日本リーダーパワー史(425)日本外交の新展開―日英同盟による日露戦争の勝因を教訓に、日英防衛・安保協定を深める日本
日本外交の新展開―
日露戦争の勝因は日本軍の強さ(ハードパワー)と同時に、日英同盟に
よる「日英軍事協商」「インテリジェンスの全面協力体制(ソフトパワー)
の支えがあったからである。
それから110年、日本政府は「日英間で防衛・安全保障分野
での協定を結び、提携を深めている。
英国の王立防衛安全保障研究所(RUSI)アジア本部(東京)の創立1周年を記念して開かれる、「日英安全保障会議2013」に出席のため来日、9月30日にクラーク所長が日本ミシャクラブで会見、
① グローバル化の新たな環境に見合うルール作り
② ハードとソフトパワーの適切なバランスの見直し
③ 憲法(日本)、議会(英国)の制約を受ける中での軍事力の行使問題の3点を共通課題
記者会見した。
Michael Clarke, Director General, Royal United Services Institute for Defence and Security Studies
英国の王立防衛安全保障研究所(RUSI)アジア本部(東京)の創立1周年を記念して開かれる、「日英安全保障会議2013」に出席のため来日した、クラーク所長が会見した。
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2013/09/r00026256/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
記者による会見リポート(日本記者クラブ会報2013年11月号に掲載)
米国の影響力低下 世界の安全保障はハードとソフトで
ともに自由貿易に支えられた民主的な海洋国でアメリカの強固な同盟国―多くの共通点を持つ日本とイギリスは、安全保障面の関係を着実に強めつつある。その仕掛け人の1人がRUSIを率いるクラーク所長その人だ。この高名な研究者は「中国の海軍政策が今後30年のアジアの安全保障を決定づける。海洋の安全を単独で守れる国は存在しない」と述べ、日英協力の重要性を説いた。
http://www.jnpc.or.jp/files/2013/09/898cf78dcfeee0ed41a76a23336e4a08.pdf
関連記事
-
-
日本メルトダウン脱出法(739)「日中首脳の対立は似た者同士だから? 根っからの反日ではない習近平、日中関係の新常態は築けるか」●「長期展望、日経平均長期上昇シナリオは終わったのか?」
日本メルトダウン脱出法(739) 日中首脳の対立は似た者同士だから? 根っから …
-
-
日本リーダーパワー史(830)(人気記事再録)『明治維新150年』★『日露戦争勝利の秘密、ルーズベルト米大統領をいかに説得したかー 金子堅太郎の最強のインテジェンス(intelligence )②』★『ル大統領は金子特使を大歓迎 ー米国到着、米国民はアンダー・ドッグを応援』
日本リーダーパワー史(830)(人気記事再録)『明治維新150年』★ &nbs …
-
-
【終戦70年「安倍談話」の最大受益者は中国、韓国か」「フランスより中国の方が危ない理由」他6本
日本メルトダウン脱出法(621) 【2015年の東アジア情勢】―「安倍談話」 …
-
-
<F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(206)> 『7年ぶりに、懐かしのアメリカを再訪,ニューヨークめぐり(5月GW)④』2階建バスツアーでマンハッタンを一周(1)(タイムズスクエアから乗車し、ロウアーマンハッタンへ向かう)★★『まさしくルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)だね!』
<F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(206)> 『7年 …
-
-
『世界天才老人講座・葛飾北斎(88歳)研究』★「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人」★『「ジャパンアニメ」+「クールジャパン」の元祖』★『創造力の秘密は、破天荒な奇行、93回も引越す』★『創造力こそ長寿力、72歳で傑作『富嶽三十六景』を発表、80歳でさらに精進し、90才で画業の奥義を極め、百歳にして正に神の領域に達したい』
葛飾北斎(88歳)「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人   …
-
-
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』 『★緊急提言・最悪のシナリオから考えるー国際連合戦線の英断を!』
『池田知隆の原発事故ウオッチ⑰』 ☆『緊急提言・最悪のシナリオから …
-
-
『オンライン/昭和史研究』★昭和天皇による「敗戦の原因分析」②『軍備は平和確保のための一手段である』ところがその軍備の力を使用したがる軍人があった」★『なぜ日本人種は嫌われたかー白色人種の有色人種に対する優越感、日本人の独善性、日本人の教養の不足、日本人の宗教の異なること』
2015/07/ …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(144)再録★『日本世界史』-生麦事件、薩英戦争は英国議会でどう論議されたか②ー<英国「タイムズ」の150年前の報道><日本の現代史(明治維新からの明治、大正、昭和、平成150年)は 日本の新聞を読むよりも、外国紙を読む方がよくわかる>
2013/06/23 『日本世 …
-
-
速報(270)『菅前首相は3/11の自己弁明よりも、今後の脱原発、事故収拾に向けて全力疾走すべきではないのか』
速報(270)『日本のメルトダウン』 ★『やめたとはいえ菅前首相は …
-
-
日本リーダーパワー史(687)『北朝鮮行動学のルーツ②』ー150年前の「第一回米朝戦争」ともいうべき 1866(慶応2)年9月、米商船「ジェネラル・シャーマン号」の焼き討ち事件(20人惨殺)の顛末を見ていく。<事大主義と小中華思想、中華思想=エスノセントリズム (自民族中心主義)のギャップ、対立が原因>
日本リーダーパワー史(687) 『北朝鮮行動学のルーツ(下)』ー150年前の「第 …
