前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(346)民主、自民両党首選に見る『この国のイカれた惨状!』『借金倒産』『原発倒産』『人材倒産』の3重苦の<ウルトラKY政治家

   

速報(346)『日本のメルトダウン』

★民主、自民両党首選に見る『この国のイカれた惨状!』
『借金倒産』『原発倒産』『人材倒産』の3重苦の中で、問題
解決能力のない政党の代表選に手を上げる
<ウルトラKY政治家!>に国民は怒り心頭!

           
                                       前坂 俊之(ジャーナリスト)
 
    国家破産が刻一刻と迫りつつあり、金もないのに大盤振るまいの異常さ。何と『概算要求 過去最大102兆円台』
② こんな異常な政治家、霞ヶ関以上にその生活実感から国民は既成の政党に絶望を超えて、怒り心頭に発しており、『この惨状をぶちこわしてくれる新党、リダーパワーのある政治家を待望している。
    それが正しく橋下大阪維新の会への期待となって爆発している。橋下氏がこれまで実践し改革してきた言行一致の政治突破力である。既成の政党ははすべて、言行不一致の「NATO」(ノット、アクション、トーキング,オンリー)そのものである。
④ そんな中で、 民主党代表選に若手から押された細野豪志環境相(41)が出馬を見送った。 「福島の復興に専念したい。
首相には『福島にもっと寄り添ってほしい』と言う細野氏の政治感覚はまともであり、トップリーダーの資格十分である。今後10年、一剣磨き、修羅場を経験すれば民主党の代表になる大器であろう。それに比べて「原発廃炉まで50年以上」の恐ろしく困難な道のりを考えている政治家が余りに少ないのがこの国の死んでる現状である。
原発担当大臣の任命に当たっては若い人に最後まで責任を以って完全廃炉まで見届けるという長期的な視野から細野氏を選んだのではないのか。それなのにたった1年半で、細野環境相を担ぎあげた輿石幹事長らの原発事故収束に見る不見識と無能は万死に値する。
⑤ 驚いたことに安倍元首相が手を挙げている。まず、その前に自らの失敗とリーダーシップのなさを国民に謝罪したのか。
『安倍晋三 政界キーマン? チヤホヤされる異常事態』http://gendai.net/articles/view/syakai/138432
また、仮に政権の側についた場合も、ますます困難となった中国、韓国、米国との外交がこんどは失敗せずにうまくやっていく戦略はあるのかどうかも説明すべきであろう。
⑥ 民主党に能力も国家戦略もないことはこの間、証明されたが、自民党の過去のつけが『借金倒産』『原発倒産』『人材倒産』の失敗政治であった。この反省も総括もないままの、首取り合戦(戦国時代から進歩せず)に終始している。
⑦ 橋下徹大阪市長が自民、民主両党の党首選について「国民向けの討論会が全然ない。身内(の国会議員)からの票を得るかだけで、一国のリーダーを選んでいいのか」と批判したのは当然であり、国民感情を代弁している。橋下氏に人気があつまる所以である。
 
●『国政進出で霞が関、永田町の“解体”と統治機構の刷新迫る』http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120908/lcl12090818490000-n1.htm
 
◎「国民向けの討論ない」 橋下市長、両党首選批判http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209070126.htm

『大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長は7日、自民、民主両党の党首選について「国民向けの討論会が全然ない。身内(の国会議員)からの票を得るかだけで、一国のリーダーを選んでいいのか」と批判した。

 同時に維新の会の次期衆院選公約「維新八策」に盛り込んだ首相公選制の必要性を強調。「公開討論をして選んでもらうのが最大の意義だ。(国民から)直接選ばれれば、リーダーシップを発揮できる。少なくとも今よりましになる」と指摘した。』

●『谷垣、石原氏出馬へ=一本化が決裂、10日にも表明-
自民総裁選「石・石」対決軸に

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol

●『民主代表選:執行部と若手、板挟み 細野氏不出馬』
http://mainichi.jp/select/news/20120908k0000m010089000c.html

●『安倍晋三 政界キーマン? チヤホヤされる異常事態』
国民は5年前のことを決して忘れてはいない。おなかが痛くなって、政権をブン投げたどうしようもない男だ。「もうちょっと頑張ってもらいたかった」という谷垣への批判は、そのまま自分へブーメランのように返ってくることも分かっていない。さすが元祖KY首相である。

●『首相が出馬表明=「課題克服へ職責担う」―原口氏も意欲・民主代表選』
 
●『橋下新党「持ち上げ派」週刊現代、「冷ややか派」週刊ポスト読み比べさて、あなたはどっち?』

 - 現代史研究 , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(116)「タカタ問題」では「湿気で部品が劣化して 異常破裂する結果」をNYTはいち早く調査報道、日本メディアはNYTの引用で済ませるお粗末』

 『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(116)』 「タカタ問題」 …

no image
世界/日本リーダーパワー史(955)ー米中間選挙(11/6)後のトランプ大統領の対外政策は一層エスカレートするのか(下)『米中冷戦下のサイバー戦争の勃発か』★『中東問題の新たな紛争の火種ーサウジのジャーナリスト殺人事件』

世界/日本リーダーパワー史(955) 米中貿易戦争の裏では情報、スパイ、プロパガ …

no image
★新連載<片野 勧の戦後史レポート>①「戦争と平和」の戦後史(1945~1946)①『婦人参政権の獲得 ■平和なくして平等なし』(市川房枝の活躍)

  「戦争と平和」の戦後史(1945~1946)① 片野 勧(フリージャーナリス …

『オンライン死生学入門』★『中江兆民(53歳)の死に方の美学』★『医者から悪性の食道ガンと宣告され「余命一年半」と告げられた兆民いわく』★『一年半、諸君は短いという。私は極めて悠久(長い)と思う。 もし短いと思えば五十年も短なり。百年も短なり。生命には限りがあり、死後には限りなし」(『1年半有』)』

      2015/03/19/『中江兆民(53歳)の死生学』記事転 …

『オンライン/日本はなぜ無謀な戦争をしたかがよくわかる講座』★『今から90年前に日本は中国と満州事変(1931年)を起し、その10年後の1941年に太平洋戦争(真珠湾攻撃)に突入した』★『その当事者の東條英機開戦内閣の嶋田繁太郎海相が戦争の原因、陸軍の下剋上の内幕、主要な禍根、過誤の反省と弁明を語る』

2011/09/05  日本リーダーパワー史(188)記事再録 日本の …

no image
巨人ベンチャー列伝ー石橋正二郎(ブリジストン創業者)の名言/至言/確言百選②●『知と行は同じ。学と労とも同じ。人は何を成すによって偉いのではない。いかに成したかによって価値あるものなのだ』●『新しき考えに対し、実行不能を唱えるのは卑怯者の慣用手段である』

  巨人ベンチャー列伝ー石橋正二郎(ブリジストン)の名言、至言、確言百 …

『オンライン/新聞記者の冤罪と誤判・死刑追及の旅②』『山口県内で起きた<冤罪を訴えて60年の加藤翁事件』★「虚心坦懐に当事者と現場を取材する」-加藤新一翁の雪冤(1979年9月)

2010/01/06   1979年9月10日発行  「季刊 証言と記 …

no image
「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙は「日韓併合への道』をどう報道したか⑨ 「独フランクフルター・ツアイトゥング」(1907(明治40)年7月24日付>『韓国のハーグ事件と皇帝の退位』

「英タイムズ」「ニューヨーク・タイムズ」など 外国紙が報道した「日韓併合への道』 …

no image
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(233)/記事再録『2019年の流行語大賞「ワンチーム」を3年前に実践して MLBを制した上原投手、イチロー流のプロフェッショナルとは!?』★『真のリーダーとは『愚者」ではつとまらない。「賢者」 (スマート人間)で勝利を残さねばならない』

 2016/07/14 / 日本メルトダウン(924)記事再 …

no image
梁山泊座談会★『若者よ、田舎へ帰ろう!「3・11」1周年―日本はいかなる道を進むべきか③』『日本主義』2012年春号

《日比谷梁山泊座談会第1弾》 超元気雑誌『日本主義』2012年春号(3月15日発 …