前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『☆10外国人観光客への鎌倉古寺ガイドーおすすめは「妙法寺」、鎌倉時代の面影残る奇跡の苔の寺「クール・ジャパン・テンプル」

      2015/01/01

  

   

『☆10外国人観光客への鎌倉古寺ガイドー

最もおすすめなのは「妙法寺」、鎌倉時代の面影残る

<奇跡の苔の寺「クール・ジャパン・テンプル」

を見に行く(⒑/25)』

 

前坂 俊之(ジャーナリスト)

 

妙法寺は鎌倉の寺院では、とりわけ自然の豊かさを残しているところで。谷戸の窪地に建ち、森閑とした鬱蒼たる森林に覆われ、本堂、仁王門から一直線に『苔の石段』30段ほどが山上の法華堂へと延びている。

梅雨時の雨上がりの晴れた日など、木漏れ陽にたっぷり水を含んだ深緑の苔が生命の元素のようにグリーン、グリーン,グリーン色に映えてきて、とりわけ美しくなる。

秋になると、鎌倉の紅葉は遅いが12月をすぎると、モミジに染まり茶色の落ち葉と緑の苔のコントラストが何とも美しい。年中、こんなに自然に包まれ、トリのさえずりが絶え間なく響き渡るところはない。この日もけたたましく鳴くヒヨドリの鳴き声が少しうるさく聞こえたほど。周囲の樹木は豊かに繁茂している。苔もクローズアップして、なめるように、シダも撮影して、原始の森に迫った。

朱塗りの仁王門の前には鮮やかなその赤と周囲の樹木の緑が見事なコントラストをつくり、その背後の『植物生命の基として苔の石段』とマッチして、いつまでの見飽きない、原始の森のイメージである。

苔は日本の温帯モンスーンの自然風土の象徴である。訪れる観光客も少ないこの「クール・ジャパン・テンプル」こそ鎌倉の至宝といってよい、あまりたくさんの人にはきてほしくないが、鎌倉仏教の真髄に迫りたい人は苔を大事に、損なわないように静かに注意深く参観していただきたいね。

 

➉ 鎌倉妙法寺ー800年前の鎌倉時代の雰囲気が残る唯一の『苔寺』

 

 

 

 - 湘南海山ぶらぶら日記 , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ (107)』「パリ・ぶらぶら散歩/ピカソ美術館編」(5/3日)⑤

  『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(107)』 「パ …

『MF・ワールド・カメラ・ウオッチ(3)』フィレンツェの広場で「ニューシネマパラ ダイス」を聴いて涙が流れた

『MF・ワールド・カメラ・ウオッチ(3)』 「フィレンツェぶらぶら散歩(4/19 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(101)』「パリぶらぶら散歩(4/30-5/3)①―パリ・オペラ地区の大衆レストラン、シャルティエは 百年以上パリ市民から愛されてきた名店

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(101)』 「パリぶらぶら散歩 …

日本ローカル線の動画ぶらり旅①』ー岡山県津山市の津山城に向かう』★『津山駅と駅前広場から旧津山藩の鶴山城へぶらり、街並み拝見しながら』(動画20分)

  津山城はこうしてできた。 http://www.tsuyama-k

『リモートワーク/鎌倉フィッシング』(2020/5/14/am6)ー鎌倉沖で巨アジ(40センチ)を釣る』★『筋トレ、リラックスカヤックで健康バッテリーを充電!』

 『日本の最先端技術見える化動画』 鎌倉カヤック釣りバカ日記 『リモートワーク鎌 …

『First day of Spring in KAMAKURA SEA』の『鎌倉材木座海岸沖での老人と海』=『春近し』『目玉パっちりの大メバルの歓迎会じゃ』★『2011/02/05の「3,11福島原発事故の約1ゕ月前の鎌倉湾のメバル釣りの思い出』

  2011/02/05の「3,11福島原発事故の約1ゕ月前の鎌倉湾の …

『オンライン/テレワーク、SNS,Youtubeで天然生活』★『鎌倉座禅カヤックで魚と遊び、波に揺らり、揺られて、太陽光発電で、昼寝すれば快楽・悦楽・満足クリーンアップ!だよ』

       &nb …

no image
『鎌倉カヤックバカ釣れ日記』(9/10)今やもう秋に、突然爆釣モードに、サバの猛攻となる、大漁に』

 『鎌倉カヤックバカ釣れ日記』(9/10)   ●『①夏も終 …

no image
平田カヤッキスト『アメリカ・カヤック・ツーリング・スペシャル➁「ワシントン州シアトルの<Lake Sammamish>でエンジョイ!

    <『葉山海』の平田カヤッキスト(カメラマン …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(302)★『生死一如/往生術から学ぶ①『元気とは性欲、食欲、名誉欲、物欲、金銭欲がふつふつと煮えたぎっている状態、つまり煩悩である。その元気が死を覆い隠しているのです」とね。

    2010/01/21 &nbsp …