百歳学入門(97)生死一如、生きることは毎日死に向かって行進中。「生き急ぎ、死に急ぎ、エンディングストーリー」を考える
2015/01/01
「超高齢化、少子化、人口激減社会」のこの世の中、「健康長寿」
「老人の安全、安心な暮らし」『孤独死をなくそう』などなど、
毎日大合唱である。
それも老人の心も体も理解できない年齢ギャップの若者たちによるすれ違い
の老人福祉政策である。
ワシは今年70歳になったが、老い先の短いわれわれ老人の残り
わずかの年月の毎日食っちゃ寝るだけ生活のために「膨大な医
療費」「老人医療費」を積み上げて、若い世代にツケを回し、
借金で国の倒産するリスクを高めるには反対である。
だから、風邪をひいても、道で転んで足をけがしても病院に
は行かない。自分の体は自分でコントロールせよ、筋トレ、
免疫力を高めるしかない。
生死一如、生きることは毎日死にむかって歩くこと。
「一日一生」―ただ心臓が動いているだけの長生きという
時間の長さよりも、自分の生涯で何を実現し、後世に残すか、
人生の質こそ問わねばならない。
そのために「生き急ぎ、死に急ぎ、自分のエンディングストー
リー」を日々考えねばならん。
●『余命10年未満の人に予防的な検査をする意味はあるのか?
ガラパゴス状態で「無駄な医療」を続ける日本
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41374
●『2040年「超高齢化日本」への提言―野口悠紀雄―
介護にかかる費用はどの程度か
http://diamond.jp/articles/-/57277
◎「長生きすることは、本当に良いことなのか?―
親の介護で未来を奪われる若者たち」
http://diamond.jp/articles/-/55706
●『年を取っても筋肉を維持する方法―運動と食事のコツ
ベジタリアンは不健康? 菜食主義の2500年
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20140801/410067/
「2030年、老人も自治体も"尊厳死"しかない¥
湯浅誠×やまもといちろう リベラル対談(後編)
http://toyokeizai.net/articles/-/43798
◎《最期の医療は・特別編》 尊厳死に法なじまぬ 周防監督に聞く
http://apital.asahi.com/article/serial/2014072800011.html
●「大往生する101のコツ」が出版
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