前坂俊之オフィシャルウェブサイト

地球の中の日本、世界史の中の日本人を考える

*

世界/日本リーダーパワー史(894 )ー『米朝会談前に米国大波乱、トランプの狂気、乱心で「お前はクビだ」を連発、国務省内の重要ポストは空っぽに、そしてベテラン外交官はだれもいなくなった。やばいよ!②」

      2018/03/17

 世界/日本リーダーパワー史(894)

トランプ政権の北朝鮮専門家、広報部長、スタッフが相次いで退任

「アメリカの対北朝鮮交渉の責任者を務めるジョセフ・ユン北朝鮮政策特別代表が3月2日に退任を発表した。ジョセフ・ユンは2016年10月にオバマ大統領に北朝鮮政策特別代表に任命され、朝鮮半島に関するアメリカの外交を牽引する存在。

トランプの強硬的は発言が続いても「われわれは対話を望んでいる」と何度も語っていた。今後の米朝交渉で重要な役割を果たすと見られていただけに、トランプの強硬路線に反発しての辞任なのでしょうね」

米国のユン北朝鮮担当特別代表が退任へ、「個人の決断」
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2018/02/208779.php

 

焦点:北朝鮮危機の時間切れ迫る、対話模索する米代表の孤立無援
https://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-diplomacy-idJPKBN1D70GD

 

「続いてトランプ大統領が最も信頼する最も古くからの側近、ホープ・ヒックス広報部長(29)も2月28日に突然、辞任を発表した。ヒックス氏は前日、2016年の米大統領選へのロシア介入疑惑を巡り非公開で行われた下院情報委員会の公聴会に出席し、その後にやめると発表した、これはロシアゲート事件の関係のからの辞任とみられます」

ホワイトハウス広報部長が辞任へ トランプ政権4人目
http://www.bbc.com/japanese/43237154

https://jp.reuters.com/article/usa-trump-hicks-idJPKCN1GD3MX
「そしてお次は3月2日に予防攻撃「鼻血作戦」を主張していた「米国防総省、マクマスター補佐官への辞任説が飛び出した。もし、これが事実となれば、外交路線の勝利で、強硬派の退陣ニュースのリークなのでしょうね。

こうしたトランプ政権スタップの総崩れはトランプへの行動への不信感のあらわれです、一体この1年で、何人のスタッフの交代があったのやら。いまだに国務省内の多くのポストが空席のまま埋まらないのをみると、全くの機能不全に陥っている。

政権の1年目の離職率では、トランプ政権が34%と断トツに高い。」

トランプ政権のマクマスター新補佐官、安全保障に食い違いhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7040.php
「“本物の狂気”と憂慮の声、トランプ政権の混乱極まる(佐々木伸 ・星槎大学客員教授)」(wedge3月号)によるとhttp://wedge.ismedia.jp/articles/-/12148

 

「何が起きるか誰も分からない」(米紙)という視界不良状態。大統領の暴走を止められない制御不能なスパイラルが極まってきた。 米メディアによると、このところのトランプ氏のイライラと孤立感は募り、寝室で3台のテレビ相手にケーブルニュースのチェックに没頭する毎日。

友人らは同氏の精神状態を憂慮、ワシントン・ポスト紙によると、友人の1人はそのもようを“本物の狂気”と形容した、という。この座談会で一貫して主張しているように、トランプは認知症患者そのものの、情緒不安定、暴走暴言老人と言わざるをえないね」

「それに、トランプは大統領の資質には完全に欠けているが、テレビの人気タレントで、大衆向けのショーマンシップはあるので、過激発言、ジョークは手慣れたものです。

3月3日、ワシントンで開かれた報道関係者との夕食会で演説し、北朝鮮と米国は「いずれ会う。前向きなことが起きるか様子を見る」と発言したかとおもうと、自虐ネタも披露し、ホワイトハウス高官が相次いで辞任している点に言及し『私は人の入れ替わりや混乱が好きだ。次に去るのは誰かといえばメラニア(夫人)か」

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-445932/と述べ、会場の笑いを誘った、という。
なにをかいわんやですね」

 

世界/日本リーダーパワー史(893)米朝会談前に米国大波乱、トランプ乱心でティラーソン国務長官、マクマスター大統領補佐官らを「お前はクビだ」と解任、そしてベテラン外交官はだれもいなくなった!http://www.maesaka-toshiyuki.com/war/28958.html

 - 人物研究, 戦争報道, 現代史研究

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
★よくわかる日本原子力導入の歴史ー『日中原子力テクノロジー再考』・山口直樹(北京日本人学術交流会、北京大学)

    第32回北京日本人学術交流会   原子力を …

no image
『リーダーシップの日本近現代史]』(24)-記事再録/日中韓/異文化理解の歴史学(1)(まとめ記事再録)『日中韓150年戦争史の原因を読み解く(連載70回中1ー20回まで)★『申報、英タイムズ、ルー・タン、ノース・チャイナ・ヘラルドなどの外国新聞の報道から読み解く』●『朝鮮半島をめぐる150年間続く紛争のルーツがここにある』

日中韓異文化理解の歴史学(1)(まとめ記事再録)『日中韓150年戦争史の原因を読 …

no image
『リーダーシップの日本近現代史』(336)-「日本の深刻化する高齢者問題―大阪を中心にその貧困率、年金破綻と生活保護、介護殺人、日本の格差/高齢者/若者/総貧困列島化を考える」★『一人暮らしの高齢者の全国平均は26,8%、大阪は41%、東京23区は36%』(中)

2016年(平成28)3月24日  講演会全記録   「大阪の高齢者問題―貧困率 …

no image
『オンライン/新型コロナパンデミックの研究』★『 新型コロナ、大災害多発、世界大恐慌の襲われる地球世界(上)』★『米国の感染者は330万人を突破、なぜ、アメリカが最悪なのか』★『米中新冷戦のエスカレート』 

 新型コロナ、大災害多発、世界大恐慌の襲われる地球世界(この分析は7月 …

no image
速報(44)『日本のメルトダウンを止める』◎海外の視点、意見に目も心も開けー(米国、フランス、ベトナムなど)

速報(44)『日本のメルトダウンを止める』◎海外の視点、意見に目も心も開けー(米 …

no image
記事再録/知的巨人たちの百歳学(119) 江崎グリコ創業者・江崎利一(97歳) 「健康第一の法」「噛めば噛むほど、うまくなる」 『健康法に奇策はない』

知的巨人たちの百歳学(119)  江崎グリコ創業者・江崎利一(97歳) …

no image
日本メルトダウン(930)『1000年単位の歴史観を持てば未来の潮流が見えてくる』●『北朝鮮化し始めた中国の言動 孤立路線の行きつく先は?』●『経済対策の財政措置13兆円、事業規模28兆円超-安倍首相が表明』●『コラム:ロシアではうそが武器、ドーピング問題は氷山の一角』●『日本人女性寿命、世界一から転落』

日本メルトダウン(930) 1000年単位の歴史観を持てば未来の潮流が見えてくる …

no image
世界/日本リーダーパワー史(966)ー『トランプ大統領弾劾問題と米中テクノナショナリズムの対立(上)』★『トランプとロシアとマフィアの三角関係』★『政治ショウ化した弾劾裁判のむつかしさ』

世界/日本リーダーパワー史(966) トランプ大統領弾劾問題と米中テクノナショナ …

no image
◎<タイ駐在の若きM国際ビジネスマンのアジアレポート➀>『タイの経済/生活ぶりは・・大卒の初任給が20,000バーツ/月。約7万円です』★『日産Note(小型車)で70万バーツ。月給よりも高いスマートフォンもこちらでは当然、生活必需品で、皆、ムリして買っています』

  <タイ駐在の若き国際ビジネスマンのアジアレポート➀>    野水弘 …

「Z世代のためのウクライナ戦争講座」★「ウクライナ戦争は120年前の日露戦争と全く同じという歴史ニュース」★「日露戦争開戦1ゕ月前の『米ニューヨーク・タイムズ』の報道』★『日露戦争の行方はロシアは敗北する可能性が高い』★『ロシアの対日戦の必然的な目的である朝鮮征服にロシアはあらゆる不利な条件下で臨むことになろう』

2017/01/09    『日本戦争外交史の研究 …