前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

日本リーダーパワー史(584)「エディー・ジョーンズ・ラグビー日本代表HCの<世界に勝つためのチームづくり>日本ラグビー界は「規律を守らせ、従順にさせる練習をしている」●「選手のマインドセット(心構え)し、自分の強みを把握して最大限に生かすこと」

   

 

日本リーダーパワー史(584) 

エディー・ジョーンズの必勝法ー

①日本ラグビー界は「規律を守らせ、従順にさせる練習をしている」

②「最初に取り組んだのは選手のマインドセット(心構え)を変えること。

③内向き思考の裏返しなのか、根拠もなく国際試合で自分でコンプレックスを抱く。

④大切なのは自分の強みを把握して最大限に生かすことです。

⑤ 選手は弱点をなくすより強みを磨いたほうが楽しいし、自信を持ちやすい。

⑥「日本人の一番すごいところは文句も言わないで、誰よりも一生懸命に練習できる点

 

エディーHC、日本ラグビー界に辛口エール「規律を守らせ、従順にさせる練習をしている」

http://www.sanspo.com/rugby/news/20151013/jap15101318480016-n1.htm

「日本では高校、大学、トップリーグでも高いレベルでパフォーマンスする指導ができていない。規律を守らせるため、従順にさせるためだけに練習をしている。それでは勝てない」「足の速い選手に中距離選手の練習をさせたら、彼のスピードは失われます。ウサイン・ボルトはマラソンランナーのような練習はしません」

「内向き」を打破、世界で勝つ集団に エディー・ジョーンズ氏 ラグビー日本代表ヘッドコーチ

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO92664000Z01C15A0000000/

「最初に取り組んだのは選手のマインドセット(心構え)を変えることです。日本では高校や大学でスター選手になれば、いい会社の社会人チームに入れる。けれど、それで満足していたのでは世界で勝てません。そして、内向き思考の裏返しなのか、根拠もなく国際試合で自分が劣っているというコンプレックスを抱く。試合に臨む前から心のどこかで負けていました」

「大切なのは自分の強みを把握して最大限に生かすことです。しかも選手は弱点をなくすより強みを磨いたほうが楽しいし、自信を持ちやすい。自信が持てれば、弱点も次第に克服しやすくなります。でも、日本の伝統的な指導の仕方は逆なのではないでしょうか。1996年に東海大学のコーチとして初めて来日したとき、練習で『ノーミス』という言葉が飛び交っているのが印象的でした。練習でミスをしてこそ本番で改善されるもの。ミスを恐れて萎縮してしまっては逆効果です」

“145点”の悪夢から20年――。
エディー・ジョーンズが挑む決闘

http://number.bunshun.jp/articles/-/824104

 

ラグビー日本、指揮官退任にも不動の心を 

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO92664000Z01C15A0000000/

【ラグビーW杯】エディー・ジョーンズが残した「最大の功績」とは?

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/2015/09/14/post_465/

『日本人の一番すごいところはどこだと思う?』ラグビー日本代表監督エディー・ジョーンズhttp://grapee.jp/98243

「日本人の一番すごいところはどこだと思う? それは文句も言わないで、誰よりも一生懸命に練習できるという点なんだよ。オーストラリアでも南アフリカでもイングランドの選手でも、あそこまで練習に打ち込むことは絶対にできない」

 - 人物研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史]』(21)記事再録/『山岡鉄舟の国難突破力⑤『金も名誉も命もいらぬ人でなければ天下の偉業は達成できぬ』

    2011/06/22 &nbsp …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(105)/★『記事再録/ 『日本国憲法公布70年』『吉田茂と憲法誕生秘話①ー『東西冷戦の産物 として生まれた現行憲法』『わずか1週間でGHQが作った憲法草案』①

    2016/02/28/日本リーダーパワー史 …

no image
日本リーダーパワー史(58) 名将・山本五十六のリーダーシップと人格について井上成美が語る④

日本リーダーパワー史(58) 名将・山本五十六のリーダーパワーと人格について④ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(32)記事再録/ 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑧日中韓はなぜ誤解、対立,衝突を重ねて戦争までエスカレートさせたのか』★『<日中韓のパーセプション【認識】ギャップ、歴史コミュニケーションギャップ、文化摩擦が発火点といなった>』

        2015/11 …

  今から約10年前の2012/07/12/  日本リーダーパワー史(279)記事再録『日本沈没は不可避か』-鈴木大拙の一喝②感情的な行動(センチメンタリズム)を排し、合理的に行動せよ

  2012/07/12  日本リーダーパワー史(279) …

no image
世界/日本リーダーパワー史(920)米朝首脳会談開催(6/12)―「結局、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)は先延ばしとなりそう』★『米朝会談の勝者は金正恩委員長か!』(下)

結局、一番問題の非核化(CVID)についてはどうなったのか。 前坂俊之(静岡県立 …

知的巨人たちの百歳学(172)記事再録/「みんなで『百歳学入門』へ・超高齢社会を元気に長生きする『長寿脳』を鍛えるために』★『『定年なし、年齢差別なし、老人観の全く違う米国では65~74歳はベビーオールド(赤ちゃん老人)、75~84歳まではリトルオールド(小さい老人)、84~94歳はヤングオールド(若い年寄り)、95歳以上がリアルオールド(真の高齢者)』』

  2009/06/06 /みんなで『百歳学入門』へ &nb …

no image
『知的巨人の百歳学(159)記事再録/ 「シュバイツァー博士(90歳)の長寿の秘訣」★「世界的チェロ奏者のパブロ・カザルス(96歳)」の「仕事が長寿薬」

百歳学入門(104) ー天才老人になる方法— 『会社』には定年があって人生に「定 …

『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑤』★『トランプ氏暗殺未遂事件の衝撃(7月13日)★『トーマス・クルックス容疑者(20歳)犯行のプロセス』★『1インチの奇跡が歴史を変えた。助かったトランプ氏』

前坂俊之(ジャーナリスト) トランプ前大統領の暗殺未遂事件を見た瞬間、私は60年 …

no image
日本風狂人列伝(33) 世界的数学者・岡潔は『数学は情緒なり』の奇行の人なり

日本風狂人列伝(33) 世界的数学者・岡潔は『数学は情緒なり』の奇行の人 前坂  …