熊本・天草の「聖地巡礼」に往く①「島原・天草の乱」舞台の富岡城址などを訪れる>江藤則幸のビデオレポート
2015/01/01
<熊本・天草の「聖地巡礼」に往く①ー
ー日本最初の異文化衝突の地ー
「島原・天草の乱」の舞台の富岡城址などを訪れる>
Video Report of Eto Noriyuki
江藤則幸の「ビデオレポート」
5月29 日(木)は天草方面のキリシタン殉難の地を訪ねた。熊本市 ⇒ 三角西港 ⇒天草1号橋、天草3号橋→天草→富岡城址 ⇒アダム荒川殉教碑 天草西海岸、鬼海が浦、妙見浦 ⇒ 大江天主堂 ⇒ 崎津教会→羊角湾→妙見浦の順で回った。
天草、島原地区はキリスト教伝来の地である。戦国時代の16世紀中期にイエズス会のザビエルによって布教活動が始まったが、以来、天草、島原地区、九州各地に信者が増え、キリシタン大名も多かった。
その後、秀吉、家康によるキリスト教への黙認、弾圧、追放が交互に続き、1613年にキリスト教信仰の禁止が明文化された。1638年(寛永15年)の禁教令がだされ、翌1639年(寛永16)から南蛮(ポルトガル)船入港禁止などの「鎖国令」が出された。
この時、「島原の乱」が起きた。もともと島原はキリシタン大名の有馬晴信の所領で、キリスト教信仰が盛んだったところ。有馬は転封され、その後の大名による過酷な年貢取り立て、キリスト教の弾圧、迫害、これに飢餓が加わって肥後天草諸島の領民が起こした暴動、反乱が「島原・天草の乱」(島原・天草一揆、1637年12月→1638年4月)である。これは江戸時代初期に起きた日本の歴史上、最大の一揆、民衆暴動であり、幕末以前では最後の本格的な内戦であった。
この後、江戸幕府のキリスト教禁止の「鎖国政策」によって、宣教師や外国人は許可無しでは日本に入国出来なくなった。九州各地、島原、天草などに多くいたキリスト教信徒は『隠れキリシタン』となって、密かにキリスト教の信仰を伝えていくこととなった。
<熊本県宇城市の三角西港ーオランダ人の設計により作られた明治三大築港
の一つ。
悠久の自然を今に残す天草西海岸(天草市天草町)
★3熊本県の富岡城址ー「天草・島原の乱」では幕府側拠点となった。
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