速報(155)『日本のメルトダウン』 ☆『イノベーションのジレンマに負けたコダック』★『金融市場に悲観まん延、実体経済にも悪影響』
2015/01/02
★『金融市場に悲観まん延、混乱長引けば足元堅調な
前坂俊之(ジャーナリスト)
以下はF国際ビジネスマンのコメントです。 『小生もこのコダック社の本社、ロチェスターに何度か出掛けた経験があります。
高速光学プリンターの書込み用のエンジンに使用するLEDアレイの売り込みです。プリンターの開発をK社はやっていました。優秀な人が多いのに、世間知らずで勿体無いなあ、と思っていました。小生の作品は、今、富士通が超高速プリンターで使用しています。
今から30年以上前です。銀塩フィルムの王様で、とても威張っていました。富士フィルムがシェアを上げ始めていました。
その当時迄、幹部も社員も銀塩フィルムさえやっていれば、今後500~1000年はお家安泰と心底思っていたと思います。
その後はご承知のように、電子デバイス、CCD、CーMOSなどの電荷結合素子、測距用の高出力LED、演算用の超高速LSI、記録用のメモリーカードなどの開発が一気に出揃い、デジタルカメラの全盛時代になりました。
イーストマン一族の同族経営と成功譚が余りにも大きいので、主役の交代を受容出来なかったのです。後にモトローラの経営経験者をスカウトし社長にしましたが、時既に遅しです。
GEやIBMの取締役会は、近代化が早く、全ての事業の優劣、将来性を厳しく見て行くカルチャーが比較的根付いており、社長後継の準備、選別は今でも、大変厳しいものがあります。
恐らく、コダック社には、取締役会で自由闊達に討論を尊び、人材の選定も実力主義で行くカルチャーが無く、旧式が大勢を占めたと思います。
世界の変化、技術の大局の変化、競争相手とユーザーの変化に眼を背けた結果がこの姿です。外界の変化に謙虚でない典型がここにあります。 成功物語で失敗する、日本も大変な高度成長で、グルと既得権維持集団がのさばり、外界から目を背け、今、衰退の道を直走っています。』
●『世界景気悪化を逆手に中国の底堅さ回復、日本企業はシェア喪失懸念』
関連記事
-
-
速報(379)『日本のメルトダウン』『1月12日 ラジオ・フォーラム初回特別版「原発事情の今・小出裕章」『天野之弥 IAEA事務局長会見』
速報(379)『日本のメルトダウン』 ◎『1月12日 ラ …
-
-
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』ー『感染症を克服した明治のリーダーたち②』★『後藤新平と台湾統治と中国のねじれにねじれた100年関係』(5月15日)
後藤新平と台湾と中国 前坂 俊之(ジャーナ …
-
-
速報(195)●『欧州の金融機関31行が資金不足』『チェルノブイリ事故の小児ガンについて』『石橋克彦の記者会見』
速報(195)『日本のメルトダウン』 ●『欧州の金融機関31行が資 …
-
-
「パリ・ぶらぶら散歩/ピカソ美術館編」(5/3日)⑦『ピカソが愛した女たちー画家の精力絶倫振りは、超弩級、地球人とも思えません。
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(111)』 「ラ …
-
-
速報⑦『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止めるぞ!13日目
速報『日本のメルトダウン』(3・11)を食い止めるぞ、13日目⑦ …
-
-
百歳学入門(94)天才老人NO1<エジソン(84)の秘密>➁落第生 アインシュタイン、エジソン、福沢諭吉からの警告
百歳学入門(94) 「20世紀最大の天才老人NO1<エジソン( …
-
-
『ウクライナ戦争に見る ロシアの恫喝・陰謀外交の研究➅』★日露300年戦争(2)-『徳川時代の日露関係 /日露交渉の発端の真相』★『こうしてロシアは千島列島と樺太を侵攻した⑵』
ホーム > 人物研究 >   …
-
-
『地球環境破壊(SDGs)と戦った日本人講座』★『約110年前に足尾鉱毒事件(公害)と戦かった田中正造②』★「辛酸入佳境」、孤立無援の中で、キリスト教に入信 『谷中村滅亡史』(1907年)の最後の日まで戦った』
2016/01/25 世界が尊敬 …
-
-
日本の最先端技術『見える化』チャンネル-『「働き方改革EXPO」(7/11、東京ビッグサイト)』でのプレゼンベスト5」★『ー都築電気の「超!高生産コンタクトセンターで働き方が変わる」』
日本の最先端技術『見える化』チャンネル- ★『都築電気の「超!高生産コンタクトセ …