前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

小倉志郎の原発ウオッチ(5)「NNNドキュメント「チェルノブイリから福島へ-未来への答案-」をぜひご覧ください

   

 

 

小倉志郎の原発ウオッチ(5

 

<必見!>旧ソ連がチェルノブイリ収束の為に取った対応
と比較して、今の日本はどうなのか? 一番の違いは姿勢だ。/NNNドキュメント「チェルノブイリから福島へ 未来の答案」

<チェルノブイリには廃炉・除染の作業員を養成する訓練センターが作られた。
廃炉に手練れを、という戦略だ。日本は今の形のままでいいのか?>

 

小倉志郎(元・原発技術者)

 

http://www.at-douga.com/?p=9826

 

こんばんは。
日本人全員に観てもらいたい動画(46)です。
長いこと、原発の汚染管理区域内で働いた私には、
自分の過去を観ているような感じでした。私も、何度も
この動画が写すような教育を受け、テストも受けました。
未見でしたら、ぜひご覧ください。

NNNドキュメント「チェルノブイリから福島へ-未来への答案-」
http://www.at-douga.com/?p=9826

 

爆発した原発の廃炉は、通常の廃炉より格段に難しい。今も福島第一では溶けた核燃料がどうなっているか全く分からない。
しかも廃炉にあたるのは3次、4次、5次下請けなどの原発関連の作業経験が少ない人が多い。被曝線量がオーバーすると働けなく
なり、また新たな人が補填される。これでは想定の3040年で廃炉を完了できるとは思えない。核大国・旧ソ連が
チェルノブイリ収束の為に取った対応と比較して、今の日本はどうなのか?一番の違いは姿勢だ。チェルノブイリには廃炉・除染
の作業員を養成する訓練センターが作られた。廃炉に手練れを、という戦略だ。日本は今の形のままでいいのか?
福島とチェルノブイリの大きな違いをつまびらかにし、日本が取るべき正しい道筋を探りたい。

 

 

小倉志郎(おぐら・しろう)氏の略歴

1941年東京生。慶大工学部卒、同大学院機械工学修士。

日本原子力事業(後に東芝が吸収合併)に入社。35年間、原発の開発・建設・運転の全過程に従う。退職後、論文「原発を並べて自衛戦争はできない」http://chikyuza.net/n/archives/8887執筆を機に、平和・反原発運動へのコミットを深める。「3.11」以後は、講演会などに多忙な日々を送る。「軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会」世話人。

 

●<小倉志郎の原発レポート(2)『地震に対する原発の安全確保のための規制は無きに等しい現状』 6/6 )

 

http://maesaka-toshiyuki.com/detail?id=1991

 

 - 現代史研究 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日本メルダウン脱出法(634)『日本の格差:身分の保証された人vs貧しい人」『”動的な独占”こそが、技術革新を加速するピーター・ティールが語る「成功する起業など8本

 日本メルダウン脱出法(634) 『日本の格差:身分の保証された人vs貧しい人( …

no image
日本メルトダウン脱出法(574)◎「アベノミクス持続の条件」(浜田宏一)●「アリババ」 創業者・馬雲の不屈を見抜いた孫正義の慧眼

  日本メルトダウン脱出法(574)アベノミクスはいよいよ土壇場局面! …

no image
日本メルトダウン脱出法(878)『太平洋の両端で巨大地震が起こっても、地球は異常なし』●『オピニオン:消費増税・投資減税はなぜ必要か=ジョルゲンソン教授』●『コラム:新たな景気対策と追加緩和は必要か=岩下真理氏』●『金正恩第1書記は父より攻撃的、不安定化を懸念=米軍高官』●『次世代リーダーは、なぜ「哲学」に注目するのか?』

 日本メルトダウン脱出法(878) 太平洋の両端で巨大地震が起こっても、地球は異 …

no image
日本メルトダウン脱出法(759)「英国の中国傾斜に苛立つ米国–台頭著しい中国との外交」(英FT紙)」●「中国に急接近する英国:オズボーン・ドクトリン–議論もなく大きく舵を切る政府」(英FT紙)

 日本メルトダウン脱出法(759)   英国の中国傾斜に苛立つ米国&# …

no image
日本リーダーパワー史(607)日本国難史にみる『戦略思考の欠落』③「高杉晋作のインテリジェンスがなければ、明治維新も起きず、日本は中国、朝鮮の二の舞になっていたかも知れない」

   日本リーダーパワー史(607) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落 …

『Z世代のための日中韓外交史講座』 ㉕ 」★『日中韓150年戦争史』㊽『英タイムズ』「(日清戦争2週間前)「朝鮮を占領したら、面倒を背負い込むだけだ」』

  2014/09/06 2015/01/01 1894(明治27)年 …

片野勧の衝撃レポート(77)★原発と国家【封印された核の真実】(1981~84)⑬■官房副長官として7人の首相に仕えた 石原信雄氏の証言(下)

片野勧の衝撃レポート(77) ★原発と国家―【封印された核の真実】⑬ (1981 …

no image
速報(376)『日本のメルトダウン』●『安倍政権の成長戦略はどうすれば失敗しないか』
中国人が寄せる「期待」と「現実」』

速報(376)『日本のメルトダウン』   ●『安倍政権の成長戦略はどう …

no image
 日本リーダーパワー史(767)『金正男暗殺事件にみる北朝鮮暗殺/粛清史のルーツ』福沢諭吉の『朝鮮独立党の処刑』(『時事新報』明治18年2月23/26日掲載)を読む➀『婦人女子、老翁、老婆、分別もない小児の首に、縄を掛けてこれを絞め殺すとは果していかなる国か。』『この社説が『脱亜論」のきっかけになり、日清戦争の原因ともなった』

   日本リーダーパワー史(767)   『朝鮮独立党の処刑』『時事新 …

no image
『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉟『日本近代最大の知識人・徳富蘇峰の語る『なぜ日本は敗れたのか・その原因』①

『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉟ 『来年は太平洋戦争敗戦から70年目―『日本近代 …