のメルトダウン』
 
<小出裕章情報>

『2,3号機内に誰も入れない状況からみて建屋内はもっと線量が高い、工程表の実現は難しい』『ストロンチウム汚染の危険性はセシウムと同程度認識する必要 』『癌で死んでいく人が増えることは避けることはできません』
 
2011年8月7日
2011年8月3日、日刊ゲンダイ「作業員が近づけない!「即死」する10シーベルトの衝撃」に小出裕章氏のコメントが掲載されました。
小出裕章氏のコメント周りを引用。
=====
 福島原発の事故現場でこれまで測定された放射線量は毎時1~4シーベルトだった。今ごろなぜ、超高濃度の放射線量が計測されたのか。京大原子炉実験所の小出裕章助教はこう言う。
「おそらく原因は、ベントした際に使った1、2号機のダクト(配管)に、炉心溶融した時に出た放射性物質が降り積もったのではないか。(現場付近の)ガレキを取り除いたために分かったのでしょう」
 
 となれば、現場のガレキ除去が進むほど、「デッドライン」を超える地点が増える可能性がある。何も知らずにガレキ除去の作業に当たる作業員は大変だ。数分間いただけで大量被曝、ヘタすれば「即死」だ。

 こんな状況では、収束に向けた政府・東電が掲げる工程表の実現はムリ。それでなくてもベテラン作業員は積算被曝量が増えて日々の作業が困難になりつつあるのだ。小出助教がこう続ける。
「東電は把握していると思いますが、放射線量が高い地点はあちこちにあるとみられます。当面、作業員は近寄れないでしょう。また、2、3号機内に誰も入れない状況からみて、建屋内はもっと線量が高いとみていい。以前から指摘している通り、工程表の実現は難しいと言わざるを得ません」
 
 作業員が「特攻隊」のようにならないことを祈るばかりだ。

(日刊ゲンダイ2011年8月3日掲載)
=====
引用元:http://gendai.net/articles/view/syakai/131863

2011年8月6日(土)、zakzakの記事「政府が放置するアノ汚染物質!がん、白血病があなたを襲う」に小出裕章氏のコメントが掲載されていました。
小出氏の発言まわりを転載。
=====
 京大原子炉実験所の小出裕章助教は、「少なくとも、ストロンチウムの汚染の危険性はセシウムと同程度認識する必要がある」と語る。
 
 「ただ、政府はストロンチウム汚染の検査に消極的。その理由は、セシウムに比べて分析にはるかに手間がかかるためでしょう。ガンマ線しか出さないセシウムに比べて、ベータ線を放出するストロンチウムの検査は、分析に要する人的労力も時間も膨大で、マンパワーが限られた現状ではそこまで手が回らないのが実情。しかし、全身に分布するセシウムに比べ、骨に蓄積するストロンチウムの危険性は5倍から10倍はあると考えられています」
 プルトニウムの放出はごく微量なため、「現段階で心配する必要はないと思う」と小出氏は言うが、「それでも、消費者の安心のためには検査するに越したことはない」と話している。
 

2011年8月6日
2011年8月4日、オランダの報道番組に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント欄にてオランダさまより教えていただきました。
録画11分38秒)
小出裕章師は 3分23秒から、4分58秒から、9分22秒からの3箇所出演していらっしゃいます。

http://nieuwsuur.nl/video/261962-geevacueerd-uit-fukushima-en-nu.html

小出裕章氏の発言箇所、書き起こし
=====
(3分23秒あたりから)
小出「もし日本の国が自分が決めた法律を守ろうとするなら、遥かに広大な人たちを避難させなければいけません。」
インタビュアー「どれくらい? 何キロまで?」
小出「原子力発電所から円を書くようには汚染は広がっているわけではなくて。放射性物質が吹き出してきたときに風に乗って流れている、のですね。ですから、何キロまでというふうには言えないのですけれども。遠いところは100キロ200キロの彼方までそうなっていますし…」
=====
(4分58秒あたりから)
小出「せめて日本の国が自分で決めて1年間に1ミリシーベルト以上は、人々を被ばくさせないと決めた法律があるわけですから、わたしはそれを守るべきだと思うのですが。日本の政府はその基準を一気に1年間に20ミリシーベルトまでひきあげてしまい…」
=====


(9分22秒あたりから)
小出「とんでもないこと。環境全体が福島原子力発電所の事故で放出された放射能ですでに汚れてしまっている、のですね。だから福島の子どもたちが住んでいる土地そのものが汚れているし、食べ物もみんな汚れてるわけですから、子供たちの体が汚れることも避けられないし、オシッコにセシウムが入ってくるということももちろん避けられない、わけです。

えーそのことによって子供たちは被曝をしているわけで、10年後20年後30年後になって彼等の中に癌で死んでいくという人たちが増えるということ自身はもう避けることはできません。」



2011年8月6日

2011年8月6日、東京新聞25面にて、小出裕章氏の発言が掲載されていました。コメント欄にてishiiさまより教えていただき、東京新聞を購入して読んでみました。
以下転載。記事の導入と小出裕章氏の発言のみ引用する。
=====
見出し「経済破滅」の大事故を指摘
15年前、当時の京都大学の小出裕章助手と國學院大學の菅井益郎教授が「資源・エネルギーの大量消費と現代社会」というテーマで対談した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から10年後の事だ。2人は放射線被曝の恐ろしさを指摘、日本でも経済を破滅させるような大事故が起きる危険性について危惧していた。(編集委員・長竹孝夫)
原子炉実験所の鯉で助手(現助教)と日本経済史専門の菅井教授が行った対談内容は当時の国学院大学広報誌「滴(しずく)」に掲載さいれた。一部を二回に分けて紹介する(次回は十三日掲載の予定=敬称略)

 

■原発事故と被害
小出「自分の一生は原子力に託したいと夢に燃え一九六八年に東北大学原子核工学科に入った。だんだん学んできて、やはり原子力というのは人類が手をつけるべきではないと思うようになった。チェルノブイリ事故で表に放出された放射能は膨大。広島の原爆の比べ八百発分ぐらいの放射能をばらまいた。
 
小出「被曝の影響は十年、二十年たって出る。原発が大事故を起こしたときどのくらいの被害が出るか。日本の国家予算全部を注ぎこんでも足りない。日本で起きれば日本経済が破滅する」
小出「科学技術が今の世代の人間にある意味、豊かさをもたらしたのかもしれないが、一方で人類滅亡の鍵を作っているという、そういう危うい時代である」

 

■原発の歴史
 
小出「原子炉立地審査指針というのがあるが、そこには、原子炉の周りはとにかく非居住区域にしなければいけない。その周りは低人工地帯で、さらに都市から離しなさいと書いてある。もともと過疎地につくれ、というのが原子力の基本的なスタート」
小出「大事故はいきなり起こるのではなく、中事故が積み重なってくるうちに起きるというのが技術の鉄則である。その大事故につながる一歩手前の事故が日本でもどんどんたまっている」
■エネルギー
小出「私の知り合いに、歌をつくって自分で歌っている人がいる。『♪足で扉を開けて 足を使わず階段を登る/電気でお湯を沸かして 電気で野菜をつくる/夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ足りないなんて』という歌詞です。もっと、自然に寄り添うような生き方をしなければいけない」
=====
菅井氏の発言にもはっとするものがありました。次回は8月13日。みなさんも東京新聞朝刊をお買い求めになってはいかがでしょうか

 - 現代史研究 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
★(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』★『ガラパゴス国家・日本敗戦史④』150回連載の41回~51回まで』●『『太平洋戦争の引き金を引いた山本五十六のインテリジェンス』★『東條英機自身も仰天した組閣の大命降下ー東條首相誕生の裏側』★『<軍人たちは『戦争責任』『敗戦責任』をどうとったのか、敗戦で自決した軍人は一体何人いたのか』★『無謀な大東亜戦争での日本兵残酷物語の「内務班」<兵士たちは召集令状「赤紙」1枚(1銭5厘の命―現在の値段で約100円)とただ同然で招集』

★(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』 ★『ガラパゴス国家・日本敗戦史④』 & …

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交の研究』⑲』★『ベルツの三国同盟に対するドイツの態度を批判』★『伊藤博文の<ドイツ批判>と日英同盟への発展』

  皇室付き外科医エルビン・ベルツの新聞記事 <W・K・フオン・ノハラ …

no image
中国への旅―新旧中国の歴史・現在・将来への3Dの旅

中国への旅―新旧中国の歴史・現在・将来への3Dの旅 前坂 俊之(ジャーナリスト) …

no image
日本リーダーパワー史(646) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(39)日清戦争勝利後の小国の悲哀・日清講和条約後の 「三国干渉の真の首謀者は何と陸軍の恩人『ドイツ』だった。

日本リーダーパワー史(646) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(39)   …

no image
『オンライン/『日中韓500年/オンライン世界史講義①』★『世界的権威ベルツの日韓衝突の背景、歴史が一番よくわかる講義①』★『明治天皇のドイツ人主治医・ベルツ(滞日30年)の『クイズ『坂の上の雲』ーベルツの『日本・中国・韓国』五百年の三国志①<日露戦争はなぜ起こったのか>

 <2011/02/27 記事再録>   クイズ『坂の上の雲 …

『ウクライナ戦争に見る ロシアの恫喝・陰謀外交の研究②』-★「日露開戦までのいきさつ➂」★『★『児玉源太郎のインテリジェンスはスゴイ!⑨』★『クロパトキン陸相の日本敵前視察に<すわ、第2の大津事件か!>と日本側は戦々恐々』★『児玉いわく、何も騒ぐことはない。クロパトキンに日本が平和主義で、少しも対露戦備がないことを見せけてやり、ロシア皇帝に上奏させるのが上策だ。クロパトキンの欲するものは包み隠さず一切合切見せてやれ、と指示した』』

    2021/09/01  『オンラ …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』 『★緊急提言・最悪のシナリオから考えるー国際連合戦線の英断を!』

『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』   ☆『緊急提言・最悪のシナリオから …

no image
<日本最強の外交官・金子堅太郎③>『ルーズベルト米大統領、全米を説得したーその驚異の外交力の秘密』

<日本最強の外交官・金子堅太郎③> ―「坂の上の雲の真実」ー 『ルーズベルト米大 …

「Z世代のための『人生/晩節』に輝いた偉人伝』★『日本一『見事な引き際の『住友財閥中興の祖・伊庭貞剛の晩晴学①『「事業の進歩発達を最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈(ばっこ)である。老人は少壮者の邪魔をしないことが一番必要である』★『老人に対する自戒のすすめ』 

  2010/10/25  日本リーダーパワー史( …

『オンライン講座/真珠湾攻撃から80年④』★『 国難突破法の研究④』★『ハワイ・真珠湾攻撃は山本五十六連合艦隊司令長官の発案だった⓵」★『海軍黒潮会の生き残り記者・萩原伯水(日経新聞のOB・当時88歳)が『政治記者OB会』(平成6年度総会)での講演録『山本五十六と米内光政―海軍裏面史―三国同盟に反対したが、滔々たる戦争の渦中へ』

  2010/06/27  日本リーダー …