前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

 世界、日本メルトダウン(1013)- 「地球規模の破壊力示したトランプ」★ペイパードライバ―・トランプ大統領の『無謀運転』がグローバリズムに新たな中国流『万里の長城』を築くというアナクロニズム(時代錯誤)を強行』★『市民の抗議運動に「感銘」、オバマ氏が入国禁止令で声明』●『  トランプの不法移民対策、みずから「壁」にぶち当たる可能性』●『 トランプ政権の黒幕で白人至上主義のバノンが大統領令で国防の中枢に』

      2017/02/01

 

 世界、日本メルトダウン(1013)-

「地球規模の破壊力示したトランプ」★

★ペイパードライバ―・トランプ大統領の『無謀運転』が

グローバリズムに新たな中国流『万里の長城』を築くという

アナクロニズム(時代錯誤)を強行

ドナルド・トランプ大統領の『無謀運転』がグローバリズムに新たな中国流の『万里の長城』を築くというアナクロニズム(時代錯誤)を強行しているが、トランプの当選日の昨年119日がちょうど27年前の1989119日の「ベルリンの壁が崩壊した日』と同じであることは、何とも歴史の皮肉を感じる。

東西冷戦の象徴であったベルリンの高い壁がくれて、冷戦が崩壊し世界はグローバルで、ボーダレスで、フラットな平和な時代に入った。

このベルリンの壁を崩したのはブッシュパパ大統領の功績も大きいが、その後、ブッシュ2世のイラク戦争の開始とその混乱が続きアメリカの没落が進み、約27年間後の今回のトランプのカベの建設で、グローバリズムの終焉、ブロック経済化、再び「戦争の時代」へ逆回転をはじめといえるだろう。

『ペイパードライバ・プレジデント』は「命令さえ発すれば」すぐ運転実行されると、その巨大な権力を自慢している。中国のような『人治国家でなく』、高度な民主主義国であり、今はそのマイナス面が大きくなってきているが、その「米国法治国家」の三権分立、司法、議会の厳重なチェック、行政の反対、提訴、サボタージュの自由の高いカベが「ドナルド司令官の無法な命令」にすんなりと従うわけがなく、ソッポを向いている。

手ごわい相手の「マスコミ」「ジャーナリスト」も虎視眈々とトランプの不正をついてくる。

市民の抗議運動に「感銘」、オバマ氏が入国禁止令で声明

http://www.cnn.co.jp/usa/35095799.html

 

全米初、大統領を「違憲」提訴=国務省職員100人抗議へ-入国禁止令に対抗拡大

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017013100074&g=int

 

「人として間違っている」=米移民規制を批判-楽天三木谷氏

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017013000645&g=eco

 

日経社説(131日)は「偉大な米国にはほど遠い入国制限」と題して

「特定の国民の入国を拒んでも、テロの抑止には限界がある。宗教や民族の分断が広がり、世界がさらに危うくなる。イスラム教徒や中東の人々を狙い撃ちにしたともとれるトランプ政権の対応は、中東の人々の怒りを呼び、テロを助長することになりかねない」

日本のメディアの多くがこのような論調であり、「トランプ暴走の結果が逆にテロを誘発する」

と警告している。

 

トランプ政権の黒幕で白人至上主義のバノンが大統領令で国防の中枢に

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/nsc.php

 

トランプの不法移民対策、みずから「壁」にぶち当たる可能性

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6854.php

 

 

トランプの人種差別政策が日本に向けられる日

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6851_1.php

 - 戦争報道, 現代史研究 , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(143)』「山手線新型車両トラブル続発、JR東は、顧客に犠牲を払わせて、自社と自工場の育成を図ったのか、との批判の声!⁇

  『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(143)』   JR東日 …

no image
日本メルトダウン(942)京大名誉教授が警鐘、「学力の低下が日本を貧しくする!」●『平和ボケの極み!北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛』●『補助金食いの「植物工場」 次世代技術でついに黒字化なるか』●『福島第一の凍土壁、凍りきらず 有識者「計画は破綻」』●『トヨタ人工知能参入の本気、家庭用ロボット発売も!?』

  日本メルトダウン(942)   京大名誉教授が警鐘、「学力の低下が …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(37)記事再録/『東西冷戦の産物として生れた現行憲法②』★『わずか1週間でGHQ(連合軍総司令部)が作った戦後憲法草案②』★『なぜ、マッカーサーは憲法制定をそんなに急いだのか』★『スターリンは北海道を真っ二つにして、ソ連に北半分を分割統治させるように米国に強く迫った。』★『 スターリンはドイツ分割で手に入れた巨大な戦利品、巨額の利益を、「2匹目のドジョウを狙って」米側に揺さぶりをかけた。』

2013年1月6日/日本リーダーパワー史(355)           …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(329 )ー 『危機管理を忘れた国は崩壊するのが歴史法則』★『ペリー黒船来航の情報に対応できず、徳川幕府崩壊へ』★『阿蘭陀風説書でオランダ国王から黒船来航予告にまともに対応せず、 猜疑心と怯惰のために,あたら時間を無駄 にすごした」(勝海舟)』★

       2017/12/ …

no image
F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ㉑●『日の出の勢いだった橋下氏、慰安婦発言問題で失速』(英国紙FT)

   『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ㉑』 …

no image
日本リーダーパワー史(532)総選挙2014、『アベノミクス2年の採点表」ー激辛・激論・ビデオ対談90分(12/4)

     日本リーダーパワー史(532) &nbs …

『Z世代のための米大統領選挙連続講座⑧』★『米大統領選挙・激戦州でハリス氏僅差でトランプ氏上回る」★『トランプ氏の終身大統領の野望!?』

ブルームバーグ(7月31日)によると、ハリス副大統領が激戦7州の有権者支持率で共 …

日本リーダーパワー史(556) 「日露インテリジェンス戦争の主役」福島安正中佐⑥単騎シベリア横断、日露情報戦争の日本のモルトケ」とポーランドは絶賛

 日本リーダーパワー史(556)  「日露インテリジェンス戦争の主役」福島安正中 …

no image
「集団的自衛権の行使」について、政府の安保法制懇座長代理の国際大学・北岡伸一学長の記者会見(2/24)90分

    「集団的自衛権の行使」について、政府の有識者会議「安 …

no image
<まとめ>『国難の日本史』『日本の決定的な瞬間にリーダーはどう決断、行動したのか』(ピンチはチャンスなり)

  <まとめ>『国難の日本史』    『 …