前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(79)『日本のメルトダウン』『<取材動画>福島原発放射能阻止10年戦争ー山田恭暉氏インタビューへのコメント』

   

速報(79)『日本のメルトダウン』
『<取材動画福島原発放射能阻止10年戦争ー
山田恭暉氏インタビューへのコメント』
                    
                                              
前坂俊之(ジャーナリスト)
 
 
(コメント)『山田恭暉氏のご意見拝聴し、傾聴に値するものと思いました。2,3気の付いた点、申し上げます。小生、前職担当時代、日揮ーJGC, 千代田加工ーCCEC に良く通いました。
 
この20年すっかり円高進行で、プラント建設用資材は、ほぼ100%海外調達になってしまいました。人力ーマネジメント、金力が商売のリソースです。

 .
東電単独では、人力、問題解決突破力にはもう限界が見えている訳で、どうして9電力の電気事業連合会、電事連ベースで、人と知恵を結集する仕組みを急がないのか不思議に思います。この組織は、動きだしたら強力です。東電が今迄、威張りくさっていましたから、お手並み拝見で傍観しています。
 
福島が収束しなければ、関電以下の他電力の原子力屋も飯が食えなくなる訳で、一心同体、運命共同体にならざるを得ません。特に、福一への他電力からの応援は、一刻を争います。勝俣がメンツを捨てて、他電力へ頭を下げるべきです。普段は経産省がすぐ動きますが、大臣が大臣ですから、サボっています。
 
この中核組織に、日揮、千代田のエンジニアリング能力、荏原、日立プラントの水処理ハード技術、東芝ーウエスチングハウスの除染、等々、を集結し、お二人の云われる国家技術の総動員体制です。
 
. 日揮、千代田は歴史的に電力会社との関係が薄く、どれだけ理解しあっているか未知数です。細野あたりが早く気がついて、エンジニアリング会社、上記2社の他、東洋エンジニアリングーTECも実力派ですが、メーカーの総力を組織化する方向で動くべきです。
 
東電はすぐ、東芝、日立に頼りがちで、2社は未だ商売優先で動いています。放射能に弱いベンダーばかりが難点です。
 
細野、東電幹部が両社に、国難を救うという立場で、オールジャパンの仕組みを考えさせるべきです。中核企業、中核人材をどうするかです。
 
いずれにしても、この山田さんの貴重な行動がトリガーになり、国、電力、霞ヶ関他が、早くスケールアップして動き出すことを祈ります」
 

福島原発放射能阻止10年戦争ー山田恭暉氏インタビュー
福島原発放射能阻止10年戦争ー山田恭暉氏インタビュー
 
 
●「次の放射能汚染、災害より「テロ」で起きる可能性高い=米専門家」
 
●『依然根強い日本の男女格差、縮小に向け「クオータ制」検討も』
<ウオール・ストリート・ジャーナル2011年 6月 24日  18:41 JST >
 
●『菅首相が素直に辞めない3つの理由 』
『ダイヤモンドオンライン第180回】 2011年6月23日
上杉 隆 [ジャーナリスト]

 - 現代史研究 , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『リーダーシップの日本近現代史]』(31)記事再録/帝国ホテル・犬丸徹三が関東大震災で示した決断と行動力に見習え』★『いかに対処すべきかーいまのわれわれに大変役立つ『犬丸徹三のリーダーシップから学ぶ』』

        2011/04 …

no image
辛亥革命(1911年10月10日)百周年―日中関係逆転歴史資料②『社説一孫文氏を迎ふ』(毎日新聞)

  辛亥革命(1911年10月10日)から百周年― 逆転した今後の日中 …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ⑳』『なぜ日本の政治家(橋下氏ら)は時代錯誤のオウンゴールを繰り返すのか

  『F国際ビジネスマンのワールド・ウオッチ⑳』 &nbsp …

no image
★新連載<片野 勧の戦後史レポート>①「戦争と平和」の戦後史(1945~1946)①『婦人参政権の獲得 ■平和なくして平等なし』(市川房枝の活躍)

  「戦争と平和」の戦後史(1945~1946)① 片野 勧(フリージャーナリス …

no image
クイズ『坂の上の雲』 ベルツの『日本・中国・韓国』五百年の三国志②<日露戦争はなぜ起こったのか>

クイズ『坂の上の雲』   ベルツの『日本・中国・韓国』五百年の三国志② …

no image
★『リーダーシップの日本近現代史』(75)記事再録/ 「ニコポン、幇間」ではない、真の「人間学の 大家」「胆力のあった」桂太郎首相の実像

2013/06/24 日本リーダーパワー史(389)  前坂 俊之(ジ …

no image
『2014年世界・政治・経済ウオッチ⑪』●「STAP細胞の証拠とされた落書きに日本を憂う」「シャドーバンキングの魅力と落し穴」

    『2014年ー世界・政治・経済・外交ウオッ …

no image
日本メルトダウン脱出法(559)『世界を駆け回る安倍首相、中国と影響力の奪い合い』(英FT紙)◎『中国に期待してはいけない人権意識』

      日本メルトダウン脱 …

世界最長寿120歳の泉重千代さんの養生訓』★『①万事くよくよしない②腹八分か七分がいい③酒は適量ゆっくりと④目がさめたとき深呼吸⑤やること決めて、規則正しく⑥自分の足で散歩に出よう⑦自然が一番、さからわない⑧誰とでも話す、笑いあう⑨歳は忘れて、考えない⑩健康はお天とう様のおかげ』

2009/06/19    2025/04/25記事再編集 …

no image
日本メルトダウン,カウントダウン(905)「舛添問題は金にケチな人格などではない。 政治家に一番必要な『危機管理能力」の全くない東大(無灯台)組が 『無防備都市・TOKYO」のトップに居座っていること」★『政府は約3千億円を つぎ込み熊本地震まで38年間の『 巨大地震』の予知に全部失敗した<ロバート・ゲラー東京大学理学系教授の 正論>』

  日本メルトダウン,カウントダウン(905) ①舛添問題は金にケチな人格などで …