前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(215)『日本のメルトダウン』ー『脱原発世界会議』『今後激増する「内部被曝」「低線量長期被曝」の「何でも質問会」』

   

速報(215)『日本のメルトダウン』
『「脱原発世界会議」』
 
『今後激増する「内部被曝」「低線量長期被曝」に
ついての「何でも質問会」
 
                                               前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
 原子力エネルギーからの脱却と、再生可能な自然エネルギーへの転換をテーマに、約三十カ国の専門家らが集まった「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」は十五日、前日に引き続き横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。会議の成果として「原発のない世界のための横浜宣言」を発表し、二日間の日程を終えた。 
 同会議には、十四、十五の両日で計一万千五百人が来場した。
 宣言には「原発事故被害者の権利を守る」「政府、東京電力は完全に情報公開し、説明責任を果たす」「核燃料サイクルから段階的に脱却し、原発の廃炉に向けた工程表をつくる」など、八項目の提言が盛り込まれた。
 脱原発を掲げる八人の市町村長による討論では、福島県双葉町の井戸川克隆町長が「住民の被ばく問題がなおざりにされている」と指摘。東京都世田谷区の保坂展人区長は「浜岡原発で事故が起きたら、世田谷にも大きな影響がある。私たちは積極的に(脱原発の)道を開いていかないといけない」と話した。
 閉幕イベントでは、脱原発を主張する六人の著名人が登壇。俳優の山本太郎さんは「無関心の人にも(この動きを)つないでいかないと、大きなことはできない」と訴えた。NPO法人「ガイア・イニシアティブ」代表の野中ともよさんは「ここからが本当の民主主義の始まりだ」と、来場者に呼び掛けた。

 『内部被曝なんでも質問会 

いま一番問題となっているのは『低線量長期被曝』の影響である。この問題について「脱原発世界会議」の「内部被曝研講演となんでも質問会」 " 内部被曝なんでも質問会 が1月15日(日) 午後1時40分から開かれた。

回答者は広島で被曝した名古屋大学名誉教授の澤田昭二氏。医師で岐阜環境医学研究所の松井英介氏。広島市立大学講師の高橋博子氏。独立行政法人北海道がんセンター院長の西尾正道氏。ビキニ環礁の核実験で被曝した第5福竜丸乗組員・大井又七氏、琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬氏で内部被曝研究会の名誉会長となった広島原爆による被曝体験をもつ医師の肥田舜太郎氏は欠席されていた。

 ◎『内部被曝なんでも質問会 ②

 

内部被曝何でも質問会③回答する西尾正道氏

 



内部被曝何でも質問会⑥

 - 現代史研究 , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
日中ロシア北朝鮮150年戦争史(46)『日本・ロシア歴史復習問題』★ 「満州を独占するシベリア大鉄道問題」-ウィッテ伯回想記から 『李鴻章と交渉に入る』『ニコライ皇帝と李鴻章の謁見と敵国 の日本の密約締結』

  日中ロシア北朝鮮150年戦争史(46) 『日本・ロシア歴史復習問題』★  「 …

no image
日本リーダーパワー史(860)ー記事再録『リーダーをどうやって子供の時から育てるかー 福沢諭吉の教えー『英才教育は必要なし』(上)

記事再録『日本リーダーパワー史』(335)2012年10月22日 『リーダーをど …

no image
日本の「戦略思想不在の歴史⑴」(記事再録)-日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起きたか①

  日本で最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ起こったか 今から2年前20 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(3)記事再録/日本国難史にみる『戦略思考の欠落』③「高杉晋作のインテリジェンスがなければ、明治維新も起きず、日本は中国、朝鮮の二の舞になっていたかも知れない」

     2015/11/22&nbsp …

『Z世代のための百歳学入門』★『知的巨人の百歳学(149)-失明を克服し世界一の『大漢和辞典』(全13巻)編纂に生涯を尽くした漢学者/諸橋徹次(99歳)」★『学問の大道は、読むべきものを読み、学ぶべきものを学んでから、本格的な研究に入らなければならぬ』

  2019/03/27  知的巨人の百歳学(14 …

決定版・20世紀/世界が尊敬した日本人ー「ハリウッドを制したイケメンNo.1, 『ハリウッドの王者』となった早川雪洲は一転、排日移民法の成立でアメリカから追われた②

決定版・20世紀/世界が尊敬した日本人 20世紀で世界で最高にもてた日本人とは誰 …

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交の研究講座①』★『リーダーシップの日本近現代史』(55)記事再録/<日本外交大失敗の「三国干渉」歴史に学ぶ」『「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)せよという」-三宅雪嶺のインテリジェンス』ー 現在の超難関を突破するため、『坂の上の雲』の 知恵と勇気の古典に学ぶ①

リーダーシップの日本近現代史』(55)記事再録/<日本外交大失敗の「三国干渉」歴 …

no image
辛亥革命(1911年10月10日)百周年ー『孫文の辛亥革命を日本の新聞はどう報道したのか』①

辛亥革命(1911年10月10日)から百周年   ―逆転した今後の日中 …

no image
『日本を救え、世界を救うために、決断を!』ー<福島原発―最悪のシナリオから考える(3)>(池田知隆)

『日本を救え、世界を救うために、決断を!』 福島原発―最悪のシナリオから考える( …

日本リーダーパワー史(630) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(23) 『川上操六参謀次長と日清貿易研究所を設立した荒尾精 「五百年に一人しか出ない男」(頭山満評)ー表の顔は「漢口楽尊堂店長」、実は参謀本部の海外駐在諜報武官。

日本リーダーパワー史(630)  日本国難史にみる『戦略思考の欠落』(23)   …