『リーダーシップの日本近現代史』(87)記事再録/★『単に金もうけだけの頭の経済人はゴマンとおり、少しも偉くない。本当に偉いのは儲けた金をいかに遣ったかである。儲けた金のすべてを社会に還元するといって数百億円以上を社会貢献、フィランソロフィーに遣いきったクラレ創業者・大原孫三郎こそ日本一の財界人だよ①
日本リーダーパワー史(280)
<クイズー日本で最も偉かった財界人は一体誰か? ① >
<以下は 書いた。>
目下、私の書斎での毎日の日課といえば数万冊に膨れ上がって、歩く場所もないほどの蔵書の山の整理である。これまで半世紀にわたって書いてきたスクラップや雑誌原稿、新聞記事もどんどん処分している。
そんな作業の中で、『大原孫三郎』について1991年にある雑誌に書いた茶色に変色した記事が出てきた。今や『大原孫三郎』は世界的な存在となっているが、ちょうど20年前のバブルの絶頂期に警鐘を鳴らす意味で書いたこの原稿をあらためて読みなおしてみると、いくつかの歴史的教訓が含まれていて、大いに役に立つとおもわれる。その意味で、以下に原文のままで紹介します。
こうした考え方から、1918年(大正七)、孫三郎は近代的な大病院の計画を決意した。すでに従業員、家族は一万人を超えており、工場の小さな医局だけでは間に合わなかったのである。
つづく
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