前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

◎『 2011/03/05 /東日本大震災1週間前の鎌倉湾のカヤック釣りバカ日記を大公開』★『あれから10年!地球温暖化で海は今や死滅寸前だよ!10年前の鎌倉海がなつかしいよ』★『Early spring in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『逗子マリーナ沖で良型カレイをゲットしたよ!』

      2024/10/29

 前坂 俊之
    (カヌーイスト)
 
2011年3月5日午前6時、『三寒四温』とはよく言ったものよ-
 やっと暖かさが戻った5日、3週間ぶりに1人で行ったよ。寒中カヌーフィッシングを2週間もやらんと、完全にうつ病になっちゃうよ。
海にでてオーシャンブルーとブルースカイと、サンシャインをいっぱい浴びれば、ブルームードなど吹っ飛んじゃうよ。
 
今日も朝7時、材木座海岸の誰もいない海で、カヤックをこぎ出すと、気分はスッキリ、頭にいっぱいたまったゴミは(ストレス)あっという間にゴミ箱にクリーンアップされる。大好きなサッチモの「What a Wonderful World」が波の間に間に響き渡る。                
サッチモ独特のしわがれ声が、目の前の逗子マリーナ、
はるか江の島、バックの白雪の富士山からカヤックのパドルをこぐごとにゆっくりした低音が響いてくる。Don’t Know much about history
Don’t Know much biology
Don’t Know much about science books
Don’t Know much about French I took
But I do know that I love you
And I Know that if you love me too
What a wonderful world this could be
気分はすっかりニューヨーク五番街―よ。海に入~浴さ。心ウキウキ、ハ―ピーワールドへ。ようこそいらっしゃい!。次ぎはワシの御用達のネット へ。               

Amazonならぬ、和賀江島、逗子マリーナ沖のアマゾンの海藻の密林ジャングル海底パノラマよ。これこそ、竜宮城の世界だね、冬は5,6メートルの海底までくっきり透明で、カジメ、ホンダワラ、ワカメ、ヒジキなどがぎっしり生えている。今年は寒かったので良く繁殖してるし、カワイ子ちゃん黒メバルもきっとこの中にかくれているのじゃろうね。
この Wonderful Sea.Worldこそ、この世の天国・極楽だよ。目の前の鎌倉の極楽寺もきっとこの海をさしてのことじゃろうね。てなことあれこれ、考えながら、心ウキウキ、手足は寒くてジンジン、結構、北風きつくて、体はブルブル、魚はサッパリ、小坪沖を流すが1時間以上も流すが、藻に引っかかるのみ。                

ワシのカヤックのすぐ近くにいわしでのメバル釣りの遊漁船がきた。連中もつれてはおらん。ポイントを変えようとカヤックを後ろにこぐと、竿先がガンガン引いている。
メバルちゃんか、ラッキーとあげてみると、何と30㎝ほどのカレイでした。小坪沖ではワシにとっては5年ぶりだね。
こりゃ、春から縁起-華麗(カレイ)よ。
 
 午前9時45分。北風がピタリと止まった。後は、なぎなぎ。波もピタリおさまり、釣りなどどうでもよいのじゃ。燦々たる太陽に向かって、顔を正面に向け目はつぶれよやられるぜ、100%太陽光発電モードに入る。陶酔の10分間、これが100歳長寿健康法よ。目をつぶった瞼の奥が真っ赤に燃えてサッチモの「What a Wonderful World」のどら声とトランペットがギンギンに蘇ってきた。

生きる喜び、太陽の暖かさ、海の恵みが本日も『大無料サービス特売日』なのにー誰も誰もだれも誰もいない海よ。どうしたこっちゃ。『自然に帰れ』『天然生活に帰れ』『原始生活に帰れ』じゃ。                           

 
 
ブランドショップ、スーパー、コンビニ、マーケットの特売日には行列ができるのにね。うつ病を直しに病院じゃなく海に出てみろ。1発で完治る。
午前10時半、本日は漁師閉店、これから作家開業。今日の筋肉バトルは『パドル体操3時間、散手3000回じゃ』おみやげの魚はカレイ、ベラの各1匹のみだが、これで十分、殺生禁物じゃ。生きる元気と喜びの太陽光発電、生命の泉の海からのバッテリ充電をたっぷりいただきました。海よありがとう、サイチェン!
 

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究, 湘南海山ぶらぶら日記

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(19』『オーストリア・ウイーンぶらり散歩④』『旧市街中心部の歩行者天国を歩き回る』★『旧市街の歴史に彩りを添えるのが観光馬車フィアカー(Fiaker)で1622年以来蹄の音を響かせている。』

2016/05/18    2016/05/26『F国際ビジ …

no image
速報(293)『日本のメルトダウン』◎『全原発停止」へカウントダウン(池田龍夫)』●「福島とチェルノブイリ ~虚構と真実~ 」

速報(293)『日本のメルトダウン』   ◎『全原発停止」へカウントダ …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(6)記事再録/日本国難史にみる『戦略思考の欠落』⑥ 『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、 外交をどう展開すべきか』末広鉄腸の『インテリジェンス』② <西洋への開化主義、『鹿鳴館」の猿まね外交で、同文同種の中国 を排斥し、日中外交に障害を及ぼすのは外交戦略の失敗である>

 日本リーダーパワー史(611)    ロシアの「 …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(29)「沖縄密約・文書開示」控訴審の攻防,奥平康平氏、澤地久枝氏の意見陳述書

  池田龍夫のマスコミ時評(29)   「情報公開=知る権利 …

no image
日本リーダーパワー史(174)『侠客海軍将校・八代六郎―海軍の父・山本権兵衛をクビにした男』

 日本リーダーパワー史(174)   『侠客海軍将校・八代六郎― 海軍 …

no image
<まとめ>『日清戦争』『日露戦争』の国家戦略を立案、実行した名参謀総長・川上操六の<最強のリーダーシップ>の研究

<まとめ>川上操六について   『日清戦争』『日露戦争』の国家戦略を立案、 実行 …

no image
「人口減少問題」を考える>ー慶応大学・片山善博教授と島根県中山間地域研究センター研究統括監の藤山浩氏の記者会見動画

       <「人口減少問題 …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(201)』-冬の京都・三千院、比叡山延暦寺、湖西の石山寺、三井寺を周遊、『この数年ヨーロッパばかり回り、石造り建築の露骨な存在感に食傷しておりましたので、自然と一体となった日本の寺院建築の楚々とした佇まいに改めて魅了されました。』

    2017/02/23 &nbsp …

no image
日本リーダーパワー史(109)初代総理伊藤博文⑥開国論を唱えてイギリスに密航

日本リーダーパワー史(109) 初代総理伊藤博文⑥開国論を唱えてイギリスに密航 …

  日本リーダーパワー必読史(746)歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮したのは第2次世界大戦で、終戦を決然と実行した鈴木貫太郎であるー山本勝之進の講話『 兵を興すは易く、兵を引くのは難しい。』★『プロジェクトも興すのは易く、成功させ軟着陸させるのは難しい』●『アベノミクスも、クロダミクスも先延ばしを続ければ、 ハードランニング、亡国しかない』

  日本リーダーパワー必読史(746) 歴代宰相で最強のリーダーシップを発揮した …