前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『鎌倉・安らぎ・癒しチャンネル』ー『800年前の鎌倉時代の面影を残す<奇跡>の散歩道―朝比奈切通のせせらぎ、落葉の古道』

   

『鎌倉・安らぎ・癒しチャンネル』
 
『800年前の鎌倉時代の面影を残す<奇跡>の散歩道
朝比奈切通の小川のせせらぎ、落ち葉の
古道はクール!、ステキ!(12月20日現在)
 
 前坂 俊之(鎌倉ウオ―カ―)
 
 
 
 『ウイキペディア(Wikipedia)』によると、
 
朝比奈切通し(あさひなきりどおし)は鎌倉七ロのひとつで、朝夷奈切通しとも呼ばれる。金沢六浦津から鎌倉へ抜ける重要路線と言うことで、1241年(仁治2年)4月から鎌倉幕府執権、北条泰時が命じて作らせたといわれており、自ら石を運び土を運んでこの道を作ったともいう。峠道である。
12月18日午前11時ごろ、久しぶりに朝比奈切通を散策した。この冬は例年以上にさむく、この日も気温は10度ほど。
鎌倉駅前から「鎌倉霊園」行きバスに乗り「十二所神社」で降り、太刀洗川沿いに歩き小滝で、左に朝比奈切通しの道を登り切通しの上まで歩いた。
師走のせいか、夫婦づれにあったのみで、ハイカーや人かげはなく、孤独な散歩道。小川のせせらぎ、落ち葉のつもる歴史の道、野鳥のさえずりが心にしみる。
 
 

 
 やがていくと太刀洗川がある。梶原景時が上総広常を討ったあとで太刀を洗ったという所である。上総広常は、当時指折りの大豪族で、頼朝のいうこと従わなかった、という。
景時が彼を殺したのは、当時侍所の所司-御家人を監督する役目だったのでやったといわれる。この辺に広常の邸があったことと、鎌倉にしては珍らしい湧水とが結びついて、ここで殺した『太刀』を洗ったので太刀洗の水の伝説が生れたという。
 

 
太刀洗の水からしばらく行くと、三郎の滝というのがある。この道は、鎌倉時代に、朝比奈(朝夷奈とも書く)三郎という大力無双の武士が、一夜で作ったという言い伝えがあり、それに因んだ三郎の滝なのである。
 
この日は雨が降ったあとでもあり小さい滝となって水しぶきをごうごうと上げている。訪れた日も結構な流れがあり、山道の両側に水が流れ、道はぬかるんでいた。朝比奈三郎の道作り伝説にすぎないのだが、この滝の姿には、若々しい、豪快な鎌倉武士を思わせるものがある。

 

 - 湘南海山ぶらぶら日記 , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
I will introduce the Kamakura guidance over KAMAKURA History Road,to foreign touristsー約800年前の面影を残す「まんだら堂やぐら群」(墓が150)

  ★10外国人観光客への鎌倉ガイドー約800年前の鎌倉時代の面影を唯一残す ま …

『Z世代のための日本の超天才人物伝②』★『独学/独創力/創造力の創り方』★『約120年前に地球環境問題、エコロジー研究に取組んだ「知の巨人」南方熊楠のノーベル賞をこえた天才脳はこうして生まれた(2)』

 シャイな性格、柳田国男との面会の笑い話 熊楠は男性的で豪放磊落な面とシャイな性 …

no image
冬の鎌倉古寺百選ー日蓮ゆかり「安国論寺」の禅庭は白雪、白・紅梅が咲き香りステキ!(2/19)カラスが呼んでいる

 『鎌倉通―冬の鎌倉・大雪・梅だより』   ≪2月中旬の鎌倉 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(111)』「パリ・ぶらぶら散歩/ピカソ美術館編」(5/3日)⑨ピカソが愛した女たちー画家の精力絶倫振りは超弩級

  『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(111)』 「パ …

no image
『鎌倉通≪800年前の鎌倉時代の雰囲気をとどめる妙法寺の「苔の石段」の紅葉と落葉のピークは年末まで、急げ(12/22)≫

   『鎌倉通―鎌倉錦秋チャンネル』   ≪★10 …

「オンライン動画/この世で最も美しい花の1つ/蓮の花を見に行く/鎌倉ぶらり散歩(2021/6/21)』ーこれからが見ごろの鶴岡八幡宮の源氏池の蓮の輝き』★『ハスは早朝に咲くので、早朝散歩が見ごろ。7月20日ごろまでシーズンだよ。

        鎌倉bぶらり花めぐり」2 …

no image
『鎌倉天然生活』ー鎌倉お散歩ビデオをyoutubeにアップする『悠々遊楽ネットライフ』は超楽しいよ、やってみなはれ!

  『鎌倉天然生活丸かじり』  『午前中は読書とブログ書き・ …

no image
<F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(207)> 『7年ぶりに、懐かしのアメリカを再訪,ニューヨーク めぐり(5月GW)⑤』 『2階建バスツアーでマンハッタンを一周』ブルックリンブリッジを通過、 イーストリバーを右手に、国連ビルを見上げ、 トランプタワーを見て、セントラルパークに向かう➀

 <F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(207)> 『7年ぶりに、懐 …

『湘南海山ぶらぶら日記/海外編(2022/6/22)』★『米国で『カブトガニ産卵地の海岸』を発見!』★『砂浜にカブトガニの殻があちこちに散乱していたというから驚く』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/10/08/am8)   202 …

no image
★★『鎌倉シーカヤック/ヒラメ釣れない・筋トレ・ダイエット・アホ日記』―『老人と海』葉山版だよ

     ★★『鎌倉シーカヤック/ヒラメ …