前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(253)★『原発民間事故調報告書まとまる。これを見て<原子村>ではなく<ガラパゴス原子国家日本の悲劇>を考える

   

速報(253)『日本のメルトダウン』
 
★『原発民間事故調報告書まとまる。これを見て<原子村>ではなく
<ガラパゴス原子国家日本><無責任自滅国家日本の悲劇>
を考えてみよう。そして今、1人1人の行動を問われている』
 
原発 メディアリテラシークイズ↓↓
   菅元首相のリーダーシップと危機管理は完全に落第点なのか。
   メディアは批判するだけで自己責任を棚に上げて、菅バッシング一色となっているが、東電が撤退すればそれこそ最悪の事態なるのを、自ら乗り込んで叱責したのが、事故の一層の拡大を防いだ点は大いに評価すべきではないのか。
   逆に菅以外の歴代宰相の「官僚任せの」「良きにはからえ式のリ―リーダーシップ」では、東電のいうまま撤退させて、最悪事態、東日本壊滅を招いたのではないのか。
    それこそ<菅の怒りの独断>によって、鉄壁の暴走原発ガラパゴスの壁をこわして、最小ではないにしても最中限度に食い止めることができたのではないか

   歴代、原発推進を続けてきた自民党、経産省、政府とそれのペットドックであったメディア(今もあまり変わっていない) の責任はなぜとわれないのか。
           
 前坂俊之(ジャーナリスト)
 
 
原発民間事故調:北沢委員長「危機管理の取り組み不合格」
 東京電力福島第1原発事故を調査してきた民間組織「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)の北沢宏一委員長が28日、日本記者クラブで記者会見し、事故直後の政府対応について「官邸主導による現場への過剰介入があった」と批判したうえで、菅直人前首相について「(原発のバッテリー手配など、政治家が細部に口を出す)マイクロマネジメントに走った結果、国民の評価を失った。危機管理の取り組みとして不合格だった」と酷評した。
 一方で北沢氏は「(全面撤退を検討していたとされる)東電を現場に残留させたことが菅氏の最大の功績」とも評価。事故については「最も危険だったのは、原子炉より(むき出しの核燃料を保管する)使用済み核燃料プールだった」と述べた。
 事故原因については「国、電力会社とも原発の『安全神話』で自縄自縛に陥り、安全への努力を怠った」と指摘。「みんなが空気を読み合う惰性が続けば、原子力の安全性は望めない。今回、最悪の事態は避けられたが、こうしたラッキーが今後も続くとは保証できない」と警鐘を鳴らした。
 
●『菅首相が介入、原発事故の混乱拡大…民間事故調』
●『「後進国なら菅氏は死刑」 溝手氏、事故調報告受け』
 

 - 現代史研究 , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

★スクープ写真『2011年3月11日福島原発事故約1ヵ月前の『鎌倉カヤック釣りバカ日記公開』★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』

 前坂 俊之(ジャーナリスト)   『三寒四温』とはよく言ったものよ- …

no image
『明治維新から150年(2017年)』ー『世界史の中での日清、日露戦争』アジアで唯一、 西欧列強の植民地になるのを防げた理由とは?『イギリスの東洋侵略史の要点』

明治維新から150年(2017年) 『世界史の中での日清、日露戦争』アジアで唯一 …

no image
日本興亡学入門⑤ 『リーダーと知識人不在の日本の悲劇―脳死状態の日本』

日本興亡学入門⑤                                 …

「オンライン講座・日本興亡史」の研究」⑰』★『徳川幕府崩壊をソフトランディングさせた勝海舟(76歳)の国難突破力①『政治家の秘訣は正心誠意、何事でもすべて知行合一』★『すべて金が土台じゃ、借金をするな、こしらえるな』★『③ 『借金、外債で国がつぶれて植民地にされる』★『『昔の英雄、明君は経済に苦心し成功した』★『『他人の本を読んだだけの学者、専門家の審議会はダメ』(おれは学者が役に立たないということを、維新前からよく実験したヨ。学者の学問は、容易だけれども、おれらの無学の学間は、実にむつかしい』

  2012/12/04 /日本リーダーパワー史(350)記事再録 ◎ …

no image
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』ー『感染症を克服した明治のリーダーたち②』★『後藤新平と台湾統治と中国のねじれにねじれた100年関係』(5月15日)

後藤新平と台湾と中国                    前坂 俊之(ジャーナ …

『オンライン講座/日本興亡史の研究』★『末広鉄腸の『インテリジェンス②』★『1888年(明治21)、優勝劣敗の世界に立って、外交をどう展開すべきか』<西洋への開化主義、『鹿鳴館」の猿まね外交で、同文同種の中国を排斥し、日中外交に障害を及ぼすのは外交戦略の失敗である』★『130年前に現在の日中関係を予言する』

  2015/11/24記事再録/   &nbsp …

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(236)-『 ムハンマド皇太子の今後の進退には全世界の注目が集まっている』★『皇太子の任命権者サルマン国王と同盟国米国のトランプ大統領は現時点ではMBS(皇太子)の罷免に消極的であり、事態がこのまま推移すれば、政変になる可能性は少ない、と思われる』

F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(236)   今 世 …

no image
知的巨人の百歳学(140)-『六十,七十/ボーっと生きてんじゃねーよ(炸裂!)」九十、百歳/天才老人の勉強法を見習え!』★『「日本経済の創始者」/「日本資本主義の父」渋沢栄一(91歳)』★『「論語とソロバン」の公益資本主義を実践、その哲学は「会社の用はわがものと思え。会社の金は人のものと思え」★『年をとっても楽隠居的な考えを起さず死ぬまで活動をやめない覚悟をもつ』

記事再録・2017/08/06/百歳生涯現役入門(177) 渋沢栄一1840年( …

no image
『日米戦争の敗北を予言した反軍大佐/水野広徳の思想的大転換②』-『軍服を脱ぎ捨てて軍事評論家、ジャーナリストに転身、反戦・平和主義者となり軍国主義と闘った』

 日米戦争の敗北を予言した反軍大佐、ジャーナリスト・水野広徳② &nb …

no image
速報(331) 『日本のメルトダウン』原発事故・東電のテレビ会議の情報公開拒否に見る『民主主義落第国家』日本の惨状―

速報(331) 『日本のメルトダウン』 福島原発事故・東電のテレビ会議の情報公開 …