『世界サッカー戦国史』⑦『ベルギー戦・西野ジャパンは2-3で惜敗するも大健闘!』★『グローバル化する世界で多民族国家がほとんどの中で唯一の「ガラパゴス・ジャパン」(ほぼ単一民民族国家日本)の永遠の課題がこの試合でよく見えた』
2018/07/16
W杯サッカー、西野ジャパンの惜敗するも大健闘!
予選敗退確実とみられていた西野サッカーはベスト16位に食い込み、7月3日早朝のベルギー戦では後半2-0で先行したが、本気モードに入ったベルギーの猛攻にあって2-2に追いつかれ、さらにロスタイムで最後の最後に失点し2-3で力尽きた。
世界の予想を覆す大健闘で,就任わずか1ゕ月の西野監督の采配が光った。日本サッカーのレベルを1段と引き上げたことはまちがいない。
運命の強豪ベルギー戦。
負け知らずの22連勝、フィファランキングは第4位の優勝候補のベルギーだが、前半はほぼ互角の戦い。鉄壁の守りでベルギーのエース・ルカク(コンゴ出身の移民の星)を前に向かせずシュートのチャンスをことごとく潰した。
後半戦に入り、勢いにのった日本は正確なパス回しとカウンター攻撃で2分後に原口、5分後に乾が矢継早にゴールを決めて2点先取し、場内は圧倒的な日本コールに包まれた。
ベルギーは慌てだした。
しかしまだ、40分もある。さらに、もう1、2点とって息の根を止めるところだが、選手の意識に「勝」の甘い夢が浮かんできた。西野監督の采配も少し守りに傾いた。ベルギーの猛攻撃が始まった。ベルギーは4人(うち2人は187、194㎝)の選手交代をした。
勢いはベルギーに大きく傾いた。
ベルギーのコーナーキックからわずかの間に1,2点と失点して同点に追いつかれた。西野の監督の判断の遅れから後半30分にやっと本田ら3人を投入したが、遅すぎた。ロスタイム終了1分前にさらに得点されて、ベスト8への夢は消えた。
西野監督は「この紙一重の差は何なのか、まだわからない」
と試合直後に呆然と答えた。
結局はフィジカル、メンタルの強さ(190㎝級の身長、体重、スピード、体力、突破力、勝利への強い意欲の多国籍個性集団)以上のものをガラパゴスジャパン(均一的な日本人集団、組織力、コンビネーション、守備中心、決定力不足)では越えられないこと。まだまだヨーロッパアルプス越えには高い氷壁があるのだ。
グローバル化する世界で多民族国家がほとんどの中で「ガラパゴスジャパン」(ほぼ単一民民族国家)の永遠の課題がこの試合でよく見えた。
【W杯の裏側】日本代表チーム敗北後のロッカールームが凄い! FIFAの運営スタッフがツイート → 世界中で絶賛の嵐「我々は本当の勝者を発見した」
https://rocketnews24.com/2018/07/03/1085480/
【試合後会見】西野監督(ベルギー戦)(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=38PtKFd8omU
ベルギー戦でもゴールの乾が激白「ハリル前監督なら僕は選ばれてなかった」
https://dot.asahi.com/dot/2018070300011.html
代表引退を示唆 本田圭佑のビッグマウスも終焉か
https://dot.asahi.com/wa/2018070200020.html
「フットボールはこうあるべき」リネカー氏、ベルギーと日本の試合を称賛
https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20180703/788210.html
英国人が見たベルギー戦「本当に称賛するしかない」「ファンはチームに誇りを持って」【ロシアW杯】
https://www.footballchannel.jp/2018/07/03/post279303/
「アジア最強」と絶賛 日本代表に中国メディア
https://www.nikkansports.com/soccer/russia2018/news/201807030000501.html
つづく
関連記事
-
-
『Z世代のための日本リーダーパワー史講座』★『江戸を戦火から守った山岡鉄舟の国難突破力③』★『活禅談じゃ、読書の論は何のクソにもならぬ』★『児玉源太郎と南天棒との活禅談の一喝!』
2011/06/12 /日本リーダーパワー史(159) …
-
-
日本リーダーパワー史(941)~「ノーベル賞とジャーナリズム」★『社会を根本的に変えるのは科学技術の進歩とイノベーション』★『最も必要な教育とは科学教育であり、論理的な思考力である』
日本リーダーパワー史(941) ノーベル賞とジャーナリズム 今年のノーベル生理学 …
-
-
岡崎選手の気合に学ぶ!「神風パイロット”のよう」「フィニッシュ」を決める岡崎 スプリットは「“常に違う色”を出す」
日本リーダーパワー史(470) 岡崎選手の …
-
-
『Z世代のための最強の日本リーダーシップ研究講座㊴』★『日本、ロシアの軍艦比率は1対2』★『ドッガーバンク事件を起こしたバルチック艦隊』★『児玉源太郎のインテリジェンス・海底ケーブル戦争』
●日本、ロシアの軍艦比率は1対2 (写真は逗子海岸でワカメが砂浜に打ち上げられて …
-
-
[ Z世代のためのAIを上回るエジソンの天才脳の作り方➂」★『発明家の生涯には助産婦がいなくてはならない。よきライバルを持て』★『エジソンの人種偏見のない、リベラルな性格で、日本人を愛した』★『私たちは失敗から多くを学ぶ。特にその失敗が私たちの全知全能力を傾けた努力の結果であるならば』
2022/01/23 『オンライン …
-
-
日本の最先端技術「見える化」チャンネル☆「2015国際ロボット展」KOSMEX,レオナルド・ダビンチ・アンドロイド、AMADA,IHIのデモ,プレゼン
日本の最先端技術「見える化」チャンネル ☆「2015国際ロボット展」(12/2ー …
-
-
★『2018年は明治150年』- (記事再録)明治偉人の研究』『西郷どん』の『読める化』チャンネル ④』 ◎『金も名誉も命もいらぬ人でなければ天下の偉業は達成できぬ』●『坂本龍馬は「西郷は馬鹿である。大馬鹿である。 小さくたたけば小さく鳴り、大きくたたけば大きく鳴る]と。』●『一個の野人・西郷吉之助を中心とし、一万五千の子弟が身命を賭して 蹶起し、そのうち9千人までも枕を並べて討死するとは、じつに 天下の壮観であります。』 『情においては女みたいな人ですからね』(大久保の西郷評)』★『江戸城無血開城を実現した西郷 隆盛、勝海舟のウルトラリーダーシップ(大度量)』
★『2018年は明治150年。明治偉人の研究』- 『西郷どん』の …
-
-
日本リーダーパワー史(353)野田総理のリーダーシップ>『石原氏の尖閣発言なぜ首相は止めぬ』『日本は15年はかかる』(キッシンジャー)
日本リーダーパワー史(353) …
