前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(24)『日本のメルトダウン』37日目ー『EU,日本からの入港する船舶に放射線量検査を実施へ』

      2015/01/02

速報(24)『日本のメルトダウン』37日目
『EU、日本から入港する船舶に放射線量検査を実施へ』
 
前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
4日17日午前9時まで状況―
 
●『EU、日本から入港する船舶に放射線量検査を実施へ』
<ロイター2011 04 16 13:50 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20657620110416

 欧州委員会は15日、日本からEU域内に入港するすべての船舶に対し、放射線量の検査を実施すべきだと述べた。
「たとえ非常に小さいとしても、港内作業員や市民の安全へのあらゆるリスクを取り除きたい」と述べた。 
欧州委員会は、通常の放射線量(平均で1時間当たり0.1マイクロシーベルト)に0.2マイクロシーベルトを加え
た値を、EU共通の新たな放射線量基準値とする指針を示している。
 
●『焦点:日本への同情、原発危機が長期化なら怒りに変化も』
 
危機が長引くにつれ、日本には世界の目がますます強く注がれている。専門家らは、
日本政府が情報を包み隠さず、危機管理にも能力を発揮できなければ、輸出依存度の高い日本経済にとって
打撃となる世界的なイメージダウンに直面すると指摘する。韓国や中国など隣国の一部はすでに、
日本に厳しい視線を向け始めている。

●「日本大震災:東京湾沿岸で液状化42平方キロ 世界最大」
毎日新聞 2011年4月16日 18時26分(最終更新 4月16日 23時27分)http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110417k0000m040026000c.html

●◎『焼け石に水』作戦―汚染水除去に悪戦苦闘』
新たな処理施設は、フィルターや吸着剤などを使って放射性物質を取り除く。水処理に強い仏大手原子力企業「アレバ」
などの協力を得て、「できるだけ新たな動力源を必要としないシステム」(東電)を目指している。(毎日)
●「福島第1原発:汚染水を冷却水に 浄化し再利用へ…東電」
<毎日新聞 2011年4月16日 20時06分(最終更新 4月16日 23時39分)>
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110417k0000m040068000c.html
●『原子炉外付け冷却検討…建屋内の装置稼働進まず』
2011年4月17日01時33分  読売新聞)
(1)足許の応急対応は溜まり汚染水は全て回収し、急拵えの除染冷却設備でクリーンアップして、再び原子炉上部
から放水する。ー 仮設循環システム
 2) 並行してー外付けで、原子炉本体の取水口から水を取り出し熱交換循環システムを新たに作り、これを恒久的に
使用して行く。元々の仕組みの復旧を諦めたということです。これらの設備の稼働には、半年では出来ないのでは?
やろうとしている事が少し見えてきましたが、現場の実態はまだまだ不明ですから、絵空事の可能性もあります)

●『汚染水浄化設備の設置検討 完成は数カ月先』
<産経MSN2011.4.16 20:00
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110416/biz11041620030021-n1.htm

(注目記事)
●◎『発電容量:再生可能エネルギー、原発逆転 米シンクタンク』
<毎日新聞 2011年4月16日 17時50分>
http://mainichi.jp/life/today/news/20110417k0000m020019000c.html
(4月1日現在、世界で運転中の原発は30カ国で437基。運転開始から平均で26年が経過し、このうち145基は、
20年までに運転開始から40年を迎える。建設中は14カ国で64基。中国などで今後、新たに建設される分を見込んでも、
世界の原発の総数は減少する)

●●<必見チャート>
福島第一原発の現状ー東電発表資料(417日現在)

http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/plant.pdf

 
●『ドイツ、原発早期全廃へ 福島事故で首相方針』
<東京新聞2011年4月17日 朝刊>
 
●『水素爆発「考慮必要なし」 福島原発2報告書』
<東京2011年4月17日 朝刊>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011041702000015.html?ref=rank

東京電力が二〇〇二年と〇四年に福島第一原発などでの二つの評価報告書で、格納容器での水素爆発を「考慮する必要がない」
と判断していた。報告書によると、核燃料を覆う管が高温で損傷することにより、水素ガスが発生。水素ガスが酸素と反応して水素爆発
を起こし、格納容器に大きな圧力がかかる。だが、格納容器内は不活性ガスの窒素で満たされており、
「この事象は考慮する必要がない」と記していた。

 福島第一原発では、2号機の格納容器下部にある圧力抑制室で爆発が起きた。1、3号機でも、炉内で発生した水素が
格納容器に漏出。配管のすき間などを通って外側の原子炉建屋上部にたまり、爆発を起こした。

 - 現代史研究 , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
小倉志郎(元・原発技術者)のレポート『「原発の安全」とは?-普通の市民の感覚で』考えよう

 2013.03.01   「原発の安全」とは?-普通の市民 …

no image
  日本メルトダウン(999)―『孫・トランプ会談、米メディアも高い関心 M&A加速と分析も』●『嘘か真か、トランプ流「ツイート砲」がメディアを圧倒』●『トランプ政権の命運を握る“超保守派”の懐刀ーメディアを操り過激な政治主張を繰り出すバノン氏(古森義久)』●『日銀がETF買いで「日本企業の大株主」になることの大問題』●『北方領土返還やっぱりプーチンに騙された“お坊ちゃま首相”』●『ガラパゴス日本の文化や技術が世界標準を目指すべきでない理由』

   日本メルトダウン(999) 孫正義氏,携帯再編、規制緩和狙いか…トランプ氏 …

『Z世代のための日本政治がなぜダメか、の講義』①<日本議会政治の父・尾崎咢堂が政治家を叱るー『売り家と唐模様で書く三代目』①『自民党の裏金問題の無責任・C級コメディーの末期症状!」 

   2019/04/21日本リーダーパワー史(2 …

★『日本経済外交150年史で、最も独創的,戦闘的な国際経営者は一体誰でしょうか講座①(❓) <答え>『出光興産創業者・出光佐三(95歳)』ではないかと思う。そのインテリジェンス(叡智)、独創力、決断力、勝負力、国難逆転突破力で、「日本株式会社の父・渋沢栄一翁」は別格として、他には見当たらない』

  『戦略的経営者・出光佐三(95歳)の国難・長寿逆転突破力①     …

人気リクエスト記事再録-『日中韓の3国関係が北朝鮮の「ならず者国家」に翻弄され変則的に揺れ動いている』★『130年前の日清戦争勃発前の三国関係と同じ。福沢諭吉の『脱亜論」の理由、中華思想、小中華と日本主義の対立が現在まで延々と続く』

人気リクエスト記事再録 日中韓の3国関係が北朝鮮の「ならず者国家」に翻弄され変則 …

no image
★『明治裏面史』/ 『日清、日露戦争に勝利した明治人のリーダーパワー, リスク管理 ,インテリジェンス(53)『宇都宮太郎の大アジア主義思想④』★『朝鮮軍司令官時代に、三・一独立運動での強硬弾圧を拒否、大衆運動に対する実弾の発砲を禁止した』

 ★『明治裏面史』/ 『日清、日露戦争に勝利した 明治人のリーダーパワー,  リ …

『Z世代ための異文化コミュニケーション論の難しさ①』★『日本を開国に向けた生麦事件の発生、その結果起きた薩英戦争を19世紀の「植民地大帝国」の英国議会ではどう論議されたか①ー <英国「タイムズ」文久3年(1863)7月22日の報道、英国民主主義の凄さ>

  2019/11/07  『リーダーシ …

no image
『池田知隆の原発事故ウオッチ(21)』『最悪のシナリオから考えるー電力改革し,分権化を進めよ』

『池田知隆の原発事故ウオッチ(21)』   『最悪のシナリオから考える …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(196)ー『憲法改正を進める安倍自民党はダレス米国務長官の強硬な再軍備要求を断固拒否した吉田茂のリーダーシップ・外交術を学べ』★『ダレス長官は「敗戦国の貧弱な総理大臣だと思っていたらみごとに吉田にやられた。彼が世界の一等国の一等大使(吉田は駐英大使)だったことを計算に入れなかったのが私の間違いだった』

 2016/02/1/日本2リーダーパワー史(662)記事再録 &lt …

no image
『 地球の未来/世界の明日はどうなるー『2018年、米朝戦争はあるのか➀』★『昨年11月末、北朝鮮「核武力完成」を宣言 ICBM「火星15」発射成功と』★『国連安保理、北朝鮮への石油精製品輸出90%を削減、追加制裁決議を採択』★『北朝鮮、平昌五輪へ選手団を派遣す

 『 地球の未来/世界の明日はどうなるー 『2018年、米朝戦争はあるのか』➀★ …