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記事再録/知的巨人たちの百歳学(115)ブリヂストン創業者 ・石橋正二郎(87歳)の「楽しみを楽しむ」これがいちばんの健康法

      2019/05/30

2015/08/19/知的巨人たちの百歳学(115)

石橋正二郎(87歳)の

①子供の時の弱かった体をいたわることで、今日の健康をかちえた。

②「 よい美術を集める」「庭を作る」「建築設計をやる」

この3つ「楽しみを楽しむ」これがいちばんの健康法

ブリヂストン創業者 ・石橋正二郎

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E6%AD%A3%E4%BA%8C%E9%83%8E

石橋正二郎と社会事業

http://www.ishibashi-foundation.or.jp/founder/

「弱かったために」

私はいささかの健康自慢で60代、70代になっても、みんなから若い若いといわれ、自分でもそのつもりになっています。しばしば人からも親子を取りちがえられることがあるほどで、いよいよ自信をつよめています。

「若い」という自信は、若くあることがもっとも大切なようです。よく何か特別な健康法でもと問われますが、それには何も変わったことはありません。

しかも、何も変わったことがないのが、またきわめて大切なことのようです。

私は幼少のころ胃腸がひじょうに弱く、小学生時代は病欠ばかりしていました。そんなことから、私は大変用心深くなり、暴飲暴食せず、酒は客相手の時だけブドウ酒を少量、煙草は一本もすうたこともありません。

日に一回ないし二回はパン、米はあってもなくてもよく、肉は好きですが、できるだけ野菜や海草類をとるようにしました。つまりは弱かった体をいたわることで、かえって私は今日の健康をかちえたのです。

楽しみを楽しむ

私には、大体三つの大きな楽しみがある。

  •  よい美術を集めること、
  • 庭を作ること、
  • 建築設計をやること。

どれもこれも、自分一人で楽しむのではなく、みんなと一緒に楽しむことを、楽しみに楽しむのである。

美術のコレクションは美術館を広く公開して、人にみてもらうものだし、庭作りはできるだけ美しく、大規模にして来園者によろこんでもらうのが最終日的となる。

建築に至っては工場、オフィス、住宅、会館、倉庫、宿舎、その他なんでもござれである。むろん細部にわたって自分でやれるわけもないが、公私の関係で、私は今までに何十万坪かの各種建築を設計いじりで楽しんできた。おそらく専門家でもこの坪数にはかなうまいと思っている。

私は何事にもコリ性で、一度それに取りかかると他の一切を忘れてひたむきになる。楽しさが二倍にも、三倍にもなると共に、気分の転換にもよろしく、ひいては「楽しみを楽しむ」これがいちばんの健康法にもなっている。

 - 人物研究, 健康長寿, 現代史研究

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