『釣れなくてよい日記』―釣りは恋愛じゃ、釣れないほど魚、海、自然への愛が高まるのよ

睡眠不足・疲労もたまっているわ。年のせいじゃな。「今日はやめとこか」ー心中の弱気の虫をエイッと噛み殺した。
彼はカヌー、とウインドサーフィンを毎週交互にやりながら仕事もばりばりこなすわし以上にすごい人なのよ。
逗子マリーナ沖からいつものように流す。どんより天気、北風でどんどんカヌーは流される。寒い!、寒い!・・。

海水温も2度ほど昨年より低いとか、魚も動いとらんね!。
こういう日は風任せ、波任せで瞑目し、波の音に静かに耳をすまして座禅に限る。
カヌーの上で大海に正座し、臍下丹田(せいか・たんでん)(せいかとは臍(へそ)の下のこと)(丹田とは下腹部のこと)に力を入れる。
腹式呼吸で臍下丹田に鼻から静かに思い切り海の新鮮な空気を吸い込んでは、しばらくためゆっくり吐きだす。
この臍下丹田呼吸法を100回繰り返すのじゃ。腹に力を込めると身体が自然と熱くなる。
普段、多くの場合は小さな胸式呼吸しかやっとらん。「臍下丹田に力を入れると健康と勇気を得る」のよ。

少年時代の“カワガキ”で川でもっぱら泳ぎ、釣りをした思い出の数々、小学時代の初恋の彼女の笑顔・・・・「釣りは恋じゃな。中学の時、コイの夜釣りに毎夜毎夜徹夜して1週間もでかけたな。8日目に45センチの大物をやっと釣り上げた時のあの歓喜!。
釣りは恋じゃ、恋愛じゃ。釣れないほど、つれなくされるほど恋しさが募るな。あれじゃ・・」
小さいのは「またこいよ」とリリースする。相当、沖に流されてしまった。これでよいよい。遠くまで流されれば帰るまでの運動・ジョギングになるしな。最近、原稿書きでパソコンとにらめっこし、長時間座っているので、しっかり運動しなさいと言う魚たちからの暖かいエールじゃないか、と感謝する。ありがとう。

貝もカニも、ヤドカリも小魚も、海藻類も海生類も驚くほどいなくなってしまった。

生物がわいている、トトロの真っ黒クロスケのような、海のイロイロイロスケが材木座の海岸、和賀江島周辺にはとくにウジャウジャいたのに・・・・いまや完全に死の海じゃね。レイチェル・カーソンの「
沈黙の春」ならぬ「沈黙の海岸」「沈黙の海」なのじゃ。子供たちにこんな海にしてしまったわれわれ老人の責任を感じながら、トボトボ家路についたのよ。
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