『オンライン動画講座/大阪自由大学読書カフェで三室勇氏が「デジタル化する新興国」(伊藤亜聖著)を読む(2021/09/11)』★『「イノベーション・ジレンマ」の日本は「デジタル後進国に衰退中』
2021/10/25
-
世界競争力ランキング(IMD)で、1990年までは第一位をキープしていたのが、この30年間で毎年、順位を下げ続けてついに 31 位に、「デジタル後進国」に転落した。
-
「2021 年版世界競争力ランキング」(IMD)―によると、スイスが首位となり、2 位は スウェーデン、3 位はデンマーク。日本は前年から 3 つ順位を上げたものの 31 位にとどまっている。
当ランキングは、『インフラ』『経済パフォーマンス』『政府の効率性』『ビジネスの効率性』 の 4 つの分野に関する統計データや企業経営者のアンケートから算出している。
2021 年の日本の順位は『経済パフォーマンス』分野が 12 位、『政府の効率性』は 41 位『ビジネスの効率性』は48 位。政府とビジネスの不効率(アナログ、非デジタル化)が足を引っ張っている。
「デジタル化する新興国」(伊藤亜聖著)をよむと、中国、アジア、アフリカなどの新興国のデジタル化がいかにスピード進化しているかがよくわかる。
同書のアマゾンに投稿されたの書評によると、
-
-
「イノベーションのジレンマ」(前世代の技術と経営によって成功した者は、新たな技術や機会に注目しない、ということを指す言葉)でシュンペーターは、これを「鉄道を建設したものは一般に駅馬車の持主ではなかった」と表現した、まさに現在の自動車産業そのものが「駅馬車の持主」に見えて「日本、危うし!と感じた。
-
日本型社会経済体制が、もはや旧式になっていることは、溢れる外国製品の有用性を知れば、多言を要しない。追いかけられる側としての日本の劣勢が、ひりひりする読書かんである。
-
90年代に大学で開発論を学んだ僕としては、従来の経済発展論や雁行形態論のような、先進国を先頭にして発展途上国が後を追うというような単線的な社会経済発展の時代がデジタル化経済の世代では完全に時代遅れになったことを感じた。―など危機感が語られている。
-
関連記事
-
-
人気リクエスト記事再録-『日中韓の3国関係が北朝鮮の「ならず者国家」に翻弄され変則的に揺れ動いている』★『130年前の日清戦争勃発前の三国関係と同じ。福沢諭吉の『脱亜論」の理由、中華思想、小中華と日本主義の対立が現在まで延々と続く』
人気リクエスト記事再録 日中韓の3国関係が北朝鮮の「ならず者国家」に翻弄され変則 …
-
-
日本リーダーパワー史(430)★「山本太郎の<平成天皇手紙事件>を見て、日本の民主主義政治社会はどこまで、成熟したのか
日本リーダーパワー史(430) …
-
-
2014年ー世界経済トレンド・ウオッチ⑤』「揺らぐ世界経済:景気回復はどれほど脆弱か」「問題山積なのに米ドルが安定の理由( 英FT紙)
「2014年ー世界経済トレンド …
-
-
世界史の中の『日露戦争』①英『タイムズ』米「ニューヨークタイムズ」は「日露戦争をどう報道したか」を読む①
『日本世界史』シリーズ 世界史の中の『日露戦争』①- …
-
-
『Z世代のための百歳学入門』★『物集高量は(元朝日記者、大学者、106歳)は極貧暮らしで生涯現役、106歳の天寿を果たした極楽人生の秘訣③』★『物集高量の回想録②、大隈重信の思い出話』★『大隈さんはいつも「わが輩は125歳まで生きるんであ~る。人間は、死ぬるまで活動しなければならないんであ~る、と話していたよ』
2021/05/28   …
-
-
『日本戦争外交史の研究』/『世界史の中の日露戦争』㉕「開戦2ゕ月前の『ロシア紙ノーヴォエ・ヴレーミヤ』の報道』-『満州におけるロシアの権利は征服に基づくものであり、これほど多くの血を流し,金を費やした国で活動していく可能性をロシア人に与えなければならない。』
『日本戦争外交史の研究』/ 『世界史の中の日露戦争』㉕ 『開戦2ゕ月前の19 …
-
-
知的巨人たちの百歳学(178)記事再録/『創造的長寿力の葛飾北斎(89歳)②』★「72歳で傑作『富嶽三十六景』の連作を発表、その巻末に 「私は6歳より物の形をうつす癖があり、70歳以前に描いたものは取るに足らない。73歳となった今やっと、禽獣虫魚(動物昆虫魚類)の骨格、草木を描けるようになった。90歳にして画の奥義を極め、100歳を超えると一点一格を生きた如く描ける神妙の域に達したい』と日々研鑽、努力を続けたのです』★『天才とは日々研鑽・努力の人なり』
葛飾北斎(89歳)「過去千年で最も偉大な功績の世界の100人」の1人 創造力こ …
-
-
オンライン講座/ウクライナ戦争と日露戦争を比較する➄』★『日本最強の外交官・金子堅太郎のインテリジェンス➂』★『ルーズベルト大統領だけでなく、ヘイ外務大臣、海軍大臣とも旧知の仲』★『外交の真に頼れるのものはその国の親友である』★『内乱寸前のロシア、挙国一致の日本が勝つ、とル大統領が明言した』
2011年12月18日 日本リーダーパワー史(831) …
-
-
百歳学入門(150)『 日本最長寿の名僧・天海大僧正(107)の長命の秘訣は『時折ご下風(オナラ)遊ばさるべし』●昭和爆笑屁学入門『『元祖〝ライオン宰相〃浜口雄幸・・国運をかけたONARA一発『ぶー,ブ,ブーブゥー』『屁なりとて、徒(あだ)なるものとおもうなよ、ブツという字は仏なりけり(仙崖和尚)
百歳学入門(150) 長命はー① 粗食②正直③日湯④陀羅尼⑤時折ご下風遊ばさ …
- PREV
- 「オンライン講座・日本興亡史」の研究」⑰』★『徳川幕府崩壊をソフトランディングさせた勝海舟(76歳)の国難突破力①『政治家の秘訣は正心誠意、何事でもすべて知行合一』★『すべて金が土台じゃ、借金をするな、こしらえるな』★『③ 『借金、外債で国がつぶれて植民地にされる』★『『昔の英雄、明君は経済に苦心し成功した』★『『他人の本を読んだだけの学者、専門家の審議会はダメ』(おれは学者が役に立たないということを、維新前からよく実験したヨ。学者の学問は、容易だけれども、おれらの無学の学間は、実にむつかしい』
- NEXT
- 『2012/2021の稲村ヶ崎サーフィン・モンスターウエーブ動画特集①』★『Oct/ 19,/2012] Cool Kamakura!/ド迫力!今年一番.ー台風21号のクラッシュウエーブ』
