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『Z世代のための米大統領選挙連続講座①』★『バイデン大統領(81歳)対トランプ前大統領(78歳)の「老害・怨念デスマッチ」

      2024/07/13

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世界、日本リーダーパワー史(932)

6月27日、CNN主催の大統領選討論会では、バイデン氏(81歳)は「か細く、つぶやくような声、ときおり浮かべるうつろな表情。バイデン氏は討論の序盤、明らかに精彩を欠いていた。「億万長者」と言いたかったところを「兆万長者」、「5000億ドル」を「5億ドル」と間違って言うなど、何度も口ごもった」

一方、トランプ氏(78歳)は「バイデンは何を言ったのか分からない。きっと彼も分かっていないだろう」。約90分に及んだ討論で、言い間違いが目立ったバイデン氏」をこう揶揄。「バイデン氏とは対照的に精力的な受け答えを見せたものの、司会者の質問に答えずに自説を展開。犯罪や移民問題でいつもの誇張や虚偽に満ちていた」(ワシントン・ポスト紙)など不規則発言も多かった。

このCNNの討論会直後の世論調査によると、「バイデン氏勝利」と評価する回答は33%、「トランプ氏勝利」は2倍の67%だった。CBSなどの世論調査で「もバイデンは出馬するべきではない」という回答が72%にのぼり、「出馬するべきだ」(28%)を圧倒した。「バイデン氏が大統領として仕事ができる精神健康と認知力を持っていると思うか」という質問にも72%が「そうは思わない」と回答した。

一方、ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が7月3日公表した世論調査によると、トランプ氏とバイデン氏の争いではトランプ氏が49%。バイデン氏が43%とその差は6ポイントに広がった。

・ニューヨーク・タイムズはバイデン大統領の撤退を求めた

こうした討論会の結果を踏まえて、米紙ニューヨーク・タイムズの論説委員会は6月28日、バイデン大統領の低調ぶりを受け、選挙戦から撤退するよう求める社説を掲載した。

「バイデン大統領に偉大な公僕だった頃の面影はなかった。2期目に何を達成するつもりなのかうまく説明できず、トランプ氏の挑発に対して反応に苦慮した。トランプ氏のうそや失敗、背筋の凍るような計画について説明責任を問うこともままならなかった。発言を最後まで言い切れない場面が一度ならずあった」と記した。 さらに「今のバイデン氏にできる最高の公共の奉仕は、再選に向けた選挙戦を継続しない意向を表明することだ」と忠告した。

これに対して、バイデン氏は「自分は若くないことは分かっている。以前ほど楽に歩けない、以前ほど滑らかに話せない、以前ほどうまく討論できない」と同時に「この仕事をやり遂げられると心の底から信じていなければ、再出馬はしない」と述べ、選挙戦の戦い続ける強い決意を示した。一方、トランプ氏は6月30日、「バイデン氏の問題は年齢ではなく、能力だ」とし、前日の討論会で「米国を破壊しようとしている男に対して大きな勝利を収めた」と語った。

  • トランプ前大統領の「免責特権」を認めた連邦最高裁判決

7月1日、米最高裁はトランプ前大統領が2020年大統領選の結果を覆そうとした事件をめぐり、大統領在任中の公的行為に関しては免責されるとの判断を示した。公的行為に当たるかの審理は連邦地裁に差し戻され、11月の大統領選前に初公判が開かれる公算はほぼなくなった。

これに対してバイデン米大統領はトランプ前大統領の「免責特権」に関する連邦最高裁の判決を「危険な前例であり、『法の支配』を損ねる」と痛烈に批判。大統領は自らの権限を(法ではなく)自分で決定できるようになる。国民は異議を唱えるべきだ」と反発。国民は投票の前に(事件に関し)何が起きたかを知る権利がある」と強調したが、トランプ有利の風が吹いている。

また、米ブルームバーグ(7月2日)によると、先週の討論会の結果、バイデン大統領再選の可能性は低下したと受け止められており、ウォール街のストラテジストらは顧客に対し、スタグフレーション(景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行すること)に備えるよう促した、という。
  • バイデン氏交代論が民主党の一部から噴出!

バイデン氏が討論会で精彩を欠いたことで、一部の民主党員からはバイデン交代論が急浮上してきた。トランプ陣営は2004年以来共和党の大統領候補を支持していないバージニア州のような民主党支持の州でも勝利の可能性を高まるとみて、「もしトラ」から「ほぼトラ」「確トラ」への可能性が1段とレベルアップした。

つづく

材木座海岸はゴミの山に埋まる、海洋温暖化がひどい

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