前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

「オンライン講座・大谷翔平「三刀流(投打走)」のベーブ・ルース挑戦物語⓵』★『大谷の才能を世界に最初に報道したのはニューヨークタイムズ』(2013年7/10)が日ハム・大谷投手 を取り上げて日米野球論を展開」★『NTYは日本のマスメディア、スポーツ紙の低レベルとは段違いのスポーツビジネス、リーダーシップ論、選手論を分析』』

   

『それから8年後、大谷は31本の本塁打を放ち、MLBのスーパースターを射止めた、「彼は人間じゃない、異星人だ!」と連日。大フィーバーしている』

2013/07/14  『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ』記事再録

◎『Pitcher Who Stayed in Japan Doesn’t Stay on Mound

 『マウンドに上がらないピッチャーが日本にいた』

NYT  by  KEN BELSON , July 10, 2013

F国際ビジネスマンから以下のホットニュースが届きました。

「NYTが日ハムの大谷選手を取り上げています。両刀使いの大物としては、ベーブルース以来とか、19才の若者が、投打の類い稀な天分を持ち、その多彩な可能性が多くの日本人の強い興味と関心を呼んでいるとか、指摘しています。
それにしても、この大谷が齎している興奮は何とした事でしょう。小生もワクワクしながら見ています。

<F氏コメント>

1. 記者の Ken Belson 氏は現在NYC在住、NYTには2001年に入社、東京支局勤務でビジネス担当、日本在住が長く日本通の一人、2009年からスポーツ担当。猪瀬東京都知事のオリンピックに関する最近の問題発言のインタビュアーでもある。松井秀喜に関する記事も多数。

2. 19才のプロ野球新人が日本プロ野球に投じた波紋は極めて大きいものがある。

将来のメジャー移籍を約束させられている、

投打の潜在能力が天才的であり、その才能の開花について、日本ハム球団が、国民注視の中、大きな責任を約束している。それが入団の条件にもなっている。投打の才能が群を抜いているので、当分は投手と打者として出場する。

<参考までに、日ハムの成績をお送りします。>

ヒルマン監督の逸材振りが目立ちます。再建したのは彼だと言う事がハッキリしています。
マスコミも、過去の日本人監督の無能振りを広く指摘する必要があると思います。

◎『Pitcher Who Stayed in Japan Doesn’t Stay on Mound

 『マウンドに上がらないピッチャーが日本にいた』要約

日本を見放そうとした大谷は、ファイターズを除いた日本のチーム全てを遠避けた。ファイターズはドラフトで大谷を引き当て、米国行きでなく日本でベースボールキャリアをスタートする様に説得した。

彼等には、ドラフトを前に進めるだけの実績があった、ファイターズは高卒のダルビッシュ有をドラフトで引き当てた。彼は日ハムのエースとなり、チームがペナントを数回取ることに貢献した、その後テキサス・レンジャーズとの高額の契約にサインした。

しかし彼の態度は、彼が新奇な者でも何でも無いことを示している。100打席にも満たない中で、大谷は、左打席に入り右腕で投げる、二塁打13本、1ホームラン、そして内容のある3割以上の打率を上げた。

5回の先発で、防御率4.21, 2勝零敗である。外野手としてオールスターゲームにも選抜された。彼は又、1951年以来、高卒ドラフト新人で、投手として勝利投手となり、初年度で投手以外のポジションでもプレイした最初のプロ野球選手となった。

大谷の記録は、投手で他のポジションもこなすことで最も有名なプレイヤー、ベーブルースのそれとは程遠いものである。

1918年、ルースは11本のホームラン、3割の打率、防御率2.22の13勝7敗の記録であった。ESBの記録によれば、1900年以来、同一シーズンで少なくとも10ゲームで投げ、他のポジションで少なくとも10ゲームプレイした選手はたった13人しか居ない。1947年以降では、誰もいない。

ダルビッシュが去って、チームの印象的な活動を維持するというプレッシャーが大谷に掛かっている。投手で行きたいのか野手で行くのか、この不安を抱えた10代にとって高い注文であった。

今シーズン、チームはスタートで出遅れていたが、4位に上がって来ている。ファンも、大谷がこのチームの上昇をキープしてくれる事を望んでいる。

“私は、大谷が次のダルビッシュなって欲しいと思っている、彼が次のベーブルースになれるかどうかは分からない、しかしそれは誰が分かっているの?”と普段はレフトスタンドのファイターズ応援席に座っているクドウ・カツミ氏は云う。

<松井氏が大谷にエール 常識打ちれ!

http://www.daily.co.jp/baseball/2013/07/04/0006129031.shtml

 

 - 人物研究, 現代史研究, IT・マスコミ論

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『2014世界各国/サプライズ、面白ニュース④』ブラジルー「サッカー王国」の秘密」「アマゾンの肉牛のゲップが地球を滅す」

『2014世界各国/サプライズ、面白ニュース④』   サッカーWカップ …

『Z世代のための日本戦争学講座①』★『今日(2024/12/08)は80年前の真珠湾攻撃(太平洋戦争開始)をした日で、この4年後に日本は敗戦・亡国した』★『日米戦争反対論者の山本五十六連合艦隊司令長官はなぜ開戦に踏み切ったのか?」★『当時の日本の政治、軍事、社会情勢が戦争に流されていった状況を振り返る』

        2010/06/27 & …

「オンライン・日本史決定的瞬間講座➅」★「日本史最大の国難・太平洋戦争に反対し拘留された吉田茂首相の<国難逆転突破力>の研究』★『鈴木貫太郎首相から「マナ板の鯉はビクともしない。負けっぷりを良くせ」と忠告され「戦争で負けて、外交で勝った歴史はある」と外交力を発揮した(上)」

  第3章 吉田茂(89歳)「戦争で負けて、外交で勝った歴史はある」 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(247)/『国家予算、軍事力とも約10倍のロシアに対して日露戦争開戦に踏み切った児玉源太郎参謀次長の決断力』★『ロシアと戦ってきっと勝つとは断言できないが、勝つ方法はある』◎『国破れて何の山河じゃ。ロシアの無法に譲歩すると国民は必ず萎縮し、中国、インドと同じ運命に苦しみ、アジアは白人の靴で蹂躙され、植民地からの脱却は何百年も先となるぞ』

       2017/05/27日本リ …

no image
日本リーダーパワー史(674) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(56)●『福島安正大佐は『情報鎖国』『情報低国』時代に世界的な戦略情報家、インテリジェンスに』「シベリアには英仏独のスパイが50年前から活動、対ロ戦争は英、仏、独のいずれかを味方としべし」

 日本リーダーパワー史(674) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(56)   …

no image
終戦70年・日本敗戦史(83)「空襲はない、疎開は卑怯者のすること」と頑迷な東條首相ー田中隆吉の証言➂

終戦70年・日本敗戦史(83) 敗戦直後の1946年に「敗因を衝くー軍閥専横の実 …

『大谷のドジャーズ移籍を祝い、デビユーした2018年4月4日の大谷フィーバーの記事を紹介する」★『Shohei Ohtani fever is really heating up in Angel Stadium』★『大谷が自己の可能性を信じて、高卒 即メジャーへの大望を表明し、今それを結果で即、示したことは日本の青年の活躍の舞台は日本の外、世界にこそあることを示唆した歴史的な事件である、、

    2018/04/04 記事再録 『F国際ビ …

no image
立花隆氏が拙著『『言論死して国ついに亡ぶ』を激賞 (2003年11月)

1 立花隆氏が拙著『『言論死して国ついに亡ぶ』を激賞 (2003年11月) 前坂 …

no image
『日本敗戦史』㉛『太平洋戦争敗戦70年目―ポツダム宣言を即座に受諾する政治決断力がなく終戦までの3週間 に50万以上が犠牲に。

  『ガラパゴス国家・日本敗戦史』㉛   『来年は太平洋戦争敗戦から70年目― …

no image
 世界も日本もメルトダウン(961)★『アメリカの衰退を示す、史上最低の米大統領選挙』ー『米共和党、トランプ氏のわいせつ発言暴露で大混乱に』●『  暴露されたトランプ米大統領候補の女性蔑視発言の全訳』●『コラム:米国で感じた「トランプ大統領」の確率=佐々木融氏』●『  ヒラリーか、トランプか? アメリカ大統領選「第3の選択肢」まで浮上』

     世界も日本もメルトダウン(961)     『アメリカの衰退を示す、史 …