前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『オンライン/70歳からの晩年長寿研究講座』★「昆虫記(全10巻)を完成したファーブル(92歳)は遅咲きの晩年長寿の達人』★『晴遊雨学で庭の植物や昆虫を観察し、海でのサーフィンと魚クンと遊び学び、山をぶらぶら散歩して森林浴をすれば楽しさいっぱい、生涯健康/研究できるよ』

      2021/04/30

  百歳学入門(79

▼「昆虫記(全10巻)を完成したファーブル(92歳)は遅咲きの晩年長寿の達人-庭、海、山を観察すれば楽しみいっぱい

 前坂 俊之(ジャーナリスト)

「学者は長生き」といわれる。好きな研究を個人でストレスなくできる。-好きな研究に情熱を傾けて時間をわすれて没頭するのが脳を活性化して、長寿になるのであろう。そんな独創的な長期の研究者、コレクターは長生きする例が多いが、その世界的な代表例の一人がファーブルといえよう。日本でも植物学者・牧野富太郎(96)や採集で野原を歩きまわる足腰の筋肉を使う昆虫学者なども長生きするのであろう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E
3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%8
3%BC%E3%83%96%E3%83%AB

晩年長寿の達人である『昆虫記』を書いた世界一の昆虫学者だが、五十六歳でその第一巻が刊行され、生活苦と無名の中で全10巻をやっと完成、80代でやっとフランス国内で認められ、数々の栄誉を獲得92歳まで長生きしたという晩年長寿の達人である。

彼はもともとは小学校教員となり、その後、中学校教師になり三十歳でアヴィニョン中学校に転任、四十歳からはアヴィニョン自然誌博物館の管理員に任命され、その兼職で教職をつづけた。

一八七一年、四十八歳のときに決断する。同中学校をやめて、そこから二十キロほど離れたオランジユの町にひきこもって、ライフワークの「昆虫記」の観察と執筆に本格的に取り組んだ。しかし、生活が苦しく『農業化学』『基礎化学』『基礎天文学』などの科学書、教科書を執筆して、生活費を稼いだが、貧乏暮らしが続いた。

やっと「昆虫記」は一八七九年、五十六歳で第一巻が刊行され、これ以降、ほぼ二年に一巻ずつのペースで『昆虫記』を書きつづけた。60歳ごろに、最初の妻が亡くなり、六十四歳で、四十一歳も年下の女性と再婚して、『昆虫記』の完成を目指した。しかし、「昆虫記」は余り売れず家族の生活は苦しくなる一方だった。

一九〇七年、ファーブルが八十四歳の時になって、やっと『昆虫記』は認められ、その地道な研究に対して、フランスの代表的な賞を次々に獲得した。

そして1910年、盛大な「『昆虫記』五十周年祝賀会」がもよおされた。

1915年十月、92歳でなくなるが、ちょうど第一次世界大戦の最中で注目されなかった。という。 

(以上の参考文献は稲永和豊「知的巨人たちの晩年」講談社 1997年)

三文作家の書斎の窓からーわが夏のエンターテーナー/ミンミンゼミ君が桜の古木で発啼きじゃ

Cool Kamakura!/ド迫力!今年一番の稲村ケ崎サーフィンー台風21号のクラッシュウエーブ

 

 - 人物研究, 健康長寿, 湘南海山ぶらぶら日記

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
「最後の木鐸記者」毎日新聞・池田龍夫氏(87)を偲ぶ会―晩年に病苦と闘いながら「新聞に警鐘を鳴らし続けた」不屈の記者魂をたたえる。

「最後の木鐸記者」毎日新聞・池田龍夫氏(87)を偲ぶ会―晩年に病苦と闘いながら「 …

『50,60,70歳のための晩年長寿学入門』★「史上最高の天才老人<エジソン(84)の秘密>③』★『天才は1%の霊感と99%が汗である」★『白熱電球のフィラメントの材料に世界中から6000種以上の植物を採集、日本の竹を使って成功した』』

 2014/07/19   百歳学入門(95)&n …

no image
明治裏面史――三浦観樹将軍が『近代日本の黒幕』頭山満を語るー『頭山満は奥行が深い』★『頭山の真価は書くに書けないところにあるのじゃ。』 

      2015/01/02 明治裏 …

no image
百歳学入門(98)「60、70 はなたれ小僧、はなたれ娘」<鎌倉アホ仙人「材木座海中温泉」入浴の巻 (8/16)

 <百歳学入門(98)>   「60、70 はなたれ小僧、は …

世界、日本メルトダウン(1015)「地球規模の破壊力示したトランプ」とガチンコ対決」★目からウロコ名解説『トランプ大統領はプロレス悪役のトリックスターで 『プロレス場外乱闘政治ショウ』に騙されるな!』(動画名解説10分間)

 世界、日本メルトダウン(1015)- 「地球規模の破壊力示したトランプ」とガチ …

no image
(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』★『ガラパゴス国家・日本敗戦史➀』150回連載の1回~15回まで』★『近衛文麿、東條英機の手先をつとめたのは誰か』●『「近衛内閣、東條内閣はどうして日米開戦に突入したか」』★『野田に決まった民主党総裁選の無惨、じり貧』★『(リーダーシップの欠如で2度あることは3度ある。 日本人の 精神的な構造欠陥!」』●『「 ロジスティックで敗れた太平洋戦争」『1千兆円の債務を抱いて10年後の展望は?」』●『大東亜戦争下の毎日新聞の言論抵抗・竹ヤリ事件の真相③ ―東條首相は「毎日」の廃刊を命令』

(まとめ記事再録)『現代史の復習問題』★ 『ガラパゴス国家・日本敗戦史➀』150 …

no image
日本メルトダウン脱出法(829)「米中関係:超大国の彫像(英エコノミスト誌)」●「朝日新聞、とうとう給与削減? 高すぎる人件費に経営は大丈夫か」●「日銀マイナス金利 効果はあるが“短期的な劇薬”」●「【アメリカから見たTPP(9)最終回】TPPは平和をもたらすか?」

 日本メルトダウン脱出法(829)   「米中関係:超大国の彫像(英エ …

『 2025年は日露戦争120年、日ソ戦争80年とウクライナ戦争の比較研究④』★『長岡・児玉の「有坂砲」の移設、砲撃で二〇三高地占領、旅順陥落を実現した』★『レーニンは「ヨーロッパの全新聞が難攻不落の折り紙をつけた旅順港要塞を、ちっぽけな、今まで誰からも 馬鹿にされていた日本がわずか8ヵ月で攻略した。いざ、学ばんかな、日本人に!」と絶賛した』

2016/01/17  日本リーダーパワー史(643)、日本国難史にみ …

no image
日本リーダーパワー史(574)安保法制を考えるための、日本の海外派兵の歴史「北清事変」「シベリア出兵」などを討論・ディープビデオ対談(30分)②

日本リーダーパワー史(574) 安保法制を考えるための、日本の海外派兵の歴史「北 …

no image
日本リーダーパワー史(277)『歴代首相でリーダーシップNO1は原敬ー小沢一郎と比べると月とスッポンの大宰相②>

日本リーダーパワー史(277)   『原敬と小沢一郎を比較すると』② …