前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『F国際ビジネスマンのワールドウオッチ⑤』『携帯電話世界トップのノキアがその座をサムスンに明渡した歴史的事件』

   

『F国際ビジネスマンのワールドニュース・ウオッチ⑤』

携帯電話世界トップの座に君臨してきたノキアが
その座を韓国サムスンに明渡した歴史的事件』
<ソニー、シャープの転落の教訓、ドコモの運命は?>

 
 
 携帯電話世界トップの座に君臨してきたノキアがその座を韓国サムスンに明渡した様です。歴史的な事件です。

ノキアはヨーロッパ製のOS シンビアンに拘り、アンドロイドに乗り遅れ、今はIBMの支援を受けていますが、時遅しです。ノキアの現社長はIBM出身です。

携帯の世界市場は、長年欧州規格のGSMが主流でしたが3GでWCDMA、CDMAに変わりモトローラやサムスンがメンバーに入って来ました。

携帯の歴史 過去25年の内トップはほとんどノキアが独占しており、この数年を除けば二位はモトローラでした。

この十年 サムスンは3位が定席でしたが、やはりスマホの
準備が早かったのが勝因です。

ノキアもモトローラも通信技術が売りで、インタネットの専門家ではありません。サムスンにはチップが有ります。アップルに液晶やチップを供給しiPhone開発の動きは逐一掴んでいたと思います。アンドロイドOSを使ったスマホの出荷も早く準備万端でした。

ノキア モトローラのスマホ乗り遅れは決定的でしたので
スマホの世界出荷が増えれば、サムスンがグローバル トップになるのは時間の問題でした。

韓国 京畿道のサムスンの工場に何度も行きましたが会社全体がガツガツし、 社員一人一人もガツガツしている姿が印象的でした。今日の世界的名声は当然です。世界の潮流をいち早く察知しています。日本の会社にはこの20年サムスンの様なガツガツ精神が急速に失せています。負けるのは当然です。

  
http://m.ibnlive.com/news/samsung-trumps-nokia-on-handset-sales/252769-70.html
  
 
●『携帯出荷世界一にサムスン…常勝ノキアを抜く』

 
 
 
●『ますます過熱するサムスン会長の兄弟げんかー遺産訴訟、
「一銭も払わない」の会長発言で罵倒合戦に』<JBpress>2012,4,26>

 - 現代史研究 , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
速報「日本のメルトダウン」(521)●日本経済、2014年が正念場(英FT紙)○「シェールガス」バブルの崩壊は目の前」

 速報「日本のメルトダウン」(521)     ● …

no image
 日本リーダーパワー史(752)–『プーチンにやられた12・15 安倍「北方領土交渉」無残な結末 「2島返還+α」から「0島返還」へ』★『 プーチン来日でも進展困難な「北方領土問題」 経済協力活動は主権がどちらかでもめる』●『北方領土返還やっぱりプーチンに騙された“お坊ちゃま首相”』★『トランプ政権誕生で潮目の変わった北方領土 様子見を決め込むプーチン、安倍首相へのお土産あるか』●『CIA調査「トランプ氏勝利のため露が大統領選に干渉」、米紙報道』★『プーチン氏はアスペルガー症候群、米国防総省が研究報告』●『日露開戦までのいきさつーロシアは再三再四の遅延、引き延ばし、恫喝外交を展開、 日本側は妥協し、忍耐して交渉を続けるが、ロシア軍が侵攻した時点で堪忍袋の緒をきって開戦に踏み切る』』

 日本リーダーパワー史(752)– 「日露外交交渉で安倍首相はオウン …

「Z世代のための、約120年前に生成AI(人工頭脳)などはるかに超えた『世界の知の極限値』ー『森こそ生命多様性の根源』エコロジーの世界の先駆者、南方熊楠の天才脳はこうして生まれた(2)』★『独学/独創力/創造力/観察力/絵画力/集中力の研究』

2009/10/02 日本リーダーパワー史 (23)記事再録 『ノーベル賞を超え …

『リーダーシップの日本近現代興亡史』(223)/★「世界天才老人NO1・<エジソン(84)の秘密>とはー発明発見・健康長寿・研究実験、仕事成功10ヵ条」★『 生涯の発明特許数1000以上。死の前日まで勉強、研究、努力 を続けた生涯現役研究者ナンバー1』

 2014/07/16  百歳学入門(93) &n …

no image
『5年前の記事を再録して、時代のスピード変化と分析ミスをチェックする』-『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか⑤』★『アベノミクスで政権100日は成功、この難題山積のナロウパス (細いつり橋)を素早く突破しなければ、日本の明日は開けない』★『スピード突破できずTimeout、釣り橋から落下の運命が迫りくる?』

★『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか ー―日本興亡150年史』⑤― < …

「Z世代のための日本リーダーパワー史研究』★『幕末、明治維新から約170年、日本を近代国家に発展させる基礎を築いたのは誰か?』★『勝海舟(76歳)であり、その大国難(徳川滅亡→明治維新を平和裏に遂行)突破力を学ぶ』『政治家の秘訣は正心誠意、何事でもすべて知行合一』★『すべて金が土台じゃ、借金をするな、こしらえるな』★『1千兆円(2012の時点)を越える債務をふくらませた政治を一喝、直ぐ取り組めと厳命)

2012/12/04 /日本リーダーパワー史(350)記事再録 「国家興亡史の第 …

『Z世代への遺言」(玉音放送の現代訳音声付)「日本を救った奇跡の男ー鈴木貫太郎首相③』★『鈴木首相の「玄黙」「治大国若烹小鮮」「汐待ち」』★『鈴木首相と昭和天皇の「阿吽の呼吸」で、戦争に終止符を打った<日本の最も長い日>』

  2024/08/20  記事再録再編集 &nb …

『Z世代のための明治大発展の国家参謀・杉山茂丸の国難突破力講座⑥』★『杉山茂丸の国難突破力に学ぶ』★『22歳の杉山と46歳の元老黒田清隆、元老伊藤博文(45歳)とのスピーチ、ディべィ―ト決闘、勝負!して手玉にとった!』

2014/08/08 /日本リーダーパワー史(519)『杉山茂丸の国難突破力に学 …

★『オンライン講座・国難突破力の研究②』★「日本史最大の国難・太平洋戦争敗戦からGHQ「日本占領」と「単独講和」を乗り越えて戦後日本の基礎を築いた吉田茂首相の<国難逆転突破力>③』★『ダレス米国務長官の強硬な再軍備要求を断固拒否した吉田茂のリーダーシップ・外交術を学べ(田中角栄の証言)』

「オンライン・日本史決定的瞬間講座⑧」   2021/10/ …

no image
日本の「戦略思想不在の歴史」⑸『日本最初の対外戦争「元寇の役」はなぜ勝てたのか⑸』★『当時の日本は今と同じ『一国平和主義ガラパゴスジャパン』★『一方、史上最大のモンゴル帝国は帝国主義/軍国主義/侵略主義の戦争国家』★『中国の『中華思想』『中国の夢』(習近平主義),北朝鮮の『核戦略』に共通する』

 日本の「戦略思想不在の歴史」⑤「元寇の役」はなぜ勝ったのか』 クビライは第一回 …