前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

『鎌倉通!』「流鏑馬」(やぶさめ)はサムライ武士道の真髄。流麗、勇壮な流鏑馬イベント(鶴岡八幡宮』(4/21)

   

 『鎌倉通―とっておきのネタを紹介!』

「流鏑馬」(やぶさめ)を見ずして、サムライ武士道は理解できない。流麗、勇壮な古式ゆかし流鏑馬イベント(鶴岡八幡宮

13/4/21の動画)

 

         前坂 俊之(ジャーナリスト)

この日の朝方は大雨、強風、気温低下という悪コンディションだったが、午後1時の神事のまえには願いがかなったのか雨風共におさまった。華麗、流麗、勇壮な古式ゆかしい「流鏑馬」のサムライ・イベントが行われた。多くの外国人観光客が感嘆の声をあげていた。

http://www.japanesemission.com/default

http://maesaka-toshiyuki.com/

流鏑馬(鏑流馬、やぶさめ)とは、疾走する馬上から的に鏑矢(鏑矢)を射る、中世日本での伝統的な戦法、騎馬の武士が戦場で敵を打つ技術です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E9%8F%91%E9%A6%AC

当初は「矢馳せ馬(やばせうま)」と呼ばれ、時代が下るにつれて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれる。

「流鏑馬」は起源が古く、六世紀の半ば神事として始まり、平安時代では、馬上における実戦的な弓術として、宮廷の公事として年々催されておりました。

鎌倉時代の歴史書「吾妻鑑」によると、源頼朝が鎌倉に幕府を開き、全国の統一を果たしたので、天下泰平を祈願するため文治3年(1187年)815日、鎌倉八幡宮の宝前で「流鏑馬」を催し、以来源家三代を経て文永3年(1267年)まで、毎年の如く行われた。

鎌倉時代には武士のたしなみ、武道のけいことして幕府の行事に組み込まれたことも含めて盛んに稽古・実演された。北条時宗の執権までに鶴岡八幡宮には47回奉納された。

 

流鏑馬の行事スケジュールは、次の通りである。

 

まず【天長地久の式】(てんちょうちきゆうのしき)から始まる。奉行は、諸役の前中央に進み、乗馬して左へ3回、右へ2回馬を回して中央の位置で馬を止め、鏑矢を弓につがえて、天と地に対して満月の弓を引き「天下泰平、五穀豊穣、国民安堵」を祈る。奉行、射手、所役は行列を組み馬場に進む。

 

卯木は予行演習の【素駆】(すばせ)を行う。馬場に入り奉行は記録所に上がり、諸は各部署につく。射手は、馬場上の馬溜りに集合する。扇方は馬場内の安全確認し、準備完了を扇を振って合図する。奉行は、「破之太鼓」を打ち、スタートを知らせて射手は、馬場に全速で馬を走らせる。


 

<馬場>

馬を疾走させる直線区間260mの流鏑馬道を疾走しながら、3っの的を射る勇壮かつ古風な、武田流流鏑馬 馬場に進行方向左手に間を置いて3つの的「式之的(しきのまと)」が立てられ、馬場から的までの距離は5m前後、的の高さは約2m前後、それぞれの距離に、射手(いて)は仮装束を纏い、は馬を全速力で走らせながら腰の鏑矢を引き抜いて重藤(しげとう)の弓につがえ、一の的から次々に射て馬場を駆けぬける。これを決められた回数繰り返す。

 的は一尺(30センチ)八寸四方で、槍板の上に白紙を張って青、黄、赤、白、紫の5色であらわし、的の後ろに四季の花を添える。

鶴岡八幡宮では馬が駆け抜けるための馬場の整備が行われますが、この馬場の幅は56メートルと狭い。馬場の周囲に見物客が溢れるため、狭い馬場で手綱さばきを行いながら3つの的に命中させるという事は、射手にとっても非常に難しいものという。

 - 湘南海山ぶらぶら日記 , , , , , , , , , , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

『日本の運命を分けた<三国干渉>にどう対応したか、戦略的外交の研究講座⑤』『米中対立は台湾有事に発展するのか』『130年前の日清戦争と同じ』★『頑迷愚昧の一大保守国』(清国)対『軽佻浮薄の1小島夷(1小国の野蛮日本)と互いに嘲笑し、相互の感情は氷炭相容れず(パーセプションギャップ)が戦争に発展した』『トランプの政策顧問で対中強硬派のピーター・ナヴァロ著「米中もし戦わば」(戦争の地政学)と同じ』

逗子なぎさ橋珈琲テラス通信(2025/11/08am700)   &n …

no image
『Kamakura Best Surfin』(7/12-15)『台風7号の接近で、材木座、稲村ヶ崎などにBig Wave.襲来だね!?』

  ◎『夏だ!海水浴だ、サーフィンだ。いざ鎌倉へ!』 &nb …

no image
『鎌倉サーフィンチャンネル(10/12夕)』『ついに来た!台風19号稲村ヶ崎モンスターウエ ーブを午後4時半ー日没まで撮影、迫力満点!

        『鎌倉サーフィ …

『オンライン講座・100歳べストセラー作家の宇野千代の逆転人生名言10訓』★『トシのことなんか一度も考えたことがないわ」』★『何歳になってもヨーイドンー私はヨーイドン教の教祖なのよ。』★『九十八歳で、『私何だか死なないような気がするんですよ』』

  ●宇野千代 98歳(1897年11月28日~1996年6月10日) …

no image
鎌倉天然生活・海の恵み丸かじり→材木座海岸でワカメ拾い散歩→ワカメ簡単料理法→健康ワカメの玄米長寿朝食の出来上がり

「鎌倉カヤック釣りバカ日記・番外編」   鎌倉天然生活・海の恵み丸かじ …

no image
★『鎌倉釣りバカ人生30年/回想動画記』⓹★『鎌倉カヤック釣りバカ/筋トレ/海上禅」!』★『鎌倉ロハス・地産地消・釣ったカワハギを絶品「健康カワハギ茶づけ」にする。して、100歳めざせ

  2014/11/18  百歳学入門(102)記 …

no image
『オンラインGoTo トラベルで熊本県に行こう』★『阿蘇山周辺をドライブして、コロナ撲滅を天に祈り、世界中のコロナ鬱を噴煙とともに吹き飛ばそうよ、スカッとするぜ!』(202/10/18)

   To Travelで日本一雄大な阿蘇山周辺をドライブし …

no image
サーファーズパラダイスKamakura!『寒くてサーフィンを撮りに行けない日は海外ビッグサーフィンを見てスゲーぞ、オー・ゴッド!(11/14)

 ★<サーファーズパラダイスKamakura!>   ◎『寒 …

no image
小坪沖のカヌー釣りは30センチの巨メバル、キス、ベラの大漁じゃよ

小坪沖のカヌー釣りは30センチの巨メバル、最高じゃ 前坂俊之(カヌーフィッシング …

no image
『F国際ビジネスマンのワールド・カメラ・ウオッチ(201)』-冬の京都・三千院、比叡山延暦寺、湖西の石山寺、三井寺を周遊、『この数年ヨーロッパばかり回り、石造り建築の露骨な存在感に食傷しておりましたので、自然と一体となった日本の寺院建築の楚々とした佇まいに改めて魅了されました。』

    2017/02/23 &nbsp …