湘南海山ぶらぶら日記ー逗子・岩殿寺ー泉鏡花ゆかりのお寺で坂東観音33個所の2番札所はすばらしい
2015/02/11
湘南海山ぶらぶら日記
逗子の岩殿寺ー泉鏡花ゆかりのお寺で坂東観音33個所の2番札所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%AE%BF%E5%AF%BA_%28%E9%80%97%E5%AD%90%E5%B8%82%29
http://www.geocities.jp/junreitobotobo/bandou/bandou3302.html
文豪泉鏡花とのゆかり
泉鏡花がすず女と恋に落ち、逗子に滞在していたのは明治三十五年と三十七年の夏であり、その 折よくこの岩殿寺へ二人は足を運んだらしい。そしてここの老僧に親近して、のちに参詣者の憩い にと鏡花は瓢箪池を寄進した。
この池の端を通って境内右手の熊野社の前を抜けて裏山に登ると、四阿「瑞光亭」からの眺望が すばらしい。逗子の海岸、三浦半島、房総半島までが一望のうちにおさまる。鏡花が『春昼』とい う作品の中で「此の山の裾にかけまして、ずっとあの菜種畠の辺、七堂伽藍建て連らなって居りま したそうで」と書いているが、かつてはこの山の周囲にわたり広大な寺域をもっていたことが偲ば れる。『板東霊場記』に「南海渺焉として目力をほしいままにする」とあるのがうなずける。 「時移り世衰え、此の寺の何宗旨に属するも知らず、天正十九年辛卯に至り、大将軍家康公、旧証 を追て許多の田を寄附し、観音堂の領となし」と当山の縁起にあって、寺格を保っていたことが知 られるが、明治維新前後は大いに衰えた。だが現ご住持がこれを再興された。
泉鏡花と岩殿寺 岩殿寺住職 洞外正教
泉鏡花と岩殿寺との関係は、先住老僧との出合いからはじまります。
明治三十五年の夏、散策がてら来山された折、あまりにも疲れきった顔をされていたのを、老 僧が心配し、庫院に迎い入れ、茶話のうちに、四年の年月、老僧との交友がはじまったわけです。 老僧は易学にこっていたので、鏡花も来訪の都度、老僧の易を楽しまれ、ことのほか老僧の漢 詩の話に聞き入ったとのことです。この四年間の老僧との交友が、後年の鎮花文学のあの神秘な作品の基礎づくりになったことは、 作品を読めばうなずけると思います。
当初、不健康の原因となったのは、後年奥さんになられるすず夫人との師(尾崎紅葉)を裏切っ ての同棲生活にあったわけです。慢性の胃腸病に加えて強度のノイローゼに苦しんでいた鏡花で したが、適度の散策と、老僧の情熱的な茶談に、健康を回復されたわけです。こうした報恩の心 が、御夫妻をして、観音堂前に「鏡花の池」の寄進をおもいたたせたことでしょう。池づくりに は、すず夫人の御努力が大変なもので、老僧の奥さま宛に送られた手紙のうちに、読みとられま す。
http://www.bandou.gr.jp/02.htm
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