『Z世代のための大谷イズムの研究』★『「神様、仏様、大谷様」―大谷が世界を変える』★『大谷の市場価値は「世界のトップへ」「MLBでは1位』★『真田広之の「SHOGUN 将軍」がエミー賞18部門を独占1』
2024/09/28
10月には80歳(傘寿(さんじゅ)を超える私の「生きがい」と「元気」「やる気」の秘訣といえば大谷翔平選手(30歳)の試合をNHKBSで、毎回録画し、YoutubeやSNSで繰り返して見ることだ。六年間,ますます熱中している。
2017年、大谷はエンゼルスに移籍。翌年3月のオープン戦ではなんと防御率28,7と散々だったが、一転4月に二投流で初登板して、6回3安打3失点6Kで鮮烈なデビューを果たした。その2日後には指名打者として出場、第1打席でいきなり初本塁打を打ち、翌日も2試合連続の2号2ランを放っ大活躍となった。
「大リーグで、2回の先発で2勝0敗、防御率2.08、18奪三振。打撃では、この多才なスターは、打率.389、わずか4試合出場で3本塁打、7打点を挙げている」と、1921年のベーブ・ルース以来、実に97年ぶりの快挙を達成した。全米メディアは大興奮。「こんな人見たことがない」『本当に人間か?』と絶賛の嵐となった。
私は次々に奇跡を起こす大谷の完全なトリコとなり、大谷教の熱心な信者となった。大谷の前代未聞のノンフィクション、リアル感動ドラマに「尊敬と勇気とやる気と元気と癒し」のカンフル剤を毎回注入されてきた。
そして6年、ついに大谷選手は9月12日、メジャー史上初となる50本塁打、50盗塁の「50―50」を達成。さらに「51―51」まで一挙に伸ばした。この日は「1試合3本塁打10打点」を記録して歴史的偉業を成し遂げた。
「MLBを変えた」大谷の快挙は世界のメディアを駆け巡った。
「米フォーブス」は「MLB史上最高の試合で大谷翔平の伝説が深まる」。USA TODAY Sportsは「すべてが規格外の大谷翔平」。野球文化のない英国の「BBC」は「彼は史上最高の選手として記憶される」。「英紙デーリー・メール」は「彼の本塁打ボールは50万ドルで売れる可能性がある」と報道。中東メディア「アルジャジーラ」も大谷に最大級の賛辞を贈った。
-
大谷の市場価値は「世界のトップへ」 MLBでは1位
大谷は昨年末、ドジャースに移籍、米スポーツ史上最高契約額となる10年総額7億ドル(約1020億円)で契約。その内容は約97%を後払いにするもので、今季年俸はわずか200万ドル(約2億9000万円)だが、ドジャースタジアム外野壁面広告や、観客入場者数の激増、対戦チームの入場者数増加などの波及経済効果は莫大な収益を上げている。いわば、日本でのスタートアップ個人企業の「ユニコーン」(1000億円以上)第一号であろう。
USAトゥデー紙(9月8日付)によると、ドジャースタジアムの外野壁面広告は、昨年の50万ドル(約7250万円)だったが、今季は650万ドル(約9億4300万円)と13倍増に跳ね上がった。ドジャースの遠征試合で各地のテレビCMに日本広告が数多く出てくるが、59の日本企業がこの各球団のスポンサー枠を購入した。米国の他の4大リーグ(NBA、NFL、NHL、MLS)は合わせて40企業なので、その1,5倍に相当する金額だ。
大谷投手のインスタグラムは22年1月の時点でフォロワー数は158万人だったが、ドジャースに入団した今は700万人を突破、MLBトップの異次元の注目度を集めている。
ドジャースの球団社長スタン・カステン氏は「我々と野球界全体における彼のビジネス的影響の大きさはいくら強調しても足りないくらいだ。ドジャースだけでなくMLB全体の人気や経済の底上げに大きな影響を及ぼしている」とコメントしている。
大谷の活躍ぶりと同時に大谷の人格、品格がTV,SNSで世界中に拡散され、「いつでも謙虚で、フレンドリーで、優しい笑顔の態度をじかに見たアメリカ人に日本の謙虚に振る舞う文化が伝わり、アメリカ人もそんな姿勢を「すばらしい」と感じ、国家、民族、人種の壁を超えた異文化コミュニケ―ションが深まり、世界的大人気になっている。
●真田広之の「SHOGUN 将軍」エミー賞18部門を制した
ところで、9月15日、テレビ界の「アカデミー賞」と言われる第76回プライムタイム・エミー賞の授賞式が行われ、真田広之が主演とプロデューサーを務めた「SHOGUN 将軍」が作品賞や主演男優賞、主演女優賞など主要部門を総なめし、エミー賞の歴史上最多となる18部門を受賞する快挙を成し遂げた。
同作品は徳川家康とその外交・通訳を務めた英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針(1564-1620)を軸に、戦国時代の権力闘争を日本語中心(英語字幕付き)でリアルに描いたもの。
今年2月に全世界配信が開始されるや6日間で全世界900万再生の大ヒットを記録で、国境を超えて社会現象となった。大谷フィーバーと同じである。日本史、日本文化を世界に知らせた異文化コミュニケーションの画期的な成功事例といえよう。米国に移って20年、真田氏のスタートアツプ個人企業「ユニコーン」の誕生である。
大谷は9月22日、本拠地・ロッキーズ戦の9回に同点53号ソロ。「野球の神が降臨」したかのような雄叫びを上げながらダイヤモンドを1周した。その勇士に刺激されたのか、続くベッツ内野手が19号を放ち、ドジャースは大逆転サヨナラ勝ちを収めた。「奇跡を生み続ける大谷」の活躍が世界を変える。
関連記事
-
-
日本リーダーパワー史(711)陸軍軍人で最高の『良心の将軍』今村均(陸軍大将)の 『大東亜戦争敗戦の大原因』を反省する①パリ講和会議で、日本は有色人種への 「人種差別撤廃提案」を主張、米、英、仏3国の反対で 拒否され、日本人移民の排斥につながる。
日本リーダーパワー史(711) 『良心の将軍』今村均( …
-
-
速報(386)『日本のメルトダウン』◎『安倍首相のデフレは構造改革に代わるものではない』◎『日本衰退論の虚構』
速報(386)『日本のメルトダウン』 ◎『【社説】安倍首相と日本の …
-
-
日本リーダーパワー史(482)「明治大発展の国家参謀・杉山茂丸の国難突破力に学ぶ」今こそ<21世紀新アジア主義者>出でよ
日本リーダーパワー史(482) 「夢野久作と杉山3代研 …
-
-
日本のメルトダウン(526)「エネルギー革命と地政学:アメリカ石油国(英エコノミスト誌) 「アベノリンピック」で景気拡大(竹中平蔵)
日本のメルトダウン(526) ◎「エネルギ …
-
-
『リモートワーク/外国人観光客への京都古寺動画ガイド』(2016 /04/01)★『日本最大の禅寺』妙心寺は見どころ満載,北門から参拝』★『退蔵院の枯山水の禅庭園を観賞、ワンダフル!』
★5外国人観光客への京都古寺ガイドー『日本最大の禅寺』妙心寺は見どころ満載,北門 …
-
-
速報(56)(お勧め記事)『原子力の死の灰の恐怖、その太鼓の音は専門家には響かない』(ニューヨーク・タイムズ・5月2日)
速報(56)『日本のメルトダウン』 ●(お勧め記事)『原子力の死の灰の恐怖、その …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(201)』-冬の京都・三千院、比叡山延暦寺、湖西の石山寺、三井寺を周遊、『この数年ヨーロッパばかり回り、石造り建築の露骨な存在感に食傷しておりましたので、自然と一体となった日本の寺院建築の楚々とした佇まいに改めて魅了されました。』
2017/02/23   …
-
-
★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < 米国、日本メルトダウン(1050)>『無知の虚人』トランプの無免許、暴走運転で「大統領機(エアーフォースワン)」はダッチロールから、墜落急降下過程に入った。』●『トランプの「オウンゴール」の連続で「米国覇権」の終焉は近い。後釜をねらう「共産中国」もトランプ同様に国際協調主義ではなく、「中国の夢」(中国1国覇権主義)なので、いよいよ世界は『大混迷、視界ゼロ』の時代に入った。』
★『 地球の未来/世界の明日はどうなる』 < 米国、日本メルトダウン(1050 …
-
-
<待望久しい日本最大の珍奇書一挙3冊復刻出版>ー福富織部著「屁」(おなら)「褌」(ふんどし)、「臍」(へそ)の珍三部作
地震・津波・原発放射能の『四重苦』の大襲来で世の中・不安・恐怖・意気消沈中だが、 …
-
-
日本リーダーパワー史(135) 海軍経営者・山本権兵衛―国難日本を救った最強のリーダーシップとはー
日本リーダーパワー史(135) 海軍経営者・山本権兵衛―国難日本を救ったリーダ …