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「白雪姫/富士山」を愛する鎌倉散歩ー材木座海岸、和賀江島上、逗子マリーナからの富士山

   

By: Yasuo Kida

「白雪姫のような富士山」を愛する鎌倉散歩ー材木座海岸、和賀江島上の富士

前坂 俊之(富士山ウオッチャー)

鎌倉、逗子は昔は結核のサナトリウムがいくつかあったほどの、冬暖かく温暖で、空気の澄んだ、風光明美な土地柄である。相模湾という魚介類の生物多様性に恵ま

れた世界的な海にいだかれ、世界的なマリンリゾート地帯に劣らぬ「SHOUNAN」であり、[KAMAKURA]は「日本のサムライ、武家文化」の発祥の地としての伝統的な歴史文化が今に残っており、世界的な自然、歴史文化の揃ったリゾートとして、「世界大観光時代」の中で今後ますます注目を浴びることであろう。

これに加えて、富士山という世界の山々の中でも「自然、その形態の美しさ、宗教文化が渾然一体となった日本自然文化のシンボル的」な存在を、観賞できる場所としても、湘南の海越しに眺める『富士山の景色』はこれまた、最もビューティフルで宗教的な神々しさを感じる『崇拝の山』【相模湾という海の神】と一緒にを拝める場所としての魅力が加わる。
その『葛飾北斎』の富嶽36景の実物がクリーンに見えるのが、冬場の富士山である。12月から4月頃までが湘南から富士山が見えるベストシーズンなのである。

ちなみに日本で年間の日照時間の多い県は①「山梨」【2177時間】➁『三重』【2159】③『静岡』【2157】【2010年の統計】であり、「湘南から見える静岡側からの『晴れの日』は日数計算(12時間で割る)では162日となる。これは全国平均(1,874時間)を約280時間上回っており、日数では162日である。
しかし、温度が上がると雲によって隠れて見えない、冬場とか、晴れていても空気が乾燥し、気温が下がっていないと、鎌倉からは富士山の姿は見えない。

面白いエピソードがある。
吉田茂は「訪問者が海千山千の者ばかりなので」と名付けた神奈川県・大磯の吉田邸「海千山千楼」がある。

ここに英国・アレクサンドラ王女を招待された時。普段は富士山と相模湾がパノラマのように見えるのが、あいにくの天気で見えなかった。吉田は「富士山は女性なので、王女のようにお美しい方と競うのがきらいで、ご遠慮申し上げたのです」と彼一流のジョークで慰められた。

この時は、たぶん冬場ではなかったのであろうが、冬場が一番よく見えるのである。私が逗子と鎌倉の境に30年前から住み着いて、富士山山を眺められるのを楽しみに過ごしているが、今【2015年1月10日】から3、4月までが『ビューティフル FUJI』が堪能できるシーズンなのである。
カマクラ見物にお出かけの際は、「海からの富士山美景」もぜひ鑑賞してくださいね。楽しみが増えますよ。

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