前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(430)★「山本太郎の<平成天皇手紙事件>を見て、日本の民主主義政治社会はどこまで、成熟したのか

   

   日本リーダーパワー史(430

 

★「山本太郎の<平成天皇手紙事件>の大仰な反応と報道を見て、日本の
民主主義政治社会は100年前よりどこまで、成熟したのかー
その時代錯誤と後進性に驚く」

日本初の公害被害の足尾銅山鉱毒事件での田中正造の<天直訴事件>と比較して、
現在の政治家、原発公害被害者、マスコミの意識を考える。


前坂俊之(ジャーナリスト)

  この見識が正解―「平成の田中正造」を気取ったか。100年前ならいざ知らず、民主主義の時代に「直訴」とは。それにしても無所属の新人議員に対して、「巨大与党」のみならず野党もよってたかって批判の嵐。「世が世なら不敬罪」とは、こちらも時代錯誤もはなはだしい。(近事片々毎日新聞 20131102日)

 

  「今回の行為を政治利用と言ってしまうことには違和感がある。警備の見直しについても議論されるなど大げさになっており、戦前の感覚がまだ残っていると感じる。政治利用というならば、主権回復の日の式典に天皇陛下を出席させたり、IOC総会で皇族に話をさせたりした方がよほど大きな問題だと感じる」(明治学院大・原武史教授)

 

 

●「山本太郎議員の行動、識者の見方は 園遊会で陛下に手紙

http://www.asahi.com/articles/TKY201311010580.html

 

○『山本太郎議員に辞職求める声 園遊会で陛下に手紙渡す

http://www.asahi.com/articles/TKY201311010050.html

 

 

○「山本太郎、園遊会で天皇陛下に「手紙」渡す 内容は「子どもと労働者を
被曝から救って」?

http://www.j-cast.com/2013/10/31187801.html

 

●「山本太郎 – NAVER まとめ 

http://matome.naver.jp/topic/1LwQz

 

1)山本議員の弁明」―「どんなレッテルを貼ってもらっても結構」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103120300008-n1.htm

 

●「陛下への手紙渡し 「常識的な線引きある」 菅氏が不快感

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/plc13103116540015-n1.htm

 

●「山本議員の手紙は侍従長が預かった、と官房長官

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/plc13103116520014-n1.htm

 

 

●「山本議員の直訴 天皇の政治利用に自覚がない(112日付・読売社説)

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131101-OYT1T01424.htm

 

 ◎「日本リーダーパワー史(285)地球環境破壊、企業公害と戦った父・田中正造
福島原発事故は政府・東電による企業公害犯罪である

http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1426


○「日本リーダーパワー史(286) 地球環境破壊、公害と
戦った父・田中正造
『谷中村滅亡史』1907年)の最後の日まで

http://maesaka-toshiyuki.com/top/detail/1427

 

 

 - 人物研究 , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(134)/記事再録★『山県有朋から廃藩置県の相談された西郷隆盛は 一言で了承し、即実行したその日本史上最強のリーダーシップ②』( 下中弥三郎『大西郷正伝第2巻』(平凡社、昭和15年))★『行財政改革を毎回唱えながら、中央省庁再編、道州制、都道府県市町村再合併、財政削減はなぜ進まないか、リーダーシップ不在が続く』

  2012/03/26 /日本リーダーパワー史(248) …

『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑫』★『ミネソタ州・ウォルズ知事が副大統領候補の指名受諾演説を行った。』★『心にしみる「名演説」で選挙のテーマは「自由」,「リーダーとは何か」「あなたが求める人生を自由に送るために闘う」』

米民主党の全国党大会は8月21日、3日目を迎え、ミネソタ州のティム・ウォルズ州知 …

『オンライン講座/今、日本に必要なのは有能な外交官、タフネゴシエーター』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテジェンス③』★『ルーズベルト大統領だけでなく、ヘイ外務大臣、海軍大臣とも旧知の仲』★『外交の基本―真に頼るところのものはその国の親友である』★『内乱寸前のロシア、挙国一致の日本が勝つ、とル大統領が明言』

  日本リーダーパワー史(831)★    201 …

「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑫」★『電力の鬼」松永安左エ門(95歳)の<長寿逆転・不屈突破力>が『世界第2の経済大国』の基礎を作った』★『人は信念とともに若く、疑惑とともに老ゆる』★『葬儀、法要は一切不要」との遺書』★『生きているうち鬼といわれても、死んで仏となり返さん』

  ★「松永の先見性が見事に当たり、神武景気、家電ブームへ「高度経済成 …

no image
『明治裏面史』★『日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー,リスク管理 ,インテリジェンス㊴『日本史決定的瞬間の児玉源太郎の決断力と責任⑪』●『日露戦争開戦前-陸海軍統帥部協同の準備と意見相違の内情』★『児玉次長の海軍将校に対する態度は慇懃を極め、あの敏活なる決心も、あの強硬的態度も、あの気短かも海軍の面前に出ては一切控えて常に反対の現象を呈した。』

『明治裏面史』 ★ 『「日清、日露戦争に勝利」した明治人のリーダーパワー、 リス …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(205)記事転載/『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』②ー「戦争の原因となったシベリア鉄道建設の真相』★『ロマノフ家とシベリア鉄道』●『北満洲はロシアによってあらゆる形式において軍事的に占領された』

    2016/12/21 /『世界史 …

『オンライン講座/百歳学入門』★『日本一の大百科事典を創るため土地、家屋、全財産をはたいて破産した明治の大学者(東大教授)物集高見(82歳) と長男・物集高量(元朝日記者、106歳)は生活保護の極貧暮らしで106歳まで長生きした長寿逆転人生とは①』

★高見は「学者貧乏、子孫に学者は出さぬ」と遺言し、高量はハチャメチャ流転物語」 …

『オンライン動画(30分)★『鎌倉30年カヤック釣りバカ日記公開』-海には毎回、大自然のドラマがあり、サプライズがあるよ」★『青い海、静かな海で富士山を遠くに眺めながらカヤックでゆらり、揺られて太陽光発電で昼寝をすれば最高にリラックス、ハッピーな瞬間がくるよ!』

    2013/06/21 &nbsp …

no image
書評/河田宏著「第一次世界大戦と水野広徳」三一書房(1996)★『中野正剛と水野広徳を論議させたところはまるで「三酔人経綸問答」』

書評「図書新聞」(1996年6月15日)掲載 河田宏「第一次世界大戦と水野広徳」 …

百歳生涯現役入門(177)ー『晩年の達人の渋沢栄一(91歳)②』は70歳で、自ら創立した59の会社と17の団体役員から身を退き、76歳で完全に実業界から引退』★『86歳以後、彼の公共的な肩書、社会的貢献事業は50近くあった』●『会社の用はわがものと思え。会社の金は人のものと思え』★『楽隠居的な考えをせず、死ぬまで活動をやめない覚悟をもつ』

2017年8月6日/百歳生涯現役入門(177) 渋沢栄一1840年(天保11)3 …