『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(88)』日本マクドナルドの異物混入会見のお粗末
2015/01/11

By: Tatsuo Yamashita
『F国際ビジネスマンのワールド・ニュース・ウオッチ(88)』
日本マクドナルドが連続する異物混入について会見 「全て公表する必要は無い!」「歯の混入は食べた人の可能性も」
http://gogotsu.com/archives/2690
マクドナルドの一連の食品不良問題は、利益至上主義、消費者不在、マニュアル信奉、例外処理の仕方の欠如、米国流経営、危機管理能力と経験の欠如、などなど消費者の生命を預かる企業とも思えない体たらくです。
迷惑を掛けたと言う反省と根本的な改善対策に向けた誠実な姿勢が見られません。
私見ですが、役員陣の学歴と前歴はどうなっているのでしょうか?
米国のMBAを出て、どこかのコンサルタント会社で、能書きだけたれた経験しかない人達でなければ良いのですが?
日本企業の品質管理が優秀なのは、役員などの経営幹部が製造、調達、品質管理の現場を知悉しているからです。
作業者と談笑しながら健康チェックをしています。
組織のエレベーターを絶えず上下し、末端まで掌握しています。トヨタの様な大企業ほど、経営幹部が第一線を知らなければ、会社が壊れる事をよく知っています。
カサノバ社長は「ユーザー第一の品質管理」をトヨタから学習しなければなりません。
自分達こそ被害者だと、材料調達先の責任にしているようでは話になりません。トヨタは全ての材料メーカーの品質管理に常時監視を怠りません。
マックは、経営管理層の人事の刷新と意識改革が急務です。顧客視点が持てない役員は不要です。
◎<日本マクドナルド
https://swot.jp/company/officer-detail/5036/
マックの会見に出た上席執行役員の「佐藤仁志」はやはり法律屋で、食品会社の経験はありません。「口に入れる物」に関する危機管理の経験なし、法的に訴えられて逃げるのが巧みな人です。
◎<日本マクドナルドホールディングス[2702] – 役員 | Ullet(ユーレット)
マックの「青木岳彦」も食品の経験はないようです。日本のブリジストン入社以来、人事労務畑一筋です。
「食品会社と人命」と云う難題の経験は無さそうです。
日本マクドナルドホールディングス[2702] – 役員 | Ullet(ユーレット)
原田氏が採用したと思われますが、食品は工業製品の品管とは押さえどころが異なるのでは? 倍旧の監視が必要では?
消費者の食卓への愛情が感じられないのは、小生だけでしょうか?
驚きました。
[amazonjs asin=”4023310166″ locale=”JP” title=”勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論”]
関連記事
-
-
日米の歴史コミュニケーションギャップ・相互理解の難しさ①<ー1860年の日米通商条約から150年目―>
日米の歴史コミュニケーションギャップ・相互理解の難しさ① <ー1860年の日米通 …
-
-
『オンライン/2022年はどうなるのか講座④』★「日米戦争80年」―インテリジェンスなき日本の漂流は続く』★『コロナ敗戦、デジタル敗戦、超高齢少子人口減少社会で2度死ぬ日本は「座して死を待っている状態だ」』
「日米戦争80年」―インテリジェンスなき日本の漂流は続く 前 …
-
-
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(102)』「パリぶらぶら散歩」②モンパルナス地区のカラフルでアートな商店街を楽しむ
2015/05/11 記事再録 …
-
-
★スクープ写真『2011年3月11日福島原発事故約1ヵ月前の『鎌倉カヤック釣りバカ日記公開』★『Severe winter in KAMAKURA SEA』と『老人の海』=『ラッキー!大カサゴのお出ましじゃ』
前坂 俊之(ジャーナリスト) 『三寒四温』とはよく言ったものよ- …
-
-
『リーダーシップの日本近現代興亡史』(223)/★「世界天才老人NO1・<エジソン(84)の秘密>とはー発明発見・健康長寿・研究実験、仕事成功10ヵ条」★『 生涯の発明特許数1000以上。死の前日まで勉強、研究、努力 を続けた生涯現役研究者ナンバー1』
2014/07/16 百歳学入門(93) &n …
-
-
日本リーダーパワー史(580)『スーパーマン・『イチロー(42)』の去就に注目ー『打ってほめられるよりも、打てなくて騒がれるようになれ』●「「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」(イチロー名言)
  …
-
-
『オンライン講義/140年前の外国新聞 (フランス紙『ル・タン』)がズバリと指摘した<死に至る日本病>とは』★『①論理的な学問なし②記憶力、詰め込むだけの教育③理性的学問では小学生レベルの無能な学者を量産④優柔不断で論理性のない人間ばかり⑤新しい状況に適応できない、実際的な良識にかけた人間を作っている』
(記事再録) 1874(明治7)年5月23日付 フランス紙『ル・タン』 報道の『 …
-
-
『リーダーシップの日本近現代史』(62)記事再録/『金正男暗殺事件にみる北朝鮮暗殺/粛清史のルーツ』福沢諭吉の『朝鮮独立党の処刑』(『時事新報』明治18年2月23/26日掲載)を読む➀『婦人女子、老翁、老婆、分別もない小児の首に、縄を掛けてこれを絞め殺すとは果していかなる国か。』『この社説が『脱亜論」のきっかけになり、日清戦争の原因ともなった
2017/02/20   …
-
-
速報(460)『東京オリンピック秘話ー9/8日に3度目の東京開催決定はあるか?昭和15年幻の第一回東京開催と日中外交
速報(460)『日本のメルトダウン』 ●『 …
-
-
★記事動画リバイバル『鎌倉カヤック釣りバカ/筋トレ/海上禅/日記」で百歳チャレンジ!』★『鎌倉ロハス・地産地消・釣ったカワハギを和食の絶品「カマクラ・健康カワハギ茶づけ」にして、100歳めざせ
2014/11/18 百歳学入門(102)記事再録 「鎌倉 …
