前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

速報(163)『日本のメルトダウン』ー『ギリシャをデフォルトさせろ』★『ユーロ圏の危機、応急手当は治療ではない』

   

速報(163)『日本のメルトダウン』
 
『ギリシャをデフォルトさせろ』★『ユーロ圏の危機、応急手当は治療ではない』

                      前坂俊之(ジャーナリスト)
 
●『ギリシャをデフォルトさせろ』
(2011年10月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
 
 
<F国際ビジネスマンのコメント>
「その後色々調べますと、EURO問題はここに行き着きます。一国の破綻処理です。
国として、債務不履行宣言をさせ、国家財政の債権債務を白黒はっきりさせ、今必死で積み上げ中の基金を原資にしてユーロ圏の他の銀行に資本注入し、連鎖倒産を抑えた上で、ギリシャをEURO圏から脱退させる事もあり得る様です。

今、17カ国の合意を元に、何が起きても耐えられる事の出来る見せ金を作った上で、次に考えている事がどうもこういう事の様です。
金融の専門家は、ギリシャは今のままでは再起不能の癌患者と看做しています。転移を防ぐには、切除しかないと。国全体が、モラルハザードに陥っており、このままでは、植物人間に栄養補給の続行となり、自力回復は至難と考えている様です。ユーロ圏内に留めておく限り、モラルハザードは解消しないと見られているのではと思います。永遠にミルクが貰えると思っているのです。
     
 時間の経過と共に、政治的経済的な泥沼現象が見えて参りました。それにしても、このところ米、欧、日の国力の劣化が顕著になってきました。米はこの15年、不景気になるとバブル(ネットバブル、不動産バブルーサブプライムローンなど)を演出し、膨大な仮需を作り出し、世界を混乱させましたが、それも今は出来ません。投資会社に大規制を掛けました。世界的な需要不足が深刻です」
      
 
●『ユーロ圏の危機、応急手当は治療ではない』     
         (2011年10月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
 
 

 - 現代史研究 , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
『オンライン講座/歴代弁護士の奇人ナンバーワンは誰でしょうか?』ー米国伯爵を授けられたと自称した山崎今朝弥(やまさき・けさや)はハチヤメチャ

    2016/07/27 記事再録  …

no image
日本の「戦略思想不在の歴史⑮」ペリー来航45年前に起きたイギリス東洋艦隊の「フェートン号」の長崎港への不法入港事件」★『ヨーロッパでのナポレオンの戦争の余波が<鎖国日本>にも及んできた』

「 日本外交史➀(幕末外交)」などによると、 1808年10月4日(文化5年8月 …

no image
新刊です・申元東 著, 前坂俊之監修『ソニー、パナソニックが束になってもかなわない サムスンの最強マネジメント』徳間書店 (1600円)

新刊刊行・申元東 著, 前坂俊之監修『ソニー、パナソニックが束になってもかなわな …

no image
世界、日本メルトダウン(1030)ートランプ大統領、習近平主席の注目の米中会談は・『晩餐会の最中に、トランプはシリア攻撃を発表して「北朝鮮を中国が制御できなければ、アメリカが単独で行動するぞ」と恫喝外交ジャブをくりだした』★『金正恩氏殺害も選択肢? 米、ソウル南方に核再配備も検討 特殊部隊を北朝鮮に潜入も 米NBC報道』●『国大といえども戦いを好む時は必ず滅び、天下安しといえども戦を忘るる時は必ず危うし(水野広徳)』

世界、日本メルトダウン(1030)ートランプ大統領、習近平主席の注目の米中会談は …

no image
池田龍夫のマスコミ時評(125) 『安保法案「国民をバカにしないで下さい」』大学4年生の訴え(9/21)

  池田龍夫のマスコミ時評(125)  『安保法案「国民をバカにしない …

no image
73回目の終戦/敗戦の日に「新聞の戦争責任を考える③」再録増補版『太平洋戦争下の新聞メディア―60年目の検証③』★『記者は国家登録制に、国体観念を養うために練成実施』★『戦う新聞人、新聞は弾丸であり、新聞社は兵器工場へ』★『朝日社報の村山社長の訓示『新聞を武器に米英撃滅まで戦い抜け』(1943/1/10 )』

「新聞の戦争責任を考える③」再録増補版『太平洋戦争下の新聞メディア―60年目の検 …

『Z世代のための日本の超天才人物伝⑨』★「藤田嗣治とパリの女たち」★「最初の結婚は美術教師・鴇田登美子、2度目は「モンパルナスの大姉御」のフェルナンド・バレー、3度目は「ユキ」と名づけた美しく繊細な21歳のリュシー・バドゥ』★『夜は『エ・コールド・パリ』の仲間たちと乱ちきパーティーで「フーフー(お調子者)」といわれたほど奇行乱行をしながら、昼間は毎日14時間以上もキャンバスと格闘していた』

2008年3月15日 「藤田嗣治とパリの女たち」記事再録再編集 前坂 俊之(評論 …

no image
『2018年「日本の死」を避ける道はあるのか―日本興亡150年史』(1)前坂俊之 (静岡県立大学国際関係学部名誉教授)

  ★『2018年「日本の死」を避ける道はあるのかー ―日本興亡150年史』(1 …

no image
日本リーダーパワー史(619) 日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 ⑬福島安正のインテリジェンス②明治6年、外務卿副島種臣が支那始まって以来、直接、清国皇帝の拝謁を実現した外交インテリジェンスの秘密

日本リーダーパワー史(619)  日本国難史にみる『戦略思考の欠落』 ⑬ 『福島 …

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(151)』★『わがメモアールーイスラエルとの出会い、Wailing Wall , Western Wall 』(嘆きの壁)レポート(1)

『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(151)』  『F国際ビジネス …