前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『 地球の未来/世界の明日はどうなる』ー『2018年、米朝戦争はあるのか』⑦『「北朝鮮を容赦しない」と一般教書演説で見せたトランプ大統領の「本気度」』★『ヘーゲル元米国防長官「北朝鮮への先制攻撃は無謀。日本も大惨事を免れない」』★『米海兵隊トップ、北朝鮮との地上戦に言及「厳しい」戦闘に備え』★『中国が密かに難民キャンプ建設──北朝鮮の体制崩壊に備え』

      2018/02/03

 『2018年、米朝戦争はあるのか』⑦

トランプ米大統領は1月30日、就任後初となる一般教書演説で、「北朝鮮の無謀な核ミサイル開発はかなり近いうちに(very soon)に米国脅かす。我々はそのようなことが発生しないように最大の圧迫作戦を展開している」と述べた。

「北朝鮮を容赦しない」一般教書演説で見せたトランプ大統領の「本気度」https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20180201-00081129/

 

米、核戦略を大転換=軍縮放棄、新型兵器開発へ-「核態勢の見直し」公表
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020300190&g=use

 

トランプはやっぱり北朝鮮に「先制攻撃」を仕掛けるつもりじゃないかhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/54347?page=2

●ヘーゲル元米国防長官はそのトランプの勇み足、先制攻撃論には絶対反対している。

トランプ政権が検討している先制攻撃の「ブラッディ・ノーズ(血だらけの鼻)」作戦によって、北朝鮮を攻撃すれば、韓国では何百万人もの死者が出る。何万人もの在韓アメリカ人も死ぬ、日本も大惨事を免れないだろう」との理由をあげている。日本にとっても他人事ではないのだ。

ヘーゲル元米国防長官「北朝鮮への先制攻撃は無謀。日本も大惨事を免れない」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9445.php

●ロシア、中国はトランプの暴走に反対しており、米朝戦争勃発でとばっちりを食うのを恐れている。

国連の制裁決議で「原油と石油精製品の輸出を止めることは北朝鮮にとって全面禁輸を意味する。そうなれば宣戦布告とみなして反発。世界規模の紛争を引き起こす恐れがある」と、マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使が警告した。

北朝鮮を戦争に駆り立てるトランプに怯え始めたロシアhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9449_2.php

中国が密かに難民キャンプ建設──北朝鮮の体制崩壊に備えhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9121.php

●米海兵隊のロバート・ネラー総司令官は1月25日、北朝鮮との衝突が起きれば激しい地上戦になり、地上では「動的、物理的、暴力的」な戦闘が展開され、「人生で経験したことがないような試練となる」と述べ、「全員が精神的に準備する必要が出てくる」との見通しを示した。

米海兵隊トップ、北朝鮮との地上戦に言及 「厳しい」戦闘に備えhttps://www.cnn.co.jp/special/kr_peninsula/35113767.html

 

●米中央情報局(CIA)のポンペオ長官は、1月23日に米諜報機関と米軍は、非核化という目標の達成に向けて外交的な取り組みが失敗した場合に備えて、トランプ米大統領のために選択肢を準備し続ける必要があるとも述べた。

金正恩氏、核保有の先に「朝鮮半島統一」 CIA長官が分析https://www.cnn.co.jp/special/kr_peninsula/35113624.html

 

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(105)/★『記事再録/ 『日本国憲法公布70年』『吉田茂と憲法誕生秘話①ー『東西冷戦の産物 として生まれた現行憲法』『わずか1週間でGHQが作った憲法草案』①

    2016/02/28/日本リーダーパワー史 …

no image
『不況、デフレで経営トップはどう決断、行動したか① 』 小林一三(大阪急創業者)/土光敏夫(経営の鬼)から学ぶ-

 日本リーダーパワー史(473)    『不況、デ …

『Z世代のための日本興亡史研究②』★『海軍はなぜ戦争反対をおし通すことができなかったのか!?』★『日本を滅ぼした東郷平八郎元帥の「トラウマ・面罵事件」の真相』

前坂俊之(ジャーナリスト) ●東郷元帥の暴言 1931年(昭和6)、洲州事変がひ …

no image
歴史張本人の<日中歴史認識>講義」②袁世凱顧問の坂西利八郎 が「日中戦争の歴史、中国の外交術>」を語る②

       日中両国民の必読の歴史の張 …

『オンライン/ウクライナ戦争講座』★『日本興亡史サイクルは77年間.明治維新(1868)から77年目の太平洋戦争敗戦(1945 )が第一回目の敗戦。それから77年目の今年(2021、2年)が2回目の経済敗戦』★『この国難を突破するためには明治のトップリーダ―たちのインテリジェンスとAIデジタルZ世代のタッグ「チームジャパン結成しかない』

『日露インテリジェンス戦争を制した天才参謀・明石元二郎大佐』(前坂俊之著、新人物 …

『長寿逆転突破力を発揮したスーパーシニア―』★農業経済 学者・近藤康男(106歳)―越え難き70歳の峠。それでも旺盛な研究力が衰えず、七十七歳のときからは目も悪くなったが、それも克服し七十歳以降の編著だけで四十冊を超えた。

   2014/05/16   <百歳学 …

no image
日本メルトダウン脱出法(673)「日本のために中国と対決したくはない ー米国の本音」●「脱添加物!海外企業はここまでやっているー日本の「安全」は世界の「危険」かもしれない」

日本メルトダウン脱出法(673) 日本のために中国と対決したくはない ー新ガイド …

no image
『明治裏面史』 ★ 『日清、日露戦争に勝利した明治人のリーダーパワー,リスク管理 ,インテリジェンス㊵★『児玉源太郎のリーダーシップ⑬』●『陸海軍共同作戦会議の席上、「陸軍はいらぬロをきくな!」と児玉は大喝!』★『続いて児玉は海軍側参謀たちに丁寧に一礼して、「海軍側の要望は、わしが、しかと心得てござる。御安心をなされい」と確言』

 『明治裏面史』 ★ 『日清、日露戦争に勝利した明治人のリーダーパワー, リスク …

no image
日本リーダーパワー史(445)「安倍首相の靖国参拝外交は75年前の近衛内閣の日中戦争泥沼化の近衛声明外交失敗の轍を踏む①

 日本リーダーパワー史(445) 「安倍外交を検証する①」 &nbsp …

no image
日本リーダーパワー史(329)空前絶後の参謀総長・川上操六(43)鉄道敷設による兵站戦略こそ日清戦争必勝の戦略であった

日本リーダーパワー史(329) 「坂の上の雲」の真の主人公「日本を救った男」 空 …