『湘南海山ぶらぶら日記』★5鎌倉古寺百選ベスト10-お勧めは鎌倉中世の面影を残す『称名寺』(金沢文庫)は鎌倉幕府を守った東の要衝』★『仁王像は運慶作で迫力満点、元気がわいてくるよ』●『阿字ヶ池の朱塗りの太鼓橋をわたり、金堂へ向かう
湘南海山ぶらぶら日記』
鎌倉古寺百選ベスト10- 称名寺(真言律宗)は金沢北条氏一門の菩提寺。
同寺は京急金沢文庫駅から徒歩15分の所にある。
朱塗りの赤門をくぐると桜並木の参道が続き、突き当りには仁王門。鎌倉時代の運慶の作と言われる高さ4mの迫力満点の大きな仁王像が見える。
仁王門横の通用門を入ると、阿字ヶ池を中心に中之島・反橋・平橋を配した「浄土庭園」が広がります。
同寺の縁起は北条氏の一族である金沢(かねさわ)北条氏の祖、北条実時(1224年 – 1276年)が開基といわれる。創建時期については資料は不明だが、1258年(正嘉2年)実時が六浦荘金沢の居館内に建てた持仏堂(阿弥陀堂)がその起源とされる。
のち1267年(文永4年)、鎌倉の極楽寺の忍性の推薦により下野薬師寺の僧・審海を開山に招いて真言律宗の寺となった。
金沢北条氏一族の菩提寺として鎌倉時代を通じて発展し、2代顕時、3代貞顕の時代には三重の塔を含む七堂伽藍をや庭園が完備した大寺院として全盛期を迎えた。鎌倉幕府滅亡とともに金沢北条氏も滅び、以後寺運も衰退した。降って江戸時代に入ると大幅な復興が実現し、現存する建物が作られた。
浄土庭園の向こうには、緑豊かな金沢三山(金沢山・稲荷山・日向山)を背に金堂・釈迦堂・鐘楼(称名晩鐘)があります。
現在は春の桜、初夏の黄菖蒲、秋の紅葉と四季折々の景観が美しく訪れる人の憩いの場所となっています。
例年5月初めに境内で薪能が開演されます。
毎週土日の10時~15時には、横濱金澤シティガイド協会による無料庭園ガイドを実施しています。(雨天中止)
関連記事
-
-
『Z世代のための米大統領選挙連続講座③』★『バイデン氏、NATO首脳会議で同盟の意義を強調 健康不安説を一蹴したが・・』★『民主党内の混乱・分裂は一層エスカレートしている』
2024/07/11 世界、日本リーダーパワー史(934) 北大西洋条約機構(N …
-
-
『六十、七十,洟たれ小僧の湘南海山ぶらぶら日記』/『つり竿さげて、鎌倉海をカヤックフィシングでさかな君と遊べば楽しいよ』★『「半筆半漁」「晴釣雨読」「鉄オモリをぶら下げて」鎌倉古寺を散歩すれば、悠々自適!』
以下は2011年7月7日に書いた「湘南海山ぶらぶ日記」の再録である。約10年前は …
-
-
『鎌倉桜絶景チャンネル』 『鎌倉桜だより毎日中継(3/20)』『妙隆寺(小町)、段葛(鶴岡八幡宮への花道)の桜並木は・・』
『鎌倉桜絶景チャンネル』 『鎌倉花の寺、桜だより毎日中継(3/20) …
-
-
107歳のギネスの健康長寿・彫刻家平櫛田中のスローガン長寿の10訓
107歳のギネスの健康長寿・平櫛田中のスローガン10訓 前坂俊之( …
-
-
「4K動画撮影」外国人観光客のための新幹線からの富士山撮影法(2018/12/25,28)-東京から下り新幹線は右側座席、逆の上りでは左座席からなら撮影できる、また、出入り口ドアからも撮影できるよ。冬場(11月―4月)は晴れの日が多くベスト・ビューティフル・MT Fujiを堪能できる。
外国人観光客への新幹線スピード富士山観賞法(12/25am10)ー三 …
-
-
『インテリジェンス人物史』(13)記事再録/『真珠湾攻撃から70年―『山本五十六のリーダーシップ』ー 最もよく知る最後の海軍大将・井上成美が語るー
リーダーパワー史(869) 2011/09/27執筆<日本リーダーパワー史(19 …
-
-
百歳学入門(158)★『昭和戦後日本経済成長の立役者』松下幸之助(94) 『病弱だったことが私の成功の最大の秘訣!ー『私1人でできんのでみんなに任せてやってもらった。」
百歳学入門<158> 『昭和戦後日本経済成長の立役者』松下幸之助(9 …
-
-
『Z世代のための日中韓外交史講座』⑱』★『台湾有事の先駆的事例<台湾出兵>(西郷従道)の研究講座㉔』★『中国が恫喝・侵略と言い張る台湾出兵外交を絶賛した「ニューヨーク・タイムズ」 (1874(明治7年)12月6日付)「新しい東洋の日本外交」』
2013/07/20 日本リー …
-
-
『世界の新型コロナワクチン接種競争勃発』ー「日本が新型コロナからの日常生活が戻るのは22年4月で先進国では一番最後となる」(英医療調査会社予測)
「日本が新型コロナから日常生活が戻るのは22年4月で先進国では一番 …
-
-
★「20世紀/世界史を変えた『日露戦争』の研究」- 「日露開戦までのいきさつ」② 『ロシアの謀略・清国操縦の裏面史」★『ロシアは李鴻章との間で『満州を独占する」露清密約を締結する。 日本側は湖広総督・張之洞、両江総督・劉坤一の2人と組んで 李鴻章に圧迫を加えたが、ロシアの武力・恫喝外交に李鴻章は屈した。』
★「20世紀/世界史を変えた『日露戦争』の研究」- 「日露開戦までのいきさつ」② …
- PREV
- 日本リーダーパワー欠落史(744) 欧米が心配する『安倍ロシア朝貢外交の行方は!?、再びバラマキ外交で失敗するのか』『歴史復習応用編』-日清戦争後のロシアの三国干渉と遼東半島の武力、占領支配が日露戦争の原因なのである。★『 安倍政権に激震 日ロ首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実に』●『日露経済協力の目玉、サハリン・パイプライン プーチン大統領の訪日に何が期待できるのか』●『日露に総額1.5兆円強の共同計画』
- NEXT
- 日本メルトダウン( 967)『東京五輪、反対してもいいですか?「やめる」を納得させる5つの理由』●『「悲惨なアメリカ」を証明した、二つの衝撃レポートの中身 大統領選の行方にも影響アリ?』●『ドゥテルテ大統領来日で再確認!アジア外交の主役はやはり日本だ 中国はこの接近に焦っている』●『 スマホが子どもにもたらす「隠された3つの弊害」』●『ウェブメディアの「検索回帰」が始まったワケーSNSのアルゴリズム変更に高まる不信感』●『ネットニュースの虚実に迫れるか 「Google News」に「ファクトチェック」タグ導入』