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動画★『坂の上の雲』の原点・「海ゆかば」の「呉海軍墓地」の全景(8/31)―戦争・平和・歴史をトータルに教えよう★

   

動画★『坂の上の雲』の原点・「海ゆかば」の「呉海軍墓地」
の全景(8/31)―
戦争・平和・歴史をトータルに教えよう★
 
              前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
私の第2の故郷は広島県呉市であり、今でも「呉海軍墓地」に近い山の中腹に80年以上前に立てられた旧家がある。昭和20年の呉空襲で、焼夷弾にやられてその跡が、天井の壁に穴となって残っている。
 
毎年必ず、何回か帰っているが、そのたびにすぐ横の「呉海軍墓地」を訪れる。いまから120年前に小さな漁村だったこの地が呉鎮守府の軍港に指定され、明治の『富国強兵』政策の遂行で海軍力の増強で、日本一の軍港都市のなり、日清、日露、大東亜戦争の「戦争の世紀」の中で、たくさんの軍艦がこの呉海軍工廠で製造され、世界一の戦艦「大和」もここで作られた。

 
昭和20年には人口は40万人を突破し、広島を抜き、昼夜兼行で24時間で工廠で軍艦の製造がおこなわれた。
広島は日清戦争で『大本営』が作られ、明治天皇は皇居からここにきて陣頭指揮に当たった。日露戦争、大東亜戦争でも広島は宇品から船で大陸に兵隊を送り込む最重要拠点になったのである。
いわば、呉と広島は昭和戦前までの「軍国日本」を代表する都市であり、わずか50キロも離れていない。
そこに1945年8月6日、世界初の原爆が投下された。原爆ドーム(広島平和記念碑」、原爆資料館、広島平和資料館
 
などは「歴史の生き証人」として1996年、世界文化遺産に登録された。
ところで、呉は1945年以降はどうなったのか。GHQの英連邦軍によって占領され、その後は造船技術を生かして、世界一のタンカーを製造して、工業都市、造船都市として戦後復興し、日本の高度経済成長をしっかりと支えた。
10年ほど前から戦艦大和の実物の10分の1の模型や資料を展示した「大和ミュージアム」もできて、大勢の参館者でにぎわっている。
ところが、日本の「坂の上の雲」をつくった海軍の歴史、英霊の眠る「海軍墓地」を訪れる人はまだまだ少ない。
 
広島平和資料館は教育の一環として、修学旅行や見学コースに指定されているが、広島からわずか30分の呉の「大和ミュージアム」
 
「呉海軍墓地」もセットにして教育、社会見学のプログラムに組み入れるべきであろう。平和も戦争も裏表である。日本も世界の歴史も戦争と平和の繰り返しであり、戦争の悲惨さを知らなければ平和のありがたさはわからない。
加害と被害の両面から戦争の実態をみなければ、歴史の真実をとらえることはできない。特に、戦争を知らない世代が国民の3分の2以上になった今、戦争をトータルに実物、遺跡、当時のメディアのほうどうによって生の姿で伝えることがより重要になっている。
その意味で、呉軍港が見下ろす場所に、静かに十三万余柱が眠むる「呉海軍墓地」をゆっくり見て回ると、海軍軍人たちのありし日の叫び声と、後世に伝えたい祈りが「海ゆかば」にのって聞こえてくる思いである。日本の現在の繁栄の礎となった先人たちの霊に深く感謝の念が湧いてくる。
 
 
 
 
    呉海軍墓地(呉市和庄海軍葬儀場)の沿革は・・・・
 
①1890年(明治23)3月22日呉海軍墓地設置許可
②明治23年3月25日広島県安芸郡和庄村地内8,570坪を海軍墓地用地として買収
③1所在地、名称は広島県呉市の旧海軍墓地
④敷地   8,570坪
⑤葬場上屋及び番舎
⑥長迫公園  29ha(国有地1・67ha 市有地1・25ha)
⑦墳墓・記念碑等個人碑157 合同慰霊碑90基
⑧1816年(大正5)2月19日呉鎮第287号で呉鎮守府埋葬地弔祭内規を定めた。
⑨毎年一回海軍墓地保存協力会及び同志相謀りて祭を行霊を慰め奉仕義烈を永久に偲ばん
⑩ 呉市は平成9年度から3ケ年計画で長迫公園海軍墓地の整備を実施、平成12年春に歴史平和公園として完成した。
⑪海軍戦没者四十七万余柱のうち、ここでは英霊十三万余柱の鎮魂、保存されている。
⑫ 
 
 
⑬合祀碑はショートランド島(第13防空隊)、伊号第8潜水艦、伊号第11潜水艦、伊号第29潜水艦、伊号第122潜水艦、伊号第363潜水艦、英国水兵の墓、海防艦第82号、海防艦稲木、呉海軍看護合葬碑、駆潜艇第34号、駆逐艦綾波、駆逐艦浦波、駆逐艦桑、駆逐艦呉竹、駆逐艦秋風、駆逐艦初風、駆逐艦叢雲、駆逐艦早蕨、駆逐艦椿、駆逐艦天津風、駆逐艦島風、駆逐艦東雲、駆逐艦白雲、駆逐艦敷波、駆逐艦陽炎、駆逐艦濱風、軍艦阿賀野、軍艦衣笠、軍艦加古、軍艦鬼怒、軍艦吉野、軍艦球磨、軍艦熊野、軍艦厳島、軍艦古鷹、軍艦虞丙、軍艦高砂、軍艦最上、軍艦三隈、軍艦鹿島、軍艦神通
軍艦青葉、軍艦大井、軍艦天龍、軍艦比叡、、軍艦矢矧、軍艦鈴谷、呉6特(ハラレ島)、呉6特レンドバ島派遣隊、呉海軍設営隊、呉鎮守府合同潜水艦、伊号第27潜水艦、伊号第28潜水艦、伊号第30潜水艦、伊号第31潜水艦、伊号第32潜水艦、伊号第33潜水艦、伊号第34潜水艦、伊号第35潜水艦、伊号第37潜水艦、伊号第38潜水艦、伊号第52潜水艦、伊号第54潜水艦、伊号第55潜水艦、伊号第56潜水艦、伊号第70潜水艦、伊号第73潜水艦、伊号第123潜水艦、伊号第168(68)潜水艦、伊号第169(69)潜水艦、伊号第171(71)潜水艦伊号第172(72)潜水艦、伊号第174(74)潜水艦、伊号第175(75)、潜水艦伊号第176(76)潜水艦、伊号第351潜水艦、呂号第103潜水艦、呂号第105潜水艦、呂号第112潜水艦、呂号第113潜水艦、呂号第114潜水艦、航空母艦雲鷹、航空母艦信濃、航空母艦隼鷹、航空母艦飛鷹、三工作艦、特務艦朝日、山彦丸、山霜丸、柔道部員之碑、昭和15年徴募主計科、上海満州事変、戦艦伊勢、戦艦大和、戦艦日向、戦艦扶桑、潜水母艦長鯨、呉1特(善本中隊)、大東亜戦争、第11駆逐隊、駆逐艦吹雪、駆逐艦白雪、駆逐艦初雪、駆逐艦深雪、第11掃海隊、第12防空隊、第15駆逐隊、駆逐艦夏潮、駆逐艦早潮、駆逐艦親潮
駆逐艦黒潮、第16防空隊、第17駆逐隊、駆逐艦谷風、駆逐艦浦風、駆逐艦磯風、駆逐艦雪風、駆逐艦初霜、第17防空隊、特設駆潜艇第18日東丸、第31潜水艦基地隊、第32特別根拠地隊、第33警備隊、第103工作部、第531航空隊
、第634航空隊(基地隊)、第634・934航空隊、第四艦隊、特務艦第3号輸送艦、特務艦第113号輸送艦、特務艦間宮、工作艦明石、敷設艦初鷹、呂号第104潜水艦、駆逐艦磯波
 
 
 

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